信濃33観音の32番札所「西照寺」へ向かってる途中、地図にも載ってない「薬師洞窟」の案内看板が有ります。
説明看板を読んでみると歩いて15分・・・よっしゃあぁ、往復30分ほどならば、何とか行けると思い、車を案内看板近くの車道脇に止めて歩き出しました。
熊が出るかもしれんので、熊鈴を振りながら・・・なかなかの急坂で、つづれ折りの山道を上っていきます。
だいぶ行った頃に上から話し声が聞こえ、同年輩の夫婦連れが下りて来ました。
まさか地図にもネットにも紹介されていない「薬師洞窟」を見に来るような物好きな人間は、σ(*_*)ら程度の者だと思っていたので、こんな所に人が居るとは思わなかった。
夫婦連れは「すぐそこが薬師洞窟ですよ。ここへ来るまで、あんまりにも道が長いから道に迷ったのではないかと心配しながら来た」と言い、すぐそこに展望台の標識が有り、大した事が無いだろおと思ったのですが夫婦連れは「スゴク見晴らしが良いですよ」と勧めます。
越後屋に展望台へ行かせて、どんなものか偵察させ、σ(*_*)は先に「薬師洞窟」へ行きました。
洞窟内はそんなに広くなく「薬師洞窟石仏の分布図」が有り、洞窟前に並んでる石仏の名前が書いてあります。
さらに並んでる石仏だけかと思ったら、分布図を見てわかったのですが、その上付近の崖にも石仏が有るんですねぇ。
写真撮ってると越後屋が来て「展望台からの眺めは、良かったよ」と言うので、行ってみると遙か遠くにアルプス連邦が見えて確かに眺めは良かった
「薬師洞窟」は隠れた穴場で、お勧めの場所だと思う。
信濃33観音霊場の32番「西照寺」へ行く時、「飯米場」集落で消防団員が何かの訓練の帰りだったらしくゾロゾロ歩いており、車の中から「西照寺」の道を聞くと「この道を真っ直ぐ行くと道路端にあるよ」と親切に教えてくれました。
札所「西照寺」行ってみると、ここにも先客が居ましたが先程の31番「広福寺」の人とは違い、オババ二人連れと運転のトッツアンで、トッツアンはσ(*_*)と同じように信仰心があんまり無いのか堂内にも入らず、付近をフラフラ見物してます。
きっとオババ達が「ワァワァ・・」言うので、ほんとはパチンコでもしたかったのに、うるさいから運転して来たのだろなぁ。
「西照寺」内ではオババ達が何の経かわかりまへんが、ブツブツとちゃんと経を唱えており、その横で尺八を吹きましたが、お互い干渉せずに参拝しました。
「西照寺」内に署名ノートが置いてあり、その側に「西照寺」札所のスタンプが置いてあり、ラッキーと思って押してみると、インクが乾いており全く写らなかった。
納経帳を作ってる人は、こんな遠い所まで来たのに、スタンプ押せなかったら思いっきり泣くじゃろなぁ。
「西照寺」は小さい堂のわりに、彫り物の龍は立体感が有り、昔は極彩色で塗られてたらしく、なかなかの物だと思う。
33番「高山寺」駐車場へ入ると、32番「西照寺」に居たオババ達が丁度出発する所で、オババが「お先に・・」という風に頭を下げて行きました。
「高山寺」はけっこう大きい寺で、境内に入ると三重塔が有り、石臼で造った石灯籠があります。
鐘楼にも上がれて天井絵が描いてあり、凝ってますなぁ。
そこまで来ると、入口である山門が下の方に見え、駐車場から入ったのは横から境内に入ったのがわかりました。
秋の夕暮れで寒く、越後屋からリップ口紅?を借りて試しに唇に付け、「高山寺」観音堂で尺八を吹いて参拝すると、今までより音が出やすく、それまでは唇が乾燥している感じで吹きにくかったのだと思う。
夕暮れが迫り、今日の信濃33観音霊場巡りはここまで。
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