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2015.10.2 巡礼 2016.10.18 UP
九州西国33観音霊場の札所「地蔵院」からは下り坂なので、自転車でスーッと下りられました。
自転車を漕いでると道端に大黒さんが奉ってあり、この付近では地蔵さんの代わりに大黒さんを奉るのでしょうか?
地元産物の販売所が有り、ミカン150円を買って一休みしながら食べてみると少し酸っぱかった。
今までの道と違って、ほとんど山麓を水平移動しており、押し歩きが無いので、かなり距離が進みます。
「吉田」から川沿いに行き、須賀神社付近では小学生が写生をしていました。
「北浦」付近で小高い所に大木が生えて「北浦遺跡」の看板があり、一休み。
失礼ながら「北浦遺跡」は、そこらの石を寄せ集めて積んだだけのような気がする・・気のせいなら良いが・・。
何の遺跡か調べたがよぉ~わからん、大木の下に有る地蔵さんが「いぼ取り地蔵」とよばれてるのだけわかりました。
高速道路「小城パーキング」に入り込んでトイレを借り、その付近からは緩やかな坂道で押し歩きでした。
「清水」集落に近づくと「鯉料理」の看板が有り、手頃な値段だったら食べてみたいもんだが、ビンボー人には無理かなぁ。
九州西国33観音霊場の21番札所「宝地院(清水観音)」参道脇、清水が出る水道箇所に自転車を置き、清水を飲んでみたが生ぬるかった。
「宝地院(清水観音)」参道はけっこう距離が有り、道路沿いに鯉料理屋が立ち並んでいたが、ほかとんど閉店しています。
山門を潜った所に鯉料理ができた云われが書いてあり、それによると「宝地院(清水観音)」参詣者が泊まる旅館亭主が、夕食料理を何にしようかと思って「宝地院」の住職に相談したそうな。
あっ・・「宝地院」の事を別名「清水観音」と言うらしいです。
住職答えて曰く「長野で鯉こく料理があるというのを聞いた」と言うことで料理方法を伝授したらしい。
赤い橋を渡ってからの階段は、長かった。
「宝地院(清水観音)」境内の見晴台からは、下界が一望できます。
山門に貼り紙があり
「手洗いの水は名水百選の源流です。 「オイシイ水カ」「ニガイ水カ」
ユックリ試飲して自然の「ワキ水」を味じ合ってください。
(安心して飲めます)」
安心して飲めると、わざわざ書いてあるので、そりゃあぁ試しに飲んでみました。
麓の水と違って冷たかったです、あっ・・はい、苦くはなかったです。
「千里下駄」というのが置いてあり、これを履いて千里走ったのかと思ったら、昭和16年に1日約10里の難路を100日かけて千里歩いた人の記念奉納の下駄らしかった。
まぁ・・1日10里(約40km)を歩くのはキツイですわなぁ、それも100日間も・・
奉納額には、白蛇に手紙を読んで聞かせているのがあり、ラブレターなのでしょうか?。
明治時代の軍人さんらしいのも掛かっており、それにあやかってエラクなるように「武運長久」を祈ったのでしょう。
九州西国33観音霊場の21番札所「宝地院」堂内には、白い着物を着たジサマが一人居ました。
「宝地院(清水観音)」山門まで戻り、今度は参道でなく車道から自転車の所へ戻ろうとしたら、「清水の滝」が見えました。
側に地図があったので見ると、札所「清水観音」境内から「清水の滝」の方へ下りれたらしい。
境内にも、地図をわかりやすく書いておいてくれれば良いのにぃ。
「清水の滝」へ行ってみると、思った以上になかなか見応えのある大きな滝で、せめて案内図が参道入り口にも有れば良かったのだが。
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