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 「永田」付近、「御蔵入33観音霊場」紀行文 巡礼日 2014.9.15    掲載日 2015.2.25


幻の20番「川島岩戸堂」と21番「龍福寺」/御蔵入33観音霊場記

幻の20番札所「川島岩戸堂」

「御蔵入33観音霊場」紀行文   「御蔵入33観音霊場」紀行文   川島岩戸堂・石柱、「御蔵入33観音霊場」紀行文

 「御蔵入33観音霊場」の20番札所「川島岩戸堂」の位置は不明で、ただ札所が有ったと証明する石柱が残っているのだけなのは事前調査でわかってました。

 有るとわかっていても、その石柱の位置は、これまた巡礼を始めるまで不明で、現場付近で探すより、しょうがないかなぁ・・と思ってたのです。

 「常楽院」住職に聞いた時「近くにミニゴルフ場が有り、それをもう少し行った山際の道沿い・・」と教えてくれたので、地図を見せながら「せめて、どの辺か・・」と、しつこく聞いてた時に住職の携帯電話が鳴ったので終わりにしたのです。

 しつこく聞いてた時にも、住職は「ううむうぅぅ・・」と困った顔しており、これも口ではうまく説明できない場所だったのです。

 そんな訳で、付近をトロトロ走ってると、うん・・ミニゴルフ場があった・・というか、打ちっ放しのゴルフ場の事でしたが、その付近を探しても石柱は無い。

 さらにトロトロ・・とユックリと探しながら走ると、木枝の葉に隠れるようにして問題の石柱が有りました。

 付近を見渡しても何の目標物も無いので、こりゃあぁ~・・石柱位置の場所を説明しようとしても、出来ないですわなぁ。

川島岩戸堂・石柱の場所、「御蔵入33観音霊場」紀行文     川島岩戸堂・石柱の場所、「御蔵入33観音霊場」紀行文     川島岩戸堂・石柱の場所、「御蔵入33観音霊場」紀行文

 あえて言うならば、少し先に緩やかなカーブが有り、写真の電柱付近・・・と、しか言う事ができなく、初めて行かれる方は写真の電柱位置と地図を参考にしてください。

 ここの20番札所「川島岩戸堂」は山頂に有ったらしく、σ(*_*)が地元に住んでいたら探してみるのだが・・
 
 これを書いてる時にネットで「岩戸堂」について調べてみると、観音岩山頂の観音堂へ行った人が居り、 Facebook「南会津ファン」に「幻の岩戸堂」として掲載されてますが、惜しむらくはFacebookに加入してない人は見れないかもしれません。

 それによると、概略「この石柱より右100m付近の枯れた沢を上がり、急斜面を登ると狭い道らしいものが有る。 山頂付近に穴だらけの岩山が有り、穴の中に小さい木造の祠が有る」と記載され、写真も載ってました。

 掲載文や写真を見た限りでは、滑り落ちそうな箇所も有るようなので、ケガしても自己責任でというつもりで行った方が良さそうです。

 掲載年月を見るとσ(*_*)が巡礼日した数日後に公開されており、まさに「幻の岩戸堂」を良く見つけたと思います。

21番「龍福寺」

龍福寺・入口、「御蔵入33観音霊場」紀行文     龍福寺・本堂、「御蔵入33観音霊場」紀行文     龍福寺・境内、「御蔵入33観音霊場」紀行文
龍福寺・境内、「御蔵入33観音霊場」紀行文    龍福寺・観音堂、「御蔵入33観音霊場」紀行文     龍福寺観音堂と尺八、「御蔵入33観音霊場」紀行文

 21番札所「龍福寺」は「居平」集落の旧道を行くと、すぐわかりました。

 境内で女性住職?らしい人と有ったので挨拶し、本堂横に堂が3つばかり並んでおり一番奥が札所の観音堂でした。

 尺八参拝後、堂の陰に看板が置いてあるので読んでみると、「本堂内陣には官軍の落書きが有る」と書いてあります。

 へえぇぇ・・何を書いて行ったのかなぁ。

 ちょうど先程の女性住職が本堂から出て来たので「見せてもらえますか?」と聞くと、「今から大勢の人が来るので外してある。」と言い、何かの行事が有るらしく、そおいえばバタバタしていました。

 続けて「先程の尺八音色は、心に響きました。」と言ってくれ、聞こえないと思ったが本堂まで聞こえていたのね。

 「心に響きました」・・・うむうぅぅ・・こお言われると素直に、もんのすごくうれしく最高の誉め言葉でした。

「御蔵入33観音霊場」紀行文    会津高原駅、「御蔵入33観音霊場」紀行文    「御蔵入33観音霊場」紀行文

 国道352号線を走り「会津高原駅」前に有る食堂で昼食にしました。

 食事後に「会津高原駅」へ行ってみると、駅舎内にも食堂があり、こっちの方が場所が良いためか人が多いよおで、先程の食堂はちと気の毒だなぁ。

「御蔵入33観音霊場」紀行文    「御蔵入33観音霊場」紀行文    道の駅「番屋レストラン」、「御蔵入33観音霊場」紀行文

 再び走って「道の駅 番屋」で一休みしたが、あんまり大きい施設ではなかった。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「阿字観」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます


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