HOME > 「全国各地の霊場巡り」目次 > 「九州西国33観音霊場」目次 > 51 博 多
2015.10.7 巡礼 2016.12.2 UP
朝8自頃、ホテルを出て通勤人がごった返ししている博多駅のガード下を潜りました。
気が弱いので人混みが多い所では、自転車を降りて押し歩き、少ない所で乗りました。
博多駅前の広い歩道では、向こうから来る自転車とぶつからないように、左右どちら側を通るか進路の意思表示を早目にして、越後屋には一列縦隊になるように注意しておきました。
こちらの自転車数が多いと相手側が避けてくれるし、前を自転車が走っていれば、それに付いて行けば数で勝てます。
それにしても約40年ぶりの博多駅や市内も変わったなぁ。
下調べでは九州西国33観音霊場の32番札所「龍宮寺」の位置がよぉ~わからず、この辺だと思って細い飲み屋街の路地へ入ると、塀の向こう側に堂の屋根が見えました。
32番「龍宮寺」入口はどこじゃ・・と思って探すと、駅前の大通りに面した所に門が有り、その前にはしっかり札所の紹介看板もありました。
門を入ったすぐの堂が32番「龍宮寺」かと思いましたが、墓がある奥にも堂が有り幟が立ってます。
試しにそこまで見に行くと、そこが32番札所「龍宮寺」で、良かったなぁ見に来て・・・。
32番「龍宮寺」門前に有った説明看板には「人魚の図」が有り、昔、この付近で捕まったらしく、観音堂近くに「人魚塚」が有りました。
どうせウソっぱちだろおと思って、あんまり深く説明看板を読まなく絵を見ると、人魚さんは絶世の美女というわけでもなく、髪を振り乱したオバハンという感じでした。
これを書いてるときに調べてみると「Y氏は暇人」というHPに詳しい事が載っており、この人魚さんは長さが150mもあったらしい。
150mといえば、あぁたぁ・・駆逐艦よりも大きく、自分が乗ってた船(450t型)の3倍ほど大きいでっせぇ。
そんなに大きい人魚を、どうやって捕まえたんじゃろ・・鯨を捕まえるのでさえも大変なのに・・という詮索はしたらアカンのじゃろなぁ。
「龍宮寺」を出た後、近くにある「聖福寺」という虚無僧関係の寺へ行きました。
再び人が一杯歩いてる博多駅より大宰府へ向かって自転車を漕ぎ、駅から離れるほど人や自転車も少なくなって「春日駅」で一休み。
春日駅の写真を撮ってると、幼稚園児が改札口から出てきました・・カワユイでんなぁ。
越後屋が待っている所へ戻ると、そこには疲れたホームレスのオババが座っており・・あっ、良く見ると越後屋だった。
身なり・人相・持ち物の定番であるスーパー袋まで置いてる姿は、どこからどう見ても立派な日本一のホームレス姿で、きっと一緒に居る自分も、その仲間だと見られてるだろなぁ。
「太宰府」に近づいた所にトイレが有り、付近には工事現場のように柵がしてあります。
何かの工事かな・・と思いましたが、側に「水城跡」の大きい看板が有り、何かわかりまへんでしたが、その工事現場を見ると穴を掘ってあるだけで、どうやにそれが土塁の遺跡らしかった。
自転車を漕いでると、新しい垣根のところに石碑があり「姿見井」と書いてあります。
説明看板を読むと、菅原道真がこの付近で衣を着替えて、カッコイイかな・・と思って自分の姿を映した井戸らしい。
少し行くと「衣掛八幡宮」が有り、そこで菅原道真が松か岩に衣を掛けたらしい。
しかし大宰府へ行く順路としては、先に衣をどこかに引っ掛けてから、カッコイイかどうかを確かめる井戸へ行くと思い、順番が逆のような気がするが・・これも詮索したらアカンのじゃろなぁ。
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