HOME > 全国各地の霊場巡り「目次」 > 「九州西国33観音霊場」目次と地図 > 18 竹 楽
巡礼日 2012.11.16 掲載日 2014.2.4
実は前日に「竹田駅」前の駐車場で車泊したのですが、その時に「明日から3日間「竹楽祭り」が有るので、駅駐車場には明日からは止められない」と言われました。
「自転車で九州西国33観音霊場の巡礼旅行しながら阿蘇へ向かっており、その中継地として、どおしても竹田に車を置く必要が有る。」と事情を話して、他に車を置く場所がないかを尋ねると、親身になって相談にのってくれます。
「明日は、4時からイベントが始まるので、それまでならば何とか置けるのだが・・」
「翌日は汽車に乗る予定だ」と言うと「列車利用者・・」と言うことで、月極の駅駐車場に融通を利かせて置かせてもらうことができ、ありがとうございました。
この時は「竹田・竹楽祭り」なんて有る事は知らなく、偶然にも祭り前日に「竹田」に車中泊したのです。
その後、食事をしに竹田市街地に出て、店でパンを買った時に、店のアンチャンに明日の「竹楽祭り」のことを尋ねると
「夕暮れから3時間しか蝋燭が持たないので、消えたら、それでおしまい。 観光バスも1時間ほど見たら、すぐに出発する位に盛況だ。
今は閑散としているが、明日からは屋台が一杯出る。
毎年、土曜日は土砂降りの雨になるジンクスがあり、これは市長が悪いからだというウワサがある。(^O^)」
「そか・・市長が悪いヤツなのか・・(^O^)ダハハハ・・・」「ウワサだけどね。(^_-)ヘヘッヘッヘッ・・・」
冗談だと思いますが、なかなか面白いアンチャンでした。
「竹田」市街地の「隠れキリシタン洞窟礼拝堂」へ行ってみると、「竹楽祭り」の準備をしており通路に竹を設置してます。
作業していた人に聞くと、
「キリシタン礼拝堂は、最近までは中に入れたが、今は入れなく、下の二つの穴が出入りする穴のようだ。
横の崩れかかった大きい穴は、神父が住んでいた居住跡だ。
今でこそ礼拝堂や洞窟がハッキリとわかるが、当時この附近は竹が鬱蒼と茂っていてわかりにくかったらしい。
近くに武家屋敷もあり、当主もキリシタンだったので、お目こぼしをしてたのだろう。
この場所の灯りを見る時間は、5時半頃のうっすらと暗くなる頃が良い。
竹を設置するよりも、中のロウソクに火を点ける方がタイヘンだ。」と説明してくれました。
一度、駅前に置いてある車まで戻り、「竹楽祭り」を見物するため早めに夕飯を食べました。
夕暮れでまだ明るいですが、蝋燭に火が灯ってます。
キリシタン礼拝堂へ行ってみると、竹に十字の飾りが入ってる竹にも火が灯って、当たり前だけれど十字架模様が見えます。
ウロついてると暗くなり、デジカメで撮りましたが、フラッシュでは面白味が無く、フラッシュ無しにすると手ブレが起きます。
何かに固定して写せば良いのだが、こおいう場合は三脚が必要ですねぇ。
武家屋敷通りを歩いてると、家の中から三味線が聞こえて来ました。
ええですなぁ・・何の曲か知りまへんが、シンミリとして情緒が有ります。
これで琴や尺八も、どこかの家から漏れ聞こえて来ると、もっと良いのだが・・・
広瀬神社前には、ギッシリと人が座っており、撮影に良い場所には三脚を置いて長時間ネバッてるのが居たので、わざと「あの三脚がなければ良いのに、邪魔だなあ」とボソッと言ったら、聞こえたらしく側に立っていた持ち主が座ったので思わず笑った。
あっ・・いや・・座るのも良いが、使わない時くらいは三脚をしまえよ。(^O^)
一回りして、だいたい「竹楽祭り」要所は見れましたが時間が有り、たぶんもう二度と見る機会は無いだろおと思ったので、もう一度グルグルと町中を回りました。
バスで1時間ほど見て、サッサッと帰って行くという意味がわかり、それ位の時間で、ゆっくり竹田市内を一回りでき「竹楽祭り」を見れます。
以下、広告です。
どんどん絵を描くことが好きになる!! 楽しく学んで、どんどん上達 上西先生の水彩画教室⇒詳細はこちら |