ぼちぼち夕暮れが近づいてるので急いで自転車を漕ぎ、信濃33観音霊場の6番札所「観龍寺」へ向かいました。
「殿入」集落から坂道を自転車で押してると、民家で犬が寝そべっており、吠えるかな?と思ったら、やっぱりノッソリ起き上がり吠え始めた。
吠えるだけならまだしも、鎖に繋がってるのも忘れて、吠えながら来ようとするが、その都度引き戻されてやんの、ワッハッハハ・・アホな犬だこと。
あんまりにも鎖で引き戻されるアホ犬の様子が気分が良かったので、わざと「寄らば斬る」という眼力でニランで挑発してやった。(^O^)
そのうち、このアホ犬とグルになのか、近所からも犬が3匹ほど吠え始めたので口笛を吹くと静まり、このアホ犬よりもカシコそうだ。
「観龍寺」へ向かって上がる参道の途中、道端に清水が落ちてるなぁ・・と思いましたが、大した事無いだろおと思って、そのまま寺の駐車場まで行き自転車を置きました。
駐車場には「観龍寺大峰自然探勝園」という案内看板が有り、先程の清水が落ちてる所に「延命水」「身を清めると心にゆとりがもたれ、晩年、家庭生活に恵まれると言われている」と書いてあります。
そりゃあぁ・・ぜひ見に行かなくっちゃあぁ・・と戻ってみると、ほんの申し訳なさそうにチョッピリチョッピリと清水が流れており、そか・・この水で身を清めると、老後はボケなく、晩年はポックリ逝けるのだろおか。
「観龍寺」石段を上がると、山門の中は仁王さんかと思ったら毘沙門天のよおで、その天井には松の絵が描いてあります。
ところで、石階段の上がり口の石柱には「観竜寺」となっていましたが、この山門の看板は「観龍寺」となっています。
「竜」と「龍」、どちらの字を使うのが正しいのでしょうか?、ネットで調べると、どちらも同じらしく「竜」の方が古いとか何とか・・まぁ、どっちでもええが、一応ここでは「龍」の字を使います。
信濃33観音霊場の6番札所「観龍寺」観音堂は大きな茅葺き屋根で、なかなか堂々とした大したものです。
奉納額も大きく立派で、「観龍寺」と言う寺名にちなんでるのか見応えのある白龍が睨んでいました。
賽銭箱の後ろにアコーデオン式カーテンが有り、最初は開かないと思ってたのですが、σ(*_*)が境内で写真を撮ってる間に、越後屋がソオッ~と少し開けて中を覗いて、また元のように閉めたらしい。
尺八を取り出して参拝しようとしたら越後屋が「カーテンが開くよ。中の天井絵がすごかったよ。」と教えてくれます。
そか、開くのか・・それならば・・と、遠慮しながらカーテンを全部ザッ~と開け放したら
「あわわわわわ・・・ おでえかんさまあぁぁ~・・な・何も全部開けなくても・・少しだけで良いじゃないですか。寺社奉行所の見回りにバレたら叱られまっせぇ。」
「な・・何をナリフリかまわん、ゴ~ヨクな越後屋が珍しく常識的な事を・・かまうもんか、少し開けるも全部開けるのも、開けた事に変わりゃせん。
どうせ叱られるならば全部開けといた方が、叱る方も気分良く叱れるじゃろうが、それに暗かったら、オバケが出たら、どおすんじゃ。」
参拝してみると、尺八の響きは良かったように思う。
観龍寺堂内には「写真撮影禁止」と大きく貼り紙がしてあったが、これは本尊さんを撮すのを禁止しているのか、それとも堂内全ての事を指しているのかわからん。
たぶん本尊さんの事だろおと思い、堂内の天井絵等を撮したけれど、アカンかったかなぁ。
夕暮れで暗くなり始めた道を「観龍寺」を出て「東屋代駅」へ行きましたが、これまた場所がわかりにくい駅でした。
自転車を「東屋代駅」に置き、列車で「松代駅」へ行き車に戻りました。
後日、この駅へ自転車を取りに来た時、一本道を間違えちまったら現在地がわからんようになっちまい、迷子になってどえれえ目に遭った。
以下、広告です。
![]() |
![]() どんどん絵を描くことが好きになる!! 楽しく学んで、どんどん上達 上西先生の水彩画教室⇒詳細はこちら ![]() |
![]() |