早朝「西条駅」から自転車を漕いで、信濃33観音霊場の17番札所「関昌寺」へ行く途中、西条の町並に、今時珍しい釣瓶井戸が有りましたが、わざわざ止まって井戸の中を覗いて水が有るかと確認まではしなかった。
線路を越えた道端に「握手道祖神」というのがあり、線路脇の道を行くと信濃33観音霊場の17番札所「関昌寺」が有ります。
普通ならば寺の正面は道路側に有るのですが、どうも正面らしく見えません。
何となく裏に当たる線路側が正面かな?・・と思い行ってみると、そこが正面のよおで、正面がわかりにくい寺も珍しいでんなぁ。
もっとも昔は線路側に道が有ったから、そのような配置になったのかもしれない。
札所「関昌寺」のアルミサッシ戸は全て鍵が掛かっており戸が開かず、お賽銭を入れる事が出来ません。
参拝の皆さんは、どうしてるのかな?・・と思い見渡すと、付近アルミ戸の溝にお賽銭が置いてあるのを見て、ここはそのようにするよおです。
戸のスキマに無理矢理に納札と共に入れて参拝しましたが、参拝後に改めて付近を見渡すと、σ(*_*)が参拝した正面よりも左側の窓カーテンだけが、なぜか開いてます。
何でここだけカーテン閉めておかないのじゃ、閉め忘れたのかな?・・不用心じゃのおぅ、空き巣が居たら狙われまっせぇ。
と思いながらも、空き巣するつもりは無いが、「関昌寺」内がどうなってるのか?と思って覗くと、そこから見える正面に仏さんが安置されてます。
あらまあぁ・・普通は正面に仏さんを安置してあるので、正面で参拝しちまったが左側でしなければいけなかったのね。
ちなみにσ(*_*)が参拝した正面の箇所には、何も置かれていまへんでした。(^O^)
改めて参拝し直すほどの信心は無かったので、参拝し直さなかったが、何故そこのサッシ溝だけ賽銭が多く置いてあるのか、やっと意味がわかり、本尊がどこに有るのか、知ってる人は知ってたのですねぇ。
でもって、そのために、わざわざカーテンをそこだけ開けておいたのですねぇ。
その旨をメモ書きでもして、どこかに貼っておいてくれたら、信心の足りないモンでも、わかりやすかったのにぃ。
高速道路下を自転車を漕ぎ「岩殿寺」へ・・車の通りが全く無い車道を行くと、道端の岩に石仏が奉ってあります。
場所的にも、いかにも弘法大師がどおしたとか・・カワイソーな娘が身売りされちまって、ややこしい事になったとか・・等々の云われが有りそうな雰囲気なので、そこらを見たが石仏の説明看板は有りまへん。
代わりに周囲に白紐が張ってあり、たぶん松林なのでマツタケが採れるから「入るんじゃねぇ」という縄張りだと思う。
小仁熊ダムを遠くに見て車道を走って行くと、途中に土壁の土蔵が有り「別所郷倉」との立標識が有ります。
それほど珍しい造りでもないので、ふうぅ~ん・・と思って見て通り過ぎただけでしたが、帰って調べてみると「郷倉」というのは、村共有の倉を「郷倉」と言うらしい。
少し行くと小川の縁に古い民家が有り、後ろの山・・前の小川・・と位置的にバランスが良く、これぞ日本の原風景というような気がした。(一番上の写真)
絵になるなぁ・・・日本昔話に出てくるような懐かしい感じがする。
タンボの中に信濃33観音霊場の15番札所「岩殿寺」の山門だけが、ポツンと寺から離れて道端に建ってます。
茅葺きの屋根で今時にしては珍しく、構造上のためか屋根部分が、頭デッカチのような気もするが・・・
信濃33観音の15番札所「岩殿寺」の本堂へ上がる階段脇に小屋が有り、柵内に大きな馬頭観音が奉ってあります。
今まではチッコイ石仏は見た事が有るが、これほど大きい馬頭観音の石仏は見た事がなく、しかもちゃんと馬に乗ってます。
馬頭観音と言えば、馬の顔をしてるのかと思ってたが、そんなようにも見えず、調べてみると他の観音さんは女性的な優しい顔しているのだが、馬頭観音だけは憤怒の顔をしているらしい。
対面側には、大黒さんの線彫りの大石が置いてあり、これも珍しいと思う。
「岩殿寺」本堂の前には、狛犬の代わりなのか馬の彫刻?が2頭飾ってあり、いかにも馬頭観音の寺らしく、たぶん木造だと思うが、なかなかリアル感が有ります。
参拝していると、チリンチリンと鈴の音が聞こえ、おぉぉ・・珍しく巡礼さんが来たのかと思ったら、「岩殿寺」駐車場で車から2・3人降りた登山客で、これから岩殿山に登山するらしい。
巡礼鈴かと思ったのは熊除け鈴のよおで、熊に出会わないようにね・・。(^O^)
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