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巡礼日 2012.11.20 掲載日 2014.2.15
高千穂神社へ行き、境内の階段を上がって行くと神楽の音が聞こえ、昨夜の「夜神楽」の続きでもやってるのかな?
「高千穂神社」拝殿内を見ると椅子に20人ほど座って、4人の白装束を着た若者が神楽を舞っており、参拝客の祈願らしく、もおちょっと早く来れば良かったなぁ。
しばらく見ていて神楽が終わったが、次の神主の話が長いので境内を一回りしましたが、昨夜「夜神楽」を見た「神楽殿」は、静かなもんです。
「高千穂神社」本殿の彫刻は、太鼓を叩いて酒を飲んでるようなような図柄ですが、「天の岩戸」前でやった宴会の様子なのでしょうか?
回廊に有る裾の彫刻は、鍾馗様のようなのが飾ってあり、「鬼八」を退治した神様らしい。
神主さんの話がやっと終わり、参拝客がサッサッと拝殿から出るのを待ち、神主さんに尺八参拝の許可を得ました。
「高千穂神社」拝殿での尺八参拝が終わると、後片づけしていた神主さんが、わざわざ近寄り 「いい音色でしたね。もっと聞きたかったのですけれど、次の参拝客が来ますので・・」と言いながら椅子の整理をします。
巫女さん達も手伝いながら、笑顔で会釈してくれました・・わあぁ~い・・!(^^)!
越後屋が言うには、境内で先ほどの参拝客相手に神主が話の続きをしていた時に、尺八の音が聞こえ始めたので、和服を着たオバハンが、どこから聞こえるのだろお・・・と音源を探していたらしい。
「天岩戸神社」駐車場で案内図を見て、境内を掃除していた神主さんに「西本宮」と「東本宮」の違いや「天安河原」の行き方等を尋ねると親切に教えてくれました。
「天岩戸神社」駐車場には、岩を持ち上げてる「天手力雄命」が、「どおじゃあぁ~・・」と言わんばかしに立っています。
まずは「天岩戸神社・西本宮」の社殿で尺八参拝しましたが、昨日失敗したように曲の終わり付近で、やっぱり咽せちゃった。
参拝客が、こいつはここで何しとるんじゃ?・・とジロジロ見てるのにぃ・・こればっかしは、どおしょうも無い。
参拝が終わったら越後屋が呼びに来て、「「天の岩戸」を見学するのに、社務所へ戻らなければならない。」と言ってきた。
受付で名前を書こうとしたら「後で書いても良い」と言われ、先程掃除していた神主さんが5・6人のグループを引き連れて社殿へ行きました。
入口の扉前でお祓いを受け・・扉が開けられて中に入ると、そこから先は撮影禁止。
木柵より対岸に見える「天の岩戸」の説明を受け、幅10数m・奥行き9mの穴らしく、思ったよりも大きい岩屋です。
今まで見た「天の岩戸」の絵では神様の大きさから、せいぜい幅2mほどの狭い入口だと思ってたのにぃ。
正直言って神話だから「天の岩戸」なんて無いだろおと思ってたのですが、有ったのですねぇ。
「天の岩戸」入口が広いので、神様も岩戸を開けるのがタイヘンだったでしょう。
それほどの大きい「天の岩戸」でしたが、遠すぎるのと木がジャマになって、よぉ~わからず、もう一度場所を尋ねて、やっと対岸の谷筋に、チラッと穴らしいのが確認できました。
神主さんが言うには、昔は「天の岩戸」を隠している木が無くて、もっとハッキリわかったらしい。
「木を切って見えやすくするわけには、いかんのですか?」と冗談で聞いてみると「いや、それは・・自然に生えているので・・」と笑いながら答えます。
「高千穂」の地名は、ここと霧島連山の地とで2箇所有るらしく、そお言えばそおだったかもしれん・・ オッチャン、勉強してなかったので言われるまでは、ここだけかと思ってた。(^O^)
木柵より別の出口から、再び「天岩戸神社・西本宮」境内へ出て解散となりました。
これを書いてる時に調べましたら、「天の岩戸」が有る所が、全国アチコチに有るらしい。
「天岩戸神社・西本宮」神楽殿の注連縄に「切り紙」がたくさん付けてあるのを見て尋ねると、神主さんたちが、セッセッと切って結界に張るらしく、なかなか親しみの有る神主さんでした。
先ほどの受付に行き、名前を書いて二人で1000円払いました。
別に払わなくとも「天の岩戸」を見ようと思ったら出来るのですが、気持ちの問題だからね。
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