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2015.10.2 巡礼 2016.10.14 UP
神崎市役所で自転車を組立て置き、その隣に有る「櫛田宮」駐車場で車中泊。
朝5時半頃、「櫛田宮」で太鼓を叩き初め、それで終わったのかと思ったら、6時頃にも再度叩き始めるという念の入りようだった。
けっこう歴史のある神社のようで、境内が広く日本庭園のような池が有った。
7時頃、自転車に乗って「九州西国33観音霊場」巡礼に出発
途中「吉野ケ里」の林が遠くに見え、時間が有ったら見物したいところだが、そのまま自転車を漕ぎ、高速道路付近までは、それほどの坂ではなかった。
水車が回っており、おぉぉ・・最近では珍しいなぁ・・と思ったら「水車の里 遊学館」となってます。
「九州西国33観音霊場」の20番札所「地蔵院」の近くに神社が有ると下調べをしていたので、道端の小高い所に神社があり、昔は神社と寺と一緒だったから、これかな?と思ったがどうも違うようです。
その先の分かれ道に「仁比山神社」鳥居と案内看板が有ったので、その地図を見て「地蔵院」の場所がわかった。
鳥居のうしろに有る山門の仁王さんは、なかなか古風で力強く、これを書いてる時に調べると鎌倉時代の作らしい。
坂をあがって行くと、「伊東玄朴」旧宅が有り、中へは入れませんでしたが外から拝見すると庭が綺麗に手入れしてあり、「伊東玄朴」なる人は、どんな人が知らなかったが、シーボルトの弟子らしい。
さらに道を上がると、「九年庵」庭園の看板があり、チラッと見ると閉まっており、これも入れませんでした。
「九州西国33観音霊場」の20番札所「地蔵院」は、思ったより小さい寺でした。
入口に「水掛福徳地蔵」の云われが書いてあり、読んでみると400年前には土に埋まっていて、なんかアリガタイ事があったらしい。
看板の隣に地蔵さんが彫ってありますが、これが地下に埋まっていたのかと思ったが、それにしてはキレイ過ぎて現代的な形です。
「地蔵院」本堂に入れたので尺八参拝をすると、バサマの庵主が茶菓子を出してくれました。
バサマは尺八の音が好きで、以前に何回か尺八を吹きに来た夫婦連れの人が居たらしく、その人かと思ったが、音色が違ってたと言います。
尺八の長さを聞くと、これよりも小さいと言い、そおじゃろなぁ、σ(*_*)のは2尺7寸だもん・・こんな長いのを吹く人は、あんまり居ないだろなぁ。
先ほどの「水掛福徳地蔵」さんの云われを聞くと、掘り起こした地蔵さんは、現在立っている地蔵さんの下に埋めてあるらしく、云われ書きの内容を話してくれました。
ただ、ワシは難聴気味で、またバサマの声も小さかったので、話の半分ほど聞き取れず、後で越後屋に聞き直しました。
バサマが、あんまりにも尺八を誉めて喜んでくれたので、「荒城の月」を一曲吹いて、さらに喜ばせてあげました。
「地蔵院」を出て、帰り際の道端に立て札が有り、側に石が有ります。
なんじゃろ?・・と思って読んでみると「休石」といって、祭りの神輿を置く石らしかった。
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