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 あさひ月山湖展望広場「月の女神」、「庄内33観音霊場」紀行文 巡礼日 2013.7.1  掲載日 2014.8.20


「六十里越え」準備/「田麦俣」とホンモノ山伏

「六十里越え」の下調べ

 「庄内三十三観音霊場」巡りを計画するまで、湯殿山へ向かって「六十里越え」と言う旧街道が有るなんて知りませんでした。

 ネットで「六十里越え」を調べてみると、いくつかヒットしたので読んでみると、あんまり詳細は、よぉ~わかりませんでしたが・・「六十里越え」地図、「庄内33観音霊場」紀行文

 1 道標は、しっかりしているらしい
 2 早い時期、5月頃だと残雪が有るらしい
 3 詳細な地図が見当たらない

 そこで、「あさひ村観光協会」にメールで資料送付をお願いすると、詳細な「六十里越街道」地図(写真の地図)とパンフレットが送られて来ました。どうも、ありがとさんでした。

 実際に歩いてみた結果、「六十里街道」に設置されている道標と、この地図を見ながら迷う事無く無事に湯殿山へ行けました。

出発準備・田麦俣にて

道の駅「月山」、「庄内33観音霊場」紀行文    「田麦俣」集落、「庄内33観音霊場」紀行文    「田麦俣」集落・茅葺家屋、「庄内33観音霊場」紀行文

 道の駅「月山」で車中泊しましたが、明け方近くにトラックが止まりウルサかった。

 今日の「六十里越え」到着予定地である「田麦俣」集落へ行き、「田麦俣分校」跡の写真を撮りましたので、クリックしてください。

 木造校舎を趣味で巡ってる人達でも、何故かあんまりこの田麦俣分校は有名で無く、その存在は世間に知られてないようです。「田麦俣」集落・茅葺家屋、「庄内33観音霊場」紀行文

 なんせ「全国の木造校舎・廃校」サイトも併設しているσ(*_*)でさえも「六十里越え」を調べて、初めてこの田麦俣分校の存在を知ったほどでしたから・・。

 この「田麦俣」は、茅葺きの家が保存されており、それを見に来る人も多いよおですが、「田麦俣分校」の木造校舎もキレイに残ってるので、もおチット宣伝したら、その趣味の有る人達も訪れると思うのだが・・・

 「田麦俣」バス停にはトイレも有り、時間通りにバスが来ましたが、だれも乗ってません。

 運転手のオッチャンに「これから六十里越えをするつもりですが、出発地の「松根」付近に止まるバス停はどこでっか?」

 「松根付近には、止まらんなぁ・・「板井川」のバス停が近いかなぁ・・・。」

 「田麦俣」バス停からは、だれも乗らないのかな?と思ったら、女子高校生が一人乗り、それだけかな・・・と思ったら、山麓付近へ向かってバスが行くと少しづつ客が乗ってきました。

ホンマモンの山伏

赤川「東橋」、「庄内33観音霊場」紀行文  赤川、「庄内33観音霊場」紀行文  スーパー「みやざき」、「庄内33観音霊場」紀行文

 バスに乗って地図を眺めていると、昨日「東橋」を通った時に食料品店が有ったのを見つけ、教えられたバス停からの距離が、あんまり変わらなかったので「興屋」バス停で降りました。山伏の名刺、「庄内33観音霊場」紀行文

 赤川に架かる「東橋」を渡ったT字路の所にある、スーパー「みやざき」へ行きました。

 あんまり大した物は無いじゃろお・・と失礼な事を思いながら店に入りましたが、この店で作った出来たてホヤホヤのまだ温かいオニギリが1個130円で売ってたので昼食用に買いました。

 このオニギリはけっこう人気の品らしく、出勤途中の人達が列を作って次々と買い求めており、店の中でも一生懸命にオニギリを作ってます。

 そおだわなあ・・コンビニのオニギリよりも、中身がしっかり詰まっておりサイズも大きく、そりゃあぁ~σ(*_*)でも買いに寄ると思う。

 店内で買い物をしている越後屋を待つため、外でモクを吸ってると、持ってる笠と杖を見てジサマが話しかけて来て、ジサマは「山伏だ」と言って名刺をくれました。山伏の獅子模様「庄内33観音霊場」紀行文

 名刺には「出羽三山神社 羽黒派古修験道 山伏先立」と書いてあり、おぉぉ・・羽黒山だから「羽黒派」となっているのかな?。

 名刺の柄模様が、羽黒山で見た山伏が着ていた物と同じ色の「市松模様」だったので、「この柄模様は羽黒山の山伏独特のものなのでっか?」と聞くと「そおだ。羽黒山系は、この模様を使う。」と言い、ふうむぅ・・知らんかったので一つオリコウになった。

 ジサマは白衣を着ており、その背中に獅子が描いてあったので、話しかけられる前は、それを見てそのスジのヤーさんかと思ってましたが、山伏とわかったので写真を撮らせてもらい、この獅子柄も羽黒山山伏独特の物だそうな。

 羽黒山系の山伏について、こおいう事をアンサン知ってましたか?。あっ・・知ってましたか・・すみません。σ(*_*)だけ知らなかったのね・・シクシク(T_T)・・・。

六十里越え、「庄内33観音霊場」紀行文    六十里越え「稲荷神社」、「庄内33観音霊場」紀行文     六十里越え、「庄内33観音霊場」紀行文

 ジサマと別れ、テクテク・・と「松根」に向かって歩いてると、ジサマの車が追い越し際に軽く警笛を鳴らして行きました。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「阿字観」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます



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