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巡礼日 2012.11.20 掲載日 2014.2.16
神話では天照大神が弟の乱暴に怒り、「天の岩戸」に入り出て来なくなり、失礼ながら今で言う「引きこもり」の元祖ですなぁ。(^O^)
きっと「天の岩戸」の中で、ブツブツ言いながらケータイとかパソコンをいじってたんだと思います。
そこで八百の神々が集まり、何とかすべぇ・・と話し合った場所が「天安河原」なのですが、それは神話の世界であって、ホンマにそんな場所が有ったとは思わなかった。
たぶん、「天安河原」が日本最初の「寄り合い」場所の始まりでしょう。
そこでは・・・今年は不作で、このままではネングが払えねぇ・・家に帰れば、しわくちゃのカカアと、腹をすかせた5人のガキが口を開けて待ってる・・とか・・何とか言いながらの話し会いだったと思います。
「天岩戸神社・西本宮」より土産店の前を通って「天安河原」へ行く途中、道端で托鉢のカッコウしているのが居ました。
昔ならば、ダマサレて10円位は入れてやったかもしれんが、経も唱えずに突っ立って椀を持ってるだけなので、無視。
離れて托鉢してるカッコウの坊主を観察してると、人が通る時だけキチッと立っているが、人が通り過ぎると、そこらをヒマそうにフラフラしており・・こりゃぁ完全にニセモンですなぁ。
σ(*_*)が、その場所で代わりに尺八吹いて托鉢したら、だれか入れてくれるかな? (^O^)
川沿いの道を下りて行くと、やがて大きな洞窟の中に鳥居が有り、そこら付近が「天安河原」らしい。
この河原で「寄り合い」するには狭いのじゃないかなぁ・・とても800人もの神様が座れないと思うが・・と言う素直な感想の突っ込みは無しね。(^O^)
けっこう参拝客が次々と来ますが、途切れた頃に「天安河原」の洞窟で尺八参拝したが、やはり最後の方で咽せてしまった。
四国の「庵の坊さん」から教えられたのですが「有名な霊的箇所は、人々が自己の欲望のために祈る念が渦巻き、神霊は逃げ去ってるからかもしれない。」と言ってたので、これを尺八吹奏が失敗した言い訳しておこう。(^O^) デヘヘヘヘ・・・
ちなみに、σ(*_*)は霊とか「パワースボット」とかは、全然信じていなく気にもしませんが、神霊が今も残って居るかもしれない・・という場所の雰囲気は好きで、そおいう所は有名な場所ではなく、たいていあんまり人が行かない所で、尺八も失敗せず気分良く吹けます。
「天岩戸神社・東本宮」へ行き、ここは「天照大神」が岩戸から出てきた時に最初に住んだ所で、先程行った「西本宮」とそれほど離れていないのに、参拝客がほとんど訪れないようです。
「天岩戸神社・東本宮」駐車場入口に、「ウズメの命」が樽の上でクルクル回って踊ってます。
神話では、「ウズメの命」が踊ってる時に着物が脱げ落ちちゃい、神様が「ドオゥッ・・」と喜んで笑ったのがキッカケで「天照大神」が天岩戸から出て来ました。
σ(*_*)も、クルクル回っている「ウズメの命」が、いつ着物が脱ぎ落とすかとワクワクしながら待って見てましたが、クルクル回ってるだけで着物は脱げ落ちませんでした・・残念だったのぅ、トッツアン。(^O^)
「天岩戸神社・東本宮」階段には枯れた杉葉が落ちており、「西本宮」と違って、あんまり掃除・手入れがされていない感じです。
「天岩戸神社・東本宮」拝殿で尺八参拝しましたが今回は咽せなく、終わって振り向くと男の参拝客が一人待っており会釈しました。(一番上の写真)
「天岩戸神社・東本宮」の後ろに「御神水」の看板が有ったので見に行くと、水に杉葉が有ったので飲まなかった。
あまり参拝客も来なく寂れてる感じですが、むしろこちらの方が落ち着いた雰囲気で、もし神霊が今も逃げ去らずに残ってるならば、西本宮よりもこちらの「天岩戸神社・東本宮」方に神霊が残っていると思う。
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