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巡礼日 2014.9.16 掲載日 2015.3. 4
雨上がりの濡れた舗装道路を走り「下山」集落に入りましたが、この「御蔵入33観音霊場」の32番札所「下山観音堂」も場所が不確かでした。
「御蔵入33観音霊場」は、ネットで地図を調べても札所位置が、他霊場よりもハッキリしない所が多く、これが「御蔵入33観音霊場」の特徴だと言えば、そおかもしれません。
そのように感じたので、当HPで可能な限り国土地理院地図に札所位置の印(青丸〇)をつけましたので、後に続く巡礼者の方々は参考にしてください。
トロトロと走って探してると、橋近くの道端に大きな木が生えており、こおいう場所にはたいてい堂等が有るもんなので、行ってみると32番「下山観音」でした。
それでも白杭の「観音霊場標識」が無かったら見落としてたかもしれない。
この33番「泉光堂」の場所も、よぉ~わかりまへんでした。
事前調査の地図には郵便局近くに寺の印が有るので、そこが札所かもしれないと思って走り、郵便局近くの畑にバサマが居たので聞いてみました。
「ここから、もう少し行くと店がある(店の名前は忘れた)。そこら付近から真っ直ぐな道が山に向かっており観音堂がある。」と方言混じりで教えてくれます。
そのまま県道を走ると・・うん・・とにかく何かの店が有った・・が・・山へ行く道が無い。
さらに県道を行くと山方向への道が有り、これかなと思って行ってみると、遠くに墓場と一緒に堂が見え、それが33番札所「泉光堂」でした。
「御蔵入33観音霊場」最後の33番札所にしては、思ったより大きい堂ではなく、今までより少し気持ちだけ大きくした観音堂で、特に何かの特徴が有るわけでもない。
観音堂の正面へ行くと、先程の県道方向から真っ直ぐな参道が通じており、バサマが言ってたのは、この参道の事だったのかぁ。
帰りに県道を通って札所「泉光堂」を見ると、入口はやっぱりわかりにくい。
この札所は国土地理院地図に寺印の記載がなく、すぐ近くに神社の屋根が見えたので、初めて「御蔵入33観音霊場」を巡る人は、神社を目当てに来た方が良いかもしれません。
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