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 南泉寺観音堂、「御蔵入33観音霊場」紀行文 巡礼日 2014.9.15      掲載日 2015.2.24


口伝えの19番札所「南泉寺観音堂」探し/御蔵入33観音霊場記

「大豆渡」集落、「御蔵入33観音霊場」紀行文 「御蔵入33観音霊場」紀行文

 「常楽院」の住職に「御蔵入33観音霊場」19番札所「南泉寺観音堂」の場所を聞いた内容は「「上沢田」集落の分かれ道をまっすぐ山へ行き、神社の近くに有る山道を行く。ただし札所は、神社境内と同一境内ではない。」で、それだけの口伝え内容を頼りに「大豆渡」集落入口の橋を渡ると、遠くの山麓に鳥居が見えます。

「上沢田」鳥居、「御蔵入33観音霊場」紀行文    「上沢田」鳥居、「御蔵入33観音霊場」紀行文     「上沢田集落」、「御蔵入33観音霊場」紀行文

 よっしゃあぁ・・あれじゃなと鳥居を目指して、細い道から草がボウボウと生えてる畦道を無理矢理に走り抜け、とにかく神社前の鳥居に着きました。南泉寺観音堂・入口、「御蔵入33観音霊場」紀行文

 で・・どの辺へ行けば良いのかと鳥居を見ると、神社へ続く石段は草に埋もれており、ほとんど人が入った様子は無く掃除してないようでんなぁ。

 神社境内付近に山道が有るのかと思って探すつもりでしたが、階段に草が茂っているため境内へ上がれなく、鳥居前に続く道を山方向へ行ってみると墓場で行き止まりでした・・あちゃあぁ~・・。

 鳥居まで戻って付近を見渡すと、「上沢田」集落の道路に人が居るのを見つけたので、そこへ行ってトッツアンに聞きました。南泉寺観音堂・入口、「御蔵入33観音霊場」紀行文

 「今居るこの道が山麓で行き止まりになっている。観音堂はそこから山道を行くが、どうせそこまで行くから車の後ろを付いて来い。」と言います。

 トッツアンの車の後を付いて麓に一件だけ建っている家まで行くと、トッツアンが家の持ち主らしいので、そこにバイクを置かせてもらう許可をもらいました。

 「この山道を行くと、やがて二手に分かれるから、左の道を行けば良い。はっ?・・何?・・だいじょうぶ、観音堂まで迷うような道では無い。」と教えてくれます。

 バイクを置いた場所には、札所入口の看板・標識等が何も無いので、初めて来る人はホンマにこの山道を上がれば良いのか不安になると思う。

南泉寺観音堂・入口、「御蔵入33観音霊場」紀行文       南泉寺観音堂・山道、「御蔵入33観音霊場」紀行文      南泉寺観音堂・山道、「御蔵入33観音霊場」紀行文

 山道を上ってみると、トッツアンの言う通りに途中で道が二手に分かれてますが、その付近で、右方向の木立の中にチラッと堂が見えました。南泉寺観音堂、「御蔵入33観音霊場」紀行文

 トッツアンは「左へ行け」と言ったが、堂の位置から離れて行くような気がします。

 たぶんトッツアンは「右」と「左」を言い間違えたのじゃろぉ・・と勝手に解釈し、せっかくの忠告も無視して勘を頼りに右の道を行ったらヌカルミの道だった・・ゲッ!!。南泉寺観音堂・境内の道、「御蔵入33観音霊場」紀行文

 それでも無理して堂の所まで上がると、別方向からの道が有り、帰りにその道を通ると、トッツアンの言う「左」側の道に通じてました。

 「右」は近道でしたが、ヌカルミ道だったので、トッツアンの言う「左」の方が歩きやすく、そんなに遠回りでもありません。

 すまねぇ、トッツアン・・疑っちまって・・・、あぁたぁの言うのが正しかった、許してちょんまげ・・。

南泉寺観音堂、「御蔵入33観音霊場」紀行文       南泉寺観音堂、「御蔵入33観音霊場」紀行文       南泉寺観音堂・看板、「御蔵入33観音霊場」紀行文

 この19番札所「南泉寺観音堂」の場所は、確かに口では説明しにくい所で、できるだけ写真・地図を付けましたが、地元の人に上り口を聞かないと、わからんかもしれまへん。

 観音堂の看板には「南泉寺」と書いてあり、古い納札も貼ってありましたので、この場所を知ってる人は知ってるのですねぇ。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます


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