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巡礼日 2012.11.19 掲載日 2014.2.11
高千穂の「道の駅」へ行き、情報センターで高千穂のガイドマップをゲット。
ついでに日帰り温泉の場所を聞き、「道の駅」の売店では3時半から弁当が半額になるという、耳寄りな情報もゲット。!(^^)!
さらに近くの「高千穂神社」では、毎晩8時から「夜神楽」があり、7時半より受付開始という情報もゲット。
「夜神楽」をやってたのは知らなく、せっかくだから、どんな神楽が、ぜひ見てもなくっちゃあぁ。
と・・情報センターでは、情報を一杯ゲットする事ができ、ありがとさんでした。
道の駅・売店には細かい模様の「切り紙」が貼ってあり、ここら辺の風習なのでしょうか。
まずは教えてもらった半額の弁当を買い求め、「日帰り温泉」へ行って一風呂浴びた時、越後屋の情報で「夜神楽は毎晩、満席になるので早く行った方が良い」と地元の人が教えてくれたらしい。
失礼ながら、せいぜい「高千穂峡」程度しか観光資源が無いような山の中だから、観光客は少ないと思ってたのです。
半信半疑で「高千穂神社」へ行くと、マイクロバスからゾロゾロと客が下りて来て・・あらららららっ・・・情報は本当だったんだ。
急いで入場券を買い求め、7時半受付なのに部屋は1/3ほど埋まってました。
先程のマイクロバスから下りた客と、部屋に入り先陣争いをしながら前に座りました。
しかし、二列ほど前に座っているハゲ頭のジジイがジャマになり、果たして「夜神楽」が見れるかなぁ。
いっその事、窓際へ移動して立って見た方が全体が見れるかもしれんと思ったが、そう思っているうちに部屋が満席になっちまった。
時間になり「夜神楽」が始まり、やはり神主の祝詞とお祓いが先に有ります。
「夜神楽」は始めに「手力雄命」が、天照大神が隠れている「天の岩戸」を探す「手力雄の舞」が有り、次に「ウズメ命」の舞。
次いで手力雄命が再び表れましたが、最初の面と違って天狗のような赤い顔をしてます。
「天の岩戸」を閉ざす岩を持ち上げた時には拍手が湧き、岩が1枚だけかと思ったましたが、2枚の岩を持ち上げたので、「天の岩戸」は2枚有ったの?。
最後に「夜神楽」の「御神躰の舞(国産みの舞)」が有り、「イザナギ・イザナミの2神が酒を作って仲良くする」・・とチラシに書いてあります。
「イザナギ」「イザナミ」の2神が桶やら何かを持って表れて作業風の舞をしたが、これが酒作りを表しているらしい。
そのうち「イザナギ」が「イザナミ」の肩を揉んであげ・・・その手が・・やがて胸に・・その瞬間、「イザナミ」が「なに、すんねん!!」とばかりに、その手を払い退けて、ハリ倒し・・観客はドッと笑います。
神楽と言うよりは、コッケイバージョンの笑いで盛り上がり、「イザナギ」が舞台上から投げキッスしたり、手を振ったりして大衆演芸(行った事が無いけど・・・)のような感じです。
そのうち「イザナギ」が酒に酔っぱらった感じで客席に下りて来て、オバハンと握手してましたが、そのうちオバハンを抱擁し始めたりしたので・・・
おっ!!・・これから会場内で、くんづ・ほぐれつの大乱交パーティが始まるんか?!・・ワクワク・ドキドキ!!しました。
なんつうても「御神躰の舞(国産みの舞)」は「国産みの舞」「夫婦円満を象徴している」とチラシに書いて有るもんだから、すっかりその「夫婦円満」の単語に期待しちまい、ワクワクしていたが・・さすがに押し倒して、ヤヤコシイ事まではしなかった。
残念じゃったのおぅ・・・・(^O^)ワハハハハハ・・・
しかし、ええなぁ・・σ(*_*)も、その役をやらせてくれんかなぁ・・普通の時に、そんな事したらドツカレて新聞に出るじゃろなぁ。
「イザナミ」も客席へ下りて、オジンと握手したり抱きついたりして、さすがに男神・女神は、それぞれ相手する人を使い分けてます。
隣のオバハン達4~5人組が、声をそろえて「イッザナギち~ゃあぁ~ん~・・」と呼びかけ、おっ!!・・・オヌシ達、場慣れしとるのぅ。(^O^)
呼びかけられると「イザナギちゃん」が近寄って来て、オバハン達は「キャアァ~・・」と歓声を上げて群がって握手を求めます。
どちらかと言うとオバハン達の方が雰囲気に載って喜んでおり、オジサン達の方はオトナシかった。
オジサン達にしてみれば、永年つちかった知性と教養、メンツ・威厳などがジャマしちまい、恥ずかしくてオバハン達のように、素直に本能のおもむくままの行動出来んのか、それとも相手がストリップ劇場のように若い娘でないためか・・・(^O^)。
会場は笑いの渦で一体となり、けっこう面白く、久々に腹の底から笑える物を見たと思い、この「夜神楽」の「御神躰の舞(国産みの舞)」は絶対に一見の価値が有り、お勧めします。(^O^)
後で越後屋が言うには、抱き付いたりした人には、その場で、そぉ~っとアメ玉?1個を渡していたらしい。
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