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 六十里越え、「庄内33観音霊場」紀行文 巡礼日 2013.7.1   掲載日 2014.8.23


「松根」より「縁結びの眺望」へ/六十里越え・湯殿山

八幡神社・六十里越え、「庄内33観音霊場」紀行文     八幡神社付近の「六十里越え」標識と案内図、「庄内33観音霊場」紀行文     八幡神社付近、六十里越え、「庄内33観音霊場」紀行文

 テクテク・・と1kmほど歩いて「松根」の「八幡神社」に着いたので、日陰の所で一休み。

 この神社は湯殿山へ向かっての「六十里越え」出発地として良くネットに出ており、鳥居脇の農道のような所に「六十里越え」の付近概要案内地図と道標標識が有ります。

 以後、歩く道筋の主要箇所や分かれ道には、その都度設置されており、こおいう配慮はなかなか親切で、特に案内地図は現在地がわかり助かります。

六十里越え、「庄内33観音霊場」紀行文   越中堰・六十里越え、「庄内33観音霊場」紀行文    庚申塔より、六十里越え、「庄内33観音霊場」紀行文

 小さい用水路が有り「越中堰」と言うらしく、堰を渡って庚申塔までは、すんなり行けました。

 庚申塔の土手を上がった所が休耕田になっており、その周囲の畦道は草が刈ってあり、それは良いんですが・・休耕田を囲んだ畦道をどの方向へ行けばわからんのです。

 頼りの道標が有れば良いのですが探しても無く、この「六十里越え」で唯一迷った箇所です。

六十里越え、「庄内33観音霊場」紀行文    六十里越え、「庄内33観音霊場」紀行文     六十里越え、「庄内33観音霊場」紀行文

 地図をジックリ見直して畦道をウロウロし、どちらの畦道も山の方へ行くようですが、越後屋に左の畦道を斥候偵察させ、σ(*_*)は右の畦道を偵察しました。六十里越え、「庄内33観音霊場」紀行文

 越後屋から「こっちの道のようだ。」との報告を受けたので、休耕田を突破して真っ直ぐな砂利道へ出ると、舗装道路になった付近に案内地図と幟が有ります。

 幅広の道をテクテク・・・途中に「縁結びの眺望」看板が有り、横道へ外れるようになってます。「縁結びの眺望」へ・六十里越え、「庄内33観音霊場」紀行文

 よっしゃあぁ・・若いネーチャンと新しい出会いの縁が有るかもしれん、何がなんでも是非ともネーチャンと縁を結びたい・・ただし越後屋にバレんように・・とワクワク・ドキドキしながら喜んで坂道を上がりました。

 頂上付近に入口看板と同じ「縁結びの眺望」看板が立っており、そこからは確かに庄内平野が展望出来ます。

 しっかしなぁ・・展望が出来るだけで、題名のような「愛をささやく」ような場所・雰囲気では無いなぁ。

 越後屋なんか、愛のササヤキどころか「坂道がキツイ・・・暑い・・」と言ってモンク垂れてます。「縁結びの眺望」・六十里越え、「庄内33観音霊場」紀行文

 ここで庄内平野を眺めながら、見え透いたシラジラしいウソの愛をささやきながら、イケナイ事やらアンナ事やらヤヤコシイ事をして「縁」を結ぼうと思っても、無理だろなぁ。

 なんせ周りが明るく開かれ過ぎてるので、雰囲気的にアカンような気がして、もおチット隠れるような場所とか、他人から見つからないような場所も作っておかなくっちゃぁ。

 この「縁結びの眺望」の場所は、どちらかと言うと「男女交際は、清く・正しく・明るく、健全に・・」的なPTA推薦のような場所かもしれん。

一休み・六十里越え、「庄内33観音霊場」紀行文       六十里越え、「庄内33観音霊場」紀行文       追分石・六十里越え、「庄内33観音霊場」紀行文

 「縁結びの眺望」は電線の点検路を利用したらしく、元の道に戻ると一人のトッツアンが上って来たので挨拶すると「六十里越えで「田麦俣」まで行く」と言い、足が早いよおなので先に行ってもらいました。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「阿字観」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます



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