2011.7.25 巡礼(自転車) 2012.4.12 掲載
「むつ市」に思ったより早く着いたので、駅前の駐車場で自転車を組み立て、「むつ」市内の「田名部海辺33観音」札所寺だけでも巡ってみようと思いました。
自転車を組み立てていると、トッツアン笑いながら話しかけて来ました。
そおじゃろなぁ・・車から自転車降ろして組立てる人間って珍しいじゃろなぁ。
川の橋付近で通りすがりの人に、「田名部海辺33観音」の1番「円通寺」へ行く道を聞くと親切に教えてくれ、もう一筋向こう側の道だった。
それにしても自転車で来て良かったと思う、1番「円通寺」へ行く市内の四つ角で渋滞しおり、その横をスイスイと通り抜けました。
1番「円通寺」は広いコンクリ敷地になっており、体育館のような物まであり、これで寺の山門や本堂が無かったら、間違って体育施設へ来たと思ったかもしれん。
で・・肝心の観音さんは、どちらに?・・・と思って敷地境内を一回りすると、端の方にチッコイ堂が有り納札も掛かっています。
この「田名部海辺三十三観音霊場」の納札は、荷札のような感じで、納札に穴をあけ、そこに紐を通して釘などに引っ掛けておくのですねぇ。
行く先々で、そんなのになっており、今までの霊場と違って「納札入れ箱」なんて無く、知らなかったから、今さらどうしょうもないので、納札は賽銭箱の中に入れちゃったけど・・。
またこの「田名部海辺三十三観音霊場」には、統合されたらしく1つの札所に、2箇所の札所が有る所もたまに有ります。
地図で確認すると、近くに2つの札所の印が付いてたので、この寺も2つの札所が有るのかもしれず、これが次の29番札所「大覚院薬師堂」かな?と思いました。
それにしても次の札所は神社マークになっているが、鳥居なんて無いでぇ・・
まぁ、いいや・・このチッコイ堂は後で参拝するとして、「田名部海辺33観音」の1番札所は本堂だろおと思い、本堂へ入って参拝し、次いで先程のチッコイ堂で参拝しました。
チッコイ堂には古い「慈眼堂」の額が掛かっており、堂内には地獄絵の額と共にカワイイ閻魔さん達が並んでいます。
ちなみに後で帰ってから調べたのですが、どおやら「田名部海辺33観音」の1番札所は、この慈眼堂らしく、1番札所は、ここから始まり・・」と書いてある古い木札が有ったらしい。
あちゃあぁ・・・失敗しちゃったなぁ・・閻魔さんよりも、そおいうのをデジカメで撮りたかった。
さて次の「田名部海辺33観音」の24番「常念寺」へ行こうと自転車にまたがり、ペタルを漕いだ時に、ハタッ・・・と「この近くに鳥居の有る所が、札所だった」というのを思い出した。
昔は寺と神社は同居してたので、「円通寺」敷地内に鳥居が有ってもオカシクないのですが、もう一度敷地内に鳥居がないかと見渡しましたが有りません。
つう事は・・と改めて地図を見直すと、どうも寺の敷地すぐ隣に神社が有り、今までは寺と同一敷地と思ってたのですが別敷地のようです。
円通寺の出入り口付近に、それほど広くない道が有り行ってみると、すぐに鳥居が有って、「田名部海辺33観音」の29番「大覚院薬師堂(熊野神社)」が有りました。
危ない所だったなぁ、札所を1カ所飛ばすところだったでぇ、初めて来る人はσ(*_*)のように勘違いするかもしれんなぁ。
矢印付きの説明看板でも有ったら、わかりやすかったのだろうが。
パンフレットやネットで「田名部海辺33観音」札所位置を調べると、なかなかその場所を示した分かり易い地図は無いのですねぇ。
一般庶民には見せてくれない、寺の本尊さんや観音さんの写真だけは、よぉ~出ているが・・そんなのよりも「田名部海辺33観音」詳細地図を載せて欲しい。
熊野神社の扉が開いていたので、中に入って参拝しました。
「田名部海辺33観音」の24番札所「常念寺」もコンクリ敷地になっており、山門とチッコイ堂がポツンと有り、コンクリ化するのも草取りがタイヘンだからでしょう。
ここは2つの札所が一緒になってる印なので、敷地内を見渡すと離れた所にチッコイ堂が1つ有ります。
たぶん本堂で1つの札所で、もう一つの札所はチッコイ堂だろうと思い、律儀にもそれぞれに参拝しました。σ(*_*)、マジメだから・・
「常念寺」本堂の扉は開かなかったので、扉の隙間から賽銭と納札を無理矢理入れて、扉前で尺八を吹いて参拝したが、敷地で球遊びしていた子供達が「このオッチャン、何やってるんじゃ?」という顔して見ていた。
敷地内には自噴式の井戸水と思いますが、勢い良く大量の水が出ており、暑かったのでガブガブと飲んだ。
「常念寺」敷地内のチッコイ堂も扉が閉まってました。
説明看板を読むと、どおやらこのチッコイ堂で2つの札所3番「慈眼寺・万人堂」、24番「常念寺」が一緒になってるらしい。
で・・先程の本堂は札所ではないよおです。
まぁ良いや・・・2カ所参拝しても、間違ったわけじゃないんだから・・と自分を慰める。
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