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2015.9.30 巡礼 2016.10.7 UP
「九州西国33観音霊場」の札所寺ではないのですが、車で「善導寺」へ行きました。
何で、そんな関係の無い寺へ行ったのじゃ、ヒマだのう・・と思われるでしょう・・はい、ヒマな人間です。
実はこの善導寺は「筑紫流箏曲発祥の地」らしく、筑紫流箏曲って言うのは、ですねぇ・・・すみません、σ(*_*)も全く知りません。
筝に関して知っている事は、生田・山田流の二大流派が有り、それぞれ爪の形と琴に面しての座り方、楽譜の表記方法の違い程度です。
なもんで筑紫流と聞いても、琴の新興流派かと失礼な事を思っていました、すみません。
でも調べて見ると、筑紫流は現在琴である二大流派の先祖的な関係になるらしいです。
「善導寺」は思った以上に大きい寺で、「筑紫流発祥の地」となっているので、あちこちにその説明看板が有ると思ったのですが、云われが書いてある物が見当たりません。
とりあえず本堂が開いてたので、そこに何か関連の物が有るかもしれないと思い入り、尺八を一曲吹いて参拝した後で「善導寺」堂内を見渡しましたが無い。
「善導寺」境内をウロついてると若い坊さんが居たので聞いてみると、宝物館のところに碑があるらしい。
教えられた所へ行ってみると黒御影石で作った琴の碑があり云われが書いてありました。
側の小さい石に「箏「鳳凰」は多久市強度資料館所蔵」と彫ってあります。
「鳳凰」と名付けた琴が有ったらしく、「龍角」付近に二匹の亀が刻んでありました(一番上の写真)。
夜に「みのう山荘」の温泉へ行きましたが、これがまたわかりにくい場所に有り、地元の人に場所を聞いてやっとわかりました。
風呂上がりで外をウロついてると「YOUはどこから みのう山荘へ?」と紙が目に付き、全国から来た人がメッセージを書き写真と一緒に展示してあります。
ほほおぉぉ・・なかなか良い企画ですなぁ。
風呂から出てきた越後屋に、こんなのが有るから写真を撮ってもらおうと言って、そこに置いて有った画用紙に、汚い字で住所とHPの「遍照の響き」と書き持って行きました。
ホントは、その書いた紙をHPに載せようと思って写真を撮ったのですが、改めて見ると、あまりにも汚い字で恥ずかしく、とても載せられません。
受付のネーチャンは喜んでポロライドカメラで写真を撮ってくれましたが、その場ですぐに展示しないようで・・見たかったのだが残念。
もうここへ来ることも無いかもしれませんが、もし「みのう山荘」へ来る機会が有りましたら、汚い字で書いた紙とσ(*_*)達の写真が有るかもしれません。
これも記念ですねぇ、「みのう山荘」から見る夜景はキレイでした。
「道の駅・くるめ」で車中泊し、雨予報が出ており夜から雨が降っていました。
翌朝、自転車に荷物を一杯積んだトッツアンがテントの撤収しており、たくさんの荷物を積んでたので、旅行者というよりもホームレスかと思ったが、それに似たようなもんだろう。
話した時は、鍋で雑炊を作って食べており、失礼ながらいかにもマズソウだった。
九州旅行をしており福岡に向かう予定で、雨の時は図書館で過ごすのが一番だと言います。
家を聞くと、すぐそこだと言い、やっぱり家を追われた人かもしれん。
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