HOME > 遍路・巡礼 > 「庄内33観音霊場」地図と目次 > 28 座布団
巡礼日 2014.4.19 掲載日 2014.10.31
朝、余目駅を出て自転車を漕ぎ始めると、すぐにヒザ関節が痛くなり、なんせ普段は自転車に乗ってなく、あんまり使ってない関節だからなぁ。
それと共に、今まではサドルに座布団を直接縛っていたが、どうにも尻が痛いので、今回は座布団がズレないように腰巻きのように座布団を腰にくくりつけて乗ってみました。
越後屋は「みっともない」と言ってたが、やってみると、それほど尻は痛くない。
広いタンボの中を一直線に突っ切ってる道を自転車で漕ぎましたが、どうにもヒザが痛いので、だいぶ越後屋から遅れた。
「三本木」の神社の所で越後屋が待っており、トイレへ行きたいと言うので近くの「道の駅」へ行かせ、σ(*_*)は神社で休む事にした。(一番上の写真)
松の切り株に座ってモクを吸ったが、ふと・・松ヤニが付くかな・・と思ったら、腰巻きの座布団は良かったがモク入れに少し付いちゃった。
この「庄内33観音霊場」の23番札所「勝伝寺」を、ホントは鶴岡市内を巡った時にやれば近くで良かったのですが、計画した時に、どおしてもここまで巡るのは無理だと思い、距離は遠くなりましたが今回のコースに入れました。
「播磨」集落に入り、学校正門付近にチッコイ堂が有ったので、まさかそれでは・・と思って座布団の腰巻きのまま行ってみると、そこからすぐ近くに札所「勝伝寺」の屋根が見えました。
せっかくチッコイ堂の入口まで行ったので、何の堂かと思って念のために確かめると単なる「斉藤君公徳碑」で、石碑に屋根まで付けて云われが有りそうにしてるもんだから、札所の堂と間違ったでねぇか・・ゴルラァ~。
で・・その斉藤君が、どんな人物かと思って石碑を読んだが、ゴッテリと漢字ばっかりギッシリと書いてあるので、学の無いσ(*_*)には、よぉ~わからず、たぶん何とか博士がどうのこうの・・と書いてあったように思う。
札所「勝伝寺」境内へ入ると山門が有り、道路に向かった参道先には石柱が有ります。
石柱付近に小汚い小屋が有り、前の寺でも物置かと思うのが観音堂だったので、まさかこれも札所の観音堂では・・と思って戸を開けると簡単に開き、堂内には御詠歌の紙が有って、やっぱりここが23番札所「勝伝寺」の観音堂札所だったのね。
初めての「庄内33観音霊場」巡礼者は、気付かないだろなぁ・・今までの札所寺でも、観音堂を見逃していたかもしれない。
「勝伝寺」観音堂内の正面には首の取れた石仏やら何やらが飾ってあり、あんまり掃除してないのかホコリっぽく、越後屋は新しい小屋を作れば良いのに・・と言うが、これが新しくキレイな小屋だったら、これまた情緒が無いように思う。
雰囲気的には小汚くても、こおいう村のジジ・ババ達が勝手に集まって来てナモナモ・・するような庶民的な堂の方がσ(*_*)は好みです。
横の壁に掛かっている納札やら何やらは、針金で縛るのかと思ったら銀色のコヨリでした。
「勝伝寺」を出発する時、腰に付けていた座布団は、やっぱり自分でも腰巻きを付けてるよおでミットモナイと思い、以前のようにサドルに縛りました。
はい・・自分で言うのもアレですが、こお見えても一応σ(*_*)にも恥も外聞も気にする気持ちは少しは有るのです。
この「庄内33観音霊場」巡りが終わった後、自転車に乗って尻が痛いのを、何とかならんか・・と思ってネットで調べると、皆さんケツの痛みで困ってるよおですねぇ。
サドルを水平にするよりも、サドルの前側を少し高くすると骨盤の骨がサドルに当たらず、痛みが少なくなると書いてあったので、やってみると確かに痛みが少なくなりました。
足の膝関節が痛いのは、足を十分に伸ばせる所までサドルを上げると、痛くならないというのもわかり、今までは地面に足が付くように、サドルの高さが中途半場だったからなぁ
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「阿字観」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます
以下、広告です。
どんどん絵を描くことが好きになる!! 楽しく学んで、どんどん上達 上西先生の水彩画教室⇒詳細はこちら |