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2015.9.29 巡礼 2016.9.19 UP
道の駅「みやま」で車中泊して、朝7時頃に九州西国33観音霊場の16番札所「清水寺」の麓へ行くと駐車場らしいのが有ったので、そこに車を置き旧参道を歩きました。
車一台が通れる道幅を歩くと、鳥居の所に石造りの「眼鏡橋」が有ります。
川の対岸には石仏が有るらしいが、信心が足りないので橋を渡ってまで、わざわざ見に行かなかったが、それにしても江戸時代の作なのに良くアーチ形に作ってあるなぁ。
その少し先に鉄筋コンクリート造りの寺が有りましたが、無人らしく廃屋のように見えます。
道の両脇を樹木が茂る薄暗いコンクリ道の参道を行き、ほとんどこの参道を歩く人は居ないよおで、それほどキツイ道ではありませんが、薄暗いためか陰気な印象を受ける。
そおじゃろなぁ・・・昔はこの参道も人が歩いて賑わっていたのでしょうが、今は車の時代なので札所「清水寺」近くの駐車場まで上がっちゃうから旧参道を通る人も少なくなり、そりゃあぁ寂れるでしょう。
車道の駐車場付近で、どの道を行けば良いのかわからず、ちょうど車から下りた人に札所「清水寺」への道を聞くと、そのまま車道を行けば分かれ道が有り看板も有ると教えてくれました。
車道をテクテク歩いてると、川の対岸に小さい石仏がゴロゴロ置いてあり「五百羅漢」と言うらしい。
「五百羅漢」の前を通るのが昔の参道だったよおで、その道筋の正面に山門が有りますが、今は車道が川沿いに有り、ほとんど人が通らないと思う。
なんつうても、物好きなσ(*_*)でさえも車道を通ったのだから・・・
札所「清水寺」山門付近に車道との分かれ道があり、鳥居を潜って長い階段を上がって大きい「楼門」で終わりかと思ったら、まだ先に長い階段が有り、ゲッ!!・・・
まぁ・・これ位の階段は慣れているから、どおって事は無いけれど、ジジ・ババにはキツイだろなぁ。
階段を上がっている途中から「ラジオ体操」の音が聞こえ、「清水寺」境内では若い坊さんとジジ・ババが5・6人ほど体操しています。
ラジオ体操しているのに尺八参拝すると、何が始まったんじゃ・・と思って、ジジ・ババの気が散るとアカンので、体操が終わるのを待ちました。
越後屋がジジ・ババと話したのによると、近所の人が「清水寺」境内の掃除をして体操もするのだという。
ほほおぉぉ・・そりゃあぁ・・毎日あの階段を上がって、ラジオ体操すれば足腰も丈夫になり健康を保てるでしょうなぁ。
見ていると、住職さんのラジカセで音を流しているよおです。
「清水寺」堂内に入って尺八参拝し終わり、付近を見ると球形のガラス内に造花が入ってます。
へえぇぇ・・キレイですなぁ・・ホコリも入らずアイデア賞もんだと思う。
本堂の柱付近に大きな「きじ車」が置いてあります。
最初見た時は、良く霊場等に奉納してある「足が治った」という霊験の「イザリ車」かと思いましたが、それにしては色が塗ってあるし、これで移動するのは、ちと難しいなあ・・と思ったんです。
で・・調べてみると「きじ車」と言って、九州独特の子供の遊び道具でした。
「きじ車」には三系統の種類が有り、ここの「きじ車」は「清水系」で、しかも・・あぁたぁ・・天保年間にこの清水寺の住職が作った本家本元だそうな。
知らなかったなぁ・・・説明看板でも有れば、もおちっと良く見ていたのにぃ。
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