HOME > 遍路・巡礼 > 「信濃33観音霊場」地図と目次> 34 迷子(18番 長谷寺)
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次の信濃33観音霊場の18番札所「長谷寺」へ行くのも迷いましてなぁ。
なんせ不鮮明な地図と、集落内が工事中で通行止め、迂回路・・という3拍子そろってます。
狭い道を通りながらも、たぶんこの道が県道383号線だろおなぁ・・と思う所へ出ました。
篠ノ井市内の信号機がある幹線道路に出て、これがたぶん県道86号線だと思ったが、念のため近くの自動車修理場のトッアンに、現在地はどこか?と地図を見せて尋ねました。
トッツアンは地図を見ても「よぉ~わからんなぁ・・・」
「信号機の有る広い道は県道86号線ですか?」
「わからんなぁ・・」
ええっっっ・・自分が居る所なのに、県道なのかも知らないの?
「そいじゃ、稲荷山駅へ行くには、どう行けば良いのでっか?」
「この先の信号を2つ目を左へ行き・・次いでどうのこうの・・・そいから・・どおして、こうして・・」
すまん、はっきり言ってトッツアンの説明が下手クソ過ぎて、よぉ~わからん。
それでも進む方角だけは、わかったので、トッツアンには悪いが、その先でだれかに聞く事にした。
一つ目の信号で道行く人に「稲荷山駅」へ行く道を聞くと、2人が知らないと言い、σ(*_*)は、そんなにややこしい、難しい所へ行くのかなぁ・・・。
それでも3人目に聞いた人が丁寧に教えてくれたが、それがまた、あんまりにも丁寧過ぎて、言われた事を果たして全部覚えておれるか、どうか・・
それでも3人目の人の説明は、自動車修理場のトッツアンが言った通り、信号を曲がるように言い、トッツアン疑って、すまんかった。
だいぶ行ってから、ぼちぼちこの付近でも道を確認した方が良いだろおと思ってると、ちょうど女子高校生のような二人連れが来たので「稲荷山駅」への道を聞きました。
だいぶ近づいたのだから、聞けば直ぐにわかるだろおと思ってたのですが、わからず「篠井駅」ならアッチでわかると言います。
えええっっっっっ・・・!!??・・地図を見ると、ここからせいぜい4km程度しか離れてないと思われる「稲荷山駅」の場所が何でわからんのじゃ。
「それじゃあぁ・・稲荷山駅の方角は、どの方向か?」と尋ねましたが、二人して顔を見合わせて「わからん」と言います。
おいおい・・・学校では、この女子コーセ達に何を教えとるんじゃ。
まさかと思うが、長野県の学校は地元地域の事よりも「君が代・日の丸・愛国教育」反対という事ばかり熱心に教えてるんじゃねえだろなぁ。
日教組出てこい!!・・と、あやうく女子コーセー相手に怒鳴りそうになったのを必死に押さえながら、こりゃ何を聞いてもアカンのだと思い、一応女子コーセーには礼を言いました。
ちょうどそこへ道端の家から作業に出て来るトッツアンが居たので「稲荷山駅」を聞くと、「ああ、すぐそこに見える信号機を右に真っ直ぐに行けば、すぐだよ」とアッサリ言います。
おいおい・・・それじゃ今まで女子コーセーと話していた事は何だったんじゃ?。
その付近からは鮮明な地図を持っていたので、現在地の把握が出来たので迷わずに信濃33観音霊場の18番札所「長谷寺」へ行けました。
仁王門を潜り長い石階段を上ると「十王堂」が有り、壁面には彫刻が有ります。
さらに階段を上がると鐘楼門が有り、周囲にも彫刻がしてあり、正面に清水風舞台の石垣の上に観音堂が建ってます。
参拝後、「長谷寺」境内の写真を撮り、「蛇杉」という「枯木の中に木が有る」という二重構造のようなのも有り、木の空洞を見たが、よぉ~わからず、写真を撮ったが、やっぱりわからん。
そもそも、何で「蛇杉」という名前が付いてるのじゃろ?
夕暮れ近くで、それほどゆっくりも出来ませんでしたが、「長谷寺」本堂の壁面彫刻も素晴らしく、この長谷寺の特徴は、壁面に木の彫刻を設置するのが特徴なのでしょうか。
白壁に彫刻が設置してあると、透かし彫りのように彫刻が引き立ち、これを考えた人は美的感覚が有り、なかなかのスグレ物だと思う。
場所がわからなくて、すったもんだした「稲荷山駅」に自転車を置き、列車で長野駅へ帰りましたが、駅には小さい「鶏の彫刻」が置いて有り、何か云われが有るのでしょうか?
だれか、カッパラって行なければ良いが・・・
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