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 石舟観音・清水、尺八を携え巡った信濃三十三観音霊場記  H21.9.13 巡礼   H23.9.14 UP

中山道沿いの「石舟観音」/信濃33観音霊場

下諏訪駅、信濃33観音霊場記     諏訪市内、中山道、自転車で巡った信濃33観音霊場記      中山道の一里塚・諏訪市内、自転車で巡った信濃33観音霊場記

 昨日と違ってカラリと晴れ。中山道の通り・諏訪市、自転車で巡った信濃33観音霊場記

 「下諏訪駅」より国道20号線を自転車を漕ぎ、諏訪市内も微妙に上がり坂になってるので自転車を漕ぐのが辛く、途中で押して歩きました。

 ホントは諏訪市内の他にも旧中山道が有るのですが、そこら辺は省略。

 「東堀」交差点より、国道20号線と別れて旧中山道に入ると、今までの車の通りが全然有りまへん。

 駐車場のような所に「一里塚」の石碑が有り、そすが中山道・・、しかし付近は昔の情緒がサッパリ無かった。御小休本陣「今井家」・諏訪市、信濃33観音霊場記

 それでも進んで行くと、ホンマやったら茅葺きの民家だったと思われる家も有り、おぉぉ・・中山道。

 しばらく行くと黒塀の立派な屋敷があり、昔の庄屋さんの家かと思ったら看板に「旧御小休本陣 今井家」と書いてあり、おぉぉ・・さすが中山道と再び感嘆。

 この家で参勤交代の大名や、畏れ多くて言うだけでも、もったいない明治天皇や皇女和宮様が、ここで茶の一服でも飲まれて休息されたそうな。

 家を見学出来るのかな?と思ったが見学はできないよおで、門から内部を拝見すると、かなり大きい家で、門付近だけを写真に撮らせてもらった。

 雀おどりのある家、中山道・諏訪市・信濃33観音霊場記    中山道・諏訪市・信濃33観音霊場記    中山道・石舟観音の標識、自転車で巡った信濃33観音霊場記

 自転車だ巡ったを漕いでると、人が住んでなさそうな古い家(住んでたら、ごめんね)に、この付近独特と言われてる「雀おどり」という屋根飾りがついた家があり、「雀おどり」という飾りが何のためにあるのかわかりまへん。

 あっ、テレビのアンテナの事じゃありまへんでえ、ダンナ。

 中山道ゆり見た諏訪湖、自転車で巡った信濃33観音霊場記    中山道の坂道、自転車で巡った信濃33観音霊場記

 急坂を上がって行き、振り返ると諏訪湖が見え、きっと中山道を歩いた昔の旅人も、この付近から諏訪湖を眺めた事でしょう。石舟観音の階段入口、中山道・信濃33観音霊場記

 さらに坂を上って行くと、「岡谷IC」「下諏訪岡谷バイパス」の上を渡る陸橋があり、T字路になっています。

 たぶん方向的には左へ行くのじゃろおなぁ・・と地図を見ながら考えていると、散歩している夫婦連れが向こうから来たので「旧中山道は、どちらへ行けば良いでしょうか?」と尋ねると、やっぱり左で、すぐ側に看板も有ると言います。

 行ってみるとホンマにすぐ近くのY字路に、「旧中山道」「石舟観音」の看板が有りましたが、できれば先程のT字路にも看板を付けてくれたら、ありがたい。

 これまたヒーコラ言うような坂道を、自転車を押しながら行くと、三叉路に石舟観音の立杭の側に、ゲッ!・・と思うような長い石段が有り、下から見た時はお堂だと思っていたのが、上がってみると山門?のようです。

石舟観音・。山門、中山道・信濃33観音霊場記     石舟観音、中山道・信濃33観音霊場記   石舟観音の清水、中山道・信濃33観音霊場記

 そこから、さらに石段が・・ゲッ!!・・・・

 階段を上がると下からは堂と見間違えた山門と、ゲッ!!・・を二回も繰り返した長い階段を備えてる割には、「石舟観音」はアッサリした小さい祠です。

 賽銭を入れ、お堂の格子の隙間から「信濃33観音霊場巡拝」の納札をソッと入れましたが、それほど有名な「石舟観音」ではなさそうで、たぶんこの観音堂にこのような納札を入れる人は居ないじゃろなぁ。

 それでも自己満足だけど、ここに来た良い記念だと思い、いつの日か再び、この「石舟観音」の堂に来た時、片隅にでも納札が飾って有ったら感激モンだなぁ・・と想像する。

 「石舟観音」境内に小さい滝?というか、清水が流れ落ちており、飲んでみました(一番上の写真)。

 下へ降りると、道路脇に清水の水汲み場があり、名水なんでしょうか、柄杓も置いてありました。

 「石舟観音」の云われについては、「from八ケ岳Home」の「石舟観音の御利益」に詳しく掲載されており、読んでみると足腰が治ったという実話が有るよおです。 2019/2/21追記


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「阿字観」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます


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