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巡礼日 2012.11.22 掲載日 2014.1.8
「大南神社」付近に標識が有り、英彦山・頂上へ行けるとなっていましたが、「鬼杉」付近の標識では「九州自然歩道」が有り別方向を指さしてます。
遭難した記録をみると、迷いやすいオトロシイ所らしいので、ここは安全策を取り「九州自然歩道」標識の所まで戻りましたが、結果的には同じ道へ出て途中に標識が有ったので、わざわざ確認しに戻っちゃった。
その付近で、今朝、英彦山神宮・奉幣殿の鳥居から上って行った3人グループと出会い、少し遅れてオババ二人とジサマも降りて来ます。
その付近からは石・岩だらけの、うっかりすると、どれが道かわからん状態で、こりゃあぁ・・中学生やカップルが道に迷うのは、わかるような気がする。
上って行くのは、何とか道スジの目安が付きますが、下って来るのは、少し間違えると方向がアサッテの所へ行く可能性が有って迷うかもしれまへん。
参拝ノートによると、女子中学生達は助けを呼ぶため大声を上げながら雨の中を降りて「大南神社」にたどり着いたと書いてありました。
薄暗くなった静かな山奥で、目標物も見つからず・・
石・岩の道と思われる所を下りながら、この先どのような場所になっているのかもわからず・・・
どんなに心細かった事でしょう・・泣きたかったと思う・・・英彦山、恐るべし・・あなどるべからず。
その石・岩だらけの所を上がっていると、動物の白骨化した頭蓋骨が石の上置いて?有りました。
自然に頭の方だけ岩の乗っかって白骨化したのか・・それとも、だれかが、わざわざ置いたのか・・もし意識的に置いたのならば、わざわざ通り道に見えるように置くのも、置く方だが、形からみて「イノシシ」の子供じゃないかなぁ。
先に行ってた越後屋に白骨が有ると教えてやると、上がるのに一生懸命で気付かなかったらしく、足場の悪い所なのに、わざわざ白骨を見るために下りて行きました。
その物好きな野次馬コンジョは、大したもんで見習わんとアカンと思う。
きっとσ(*_*)だけが見て、自分だけが見なかったら、損した気分になるからだろうけどね。(^O^)
少し上がると「材木石」があり、その付近までが石・岩だらけの上り坂でしたが、それからは普通の山道になり、ホッとして喜んでいたら、ゲッ!!・・岩に長い鎖場が・・
ワアァ~ン(T_T)・・・そんなの聞いてなかったぞぉ・・・
観光案内図にも、そんなの全然載ってないぞぉ・・・
登山靴じゃなくて、いつものようにツッカケ(健康サンダル)で来ちまったぞぉ・・
越後屋がウロたぇ、始めたぞぉ・・
と・・「ぞぉ・・」の思いが、いっぺんに一杯出たぞぉ・・・
さすが修験道の山、英彦山・・今まで各地霊場の鎖場を経験したが、この場所の鎖場が一番長く危険で、過去の鎖場なんてカワイイもんでした。
しかし、そこからの展望・景色は良かった・・見渡すユトリが有ればの話しですが・・。
でも・・よくこんな所を、女子中学生やカップルが、薄暗くなって下りて来たと思う不安で怖かっただろなぁ。
二箇所ばかしの鎖場を上がると、普通の山道になって英彦山「南岳」の頂上に着きました。
コンクリの建物は「見晴らし台」となっていたが、危険のため上がれなかった。
尾根を隔てた、向こう側の山に「中岳」の「上宮」が見えます。
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