信濃33観音の28番札所「龍福寺」へ行くまで、だいぶ迷って国道152号線の信号機付近で、一つ手前の道に入っちまった。
付近の人に「龍福寺」を聞いても、「そんな寺、有ったかなぁ・・・」
それでも、たぶんこの付近だと思って見当を付けて行くと、十字路に「龍福寺 →」と書いたチッコイ看板が有り、良かったぁ~。
そこらに車で止めて行ってみると畑が有り、どうも違う感じみたい・・・。
たぶん「→」の看板は、もっと「この先を行け・・」という意味ではないかと思い、行ってみると今度こそ本物の「龍福寺」の看板が有る入口に着きました。
で・・車を止める場所は・・・狭い車道なので道端に置いたら叱られるだろなぁ・・かと言って、そこらの住人の庭先に置いたら、これまた叱られるだろおしぃ・・少し先に川の所が広くなっていたので、そこに車を止めました。
山道を登ると墓場が有り、銀杏の臭いが強烈にしており、この付近に住んでたら喜んで銀杏取りに来るのになぁ。
信濃33観音霊場の28番札所「龍福寺」は無人の堂ですが、なかなか秋の風情とマッチしており、境内には白壁の庵跡?が有って、その丸い窓には作った人の風流さが現れている。
賽銭箱の横に置いてあるダンボール箱に入れてあった札等が、蓋が無いため風で外に吹き飛ばされて、堂近くの境内に散らばってたので納札等を集め、そこらにある石を拾って重し代わりにして載せて置きました。
このお札は観音さんの絵が描いてあり、「龍福寺」本尊さんのよおですが勝手に持って行って良いのかな?
記念に1枚持って帰ろうか・・・とも思ったが、この「お札」を作ったのは、たぶん檀家というのか・・近郷の人達の手で作られたような気がします。
なあ~ぁんか・・遊び半分で記念的な気分で持ち帰るのは、その人達に悪い気がして、気弱な性格なため心が痛みます。
「お札」にも数の限りが有るので、σ(*_*)よりも信心の有る人が持った方が良いだろおと思い、持ってきませんでした。
ちなみに、信濃三十三観音霊場の寺多しといえども、このような「お札」が有ったのは、無人ながらもこの「龍福寺」だけでした。
「龍福寺」で尺八参拝する時にσ(*_*)の納札は、風に飛ばされたらアカンので、しっかりと堂内へ直接入れときました。(^O^)
賽銭箱も珍しいでんなぁ、普通ならば「賽銭箱」とか書くのに、梵字が書いてあります。(一番上の写真)
「龍福寺」境内の隅に屋根が有るチッコイ井戸が有り、遠くから見た時は、肥料にするため落ち葉でも溜めているのかと思った。
井戸の中を見ると近くまで水位が有りますが、濁っていて、あんまりキレイでない。
それでも汲む人がいるのか、長い柄杓が側に置いてあったので、いちおう「霊水」なのかな?
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます
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