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 大尾山・奥の院、「遠江33観音霊場」紀行文 巡礼日  2014.5.22   掲載日  2015.1.18


大尾山「顕光寺・奥の院」と破線の道/遠江33観音霊場記

大尾山・顕光寺駐車場、「遠江33観音霊場」紀行文    大尾山・顕光寺へ、「遠江33観音霊場」紀行文     大尾山・顕光寺へ、「遠江33観音霊場」紀行文

 山道より大尾山・駐車場に出て、そこのベンチで昼飯用に持ってきたオデンを食べて一休み。

 駐車場から札所「顕光寺」への道は、最初は舗装道路でしたが、やがてそれなりの山道になり、それでも道幅は広い。

大尾山・顕光寺、「遠江33観音霊場」紀行文    大尾山・奥の院へ、「遠江33観音霊場」紀行文     大尾山・奥の院・みはらし峠、「遠江33観音霊場」紀行文

 大尾山・顕光寺は普通の民家風的な建物で、あんまり寺らしくなく、どちらかと言うと民宿風建物です。

 建物の縁側に、寺の人なのか登山者なのかわかりまへんが、2~3人座っていたので寄りませんでした。
 
 「顕光寺」より少し行くと「みはらし峠」の大きな木杭が有り、地図によると「南側に海を望む」と書いてあるが、木が大きく茂り過ぎて、残念ながら海は見えない


大尾山・奥の院階段、「遠江33観音霊場」紀行文    大尾山・奥の院、「遠江33観音霊場」紀行文     大尾山・奥の院境内、「遠江33観音霊場」紀行文
大尾山マップ、「遠江33観音霊場」紀行文
 さらに歩いて遠江33観音霊場の13番札所「顕光寺・奥の院」に着くと、思ったより立派で大きい堂でした。

 「奥の院」参拝後、σ(*_*)は「大尾山マップ」に書いてある林道へ向かって歩き、越後屋は登って来た道を戻る事にしていました。

 何で別々の道を行くかと言うと、ケンカしたからではなく、σ(*_*)は林道へ行く途中から「大尾山マップ」の破線の道を歩く予定にしてました。

 しかし、その破線道には「シダ多く道不明瞭」と注意書きが記載されているので、越後屋はそれに恐れをなして「そんなオトロシイ道はイヤじゃ」とビビッちまいましてなぁ。

 こおいう意見が別れた場合、いつもならば「ワタシと一緒に、どおしても戻らにゃアカン。 ワタシ一人で戻る時に迷子になり、行方不明になったらどおするんじゃ。 もうワタシの事なんか愛してないのね。」

と、ワガママ言ってゴネるのですが、今登って来た道ならば枝道もなく麓まで一人で帰れると思ったのでしょう。

大尾山・奥の院より林道への道、「遠江33観音霊場」紀行文       大尾山・奥の院より林道へ、「遠江33観音霊場」紀行文         大尾山・奥の院より林道へ、「遠江33観音霊場」紀行文

 しかし、「奥の院」前から林道方向への道を見ると、思ったよりもハッキリした道筋です。

 それを見て越後屋も「やっぱり一緒に付いて行く。あなたと別れたくない・・だって愛してるんだもん(ハァ~ト)」と言って付いて来ました。

 林道方向への道はわかりますが、途中に有るはずの破線入口が、どの付近なのか、よぉ~わかりまへん。

 山道の所々にピンクテープが縛ってあり、これが目印かと思ったのですが、下に測量杭があるので林道への測量なのかもしれまへん。大尾山・奥の院わり破線道?、「遠江33観音霊場」紀行文

 道は細いのですが、これだけ道筋がハッキリわかれば「オンの字」で、σ(*_*)は気が付きませんでしたが、越後屋が下へ降りる分かれ道を見つけました。

 その道の入口には、木枝が遮るように置いてあり、そのような木枝の置き方する場合は今までの経験上「この道は通れない」という意味で置いてある場合が多かった。

 どうしょうかなぁ・・・・なんせ不明瞭な道へ行くのだから、あんまり通らせたくないのだろうか?、それとも、ホントにこの道は破線の入口なのだろか?大尾山・奥の院より破線道?、「遠江33観音霊場」紀行文

 越後屋をそこに置いて、少しその道に入って探索すると今まで以上に道は荒れており、道がハッキリしているのならば行くのですが、少し先へ行くと道が笹のため不明になってます。(左写真の先方向は笹藪)

 こりゃあぁ・・この先もこんな調子ならばアカンなぁ・・と思い、あきらめて引き返し顕光寺方向へ戻りました。

 σ(*_*)が入った道が破線の道でなかったかもしれまへんが、もしこのコースを地図に記載するならば、分かり易くしっかりと看板設置や道を整備しておいて欲しい。

 それをしないのならば、σ(*_*)のように惑わされる者も出てくるので、むしろ地図にコースを記載しない方が良いと思う。

 σ(*_*)が地元観光関係ならば、破線道を整備して一周出来るようにするのだが・・・大尾山・ショートカットの道、「遠江33観音霊場」紀行文

 ちなみに大尾山地図に実線で記載されている「林道坂角線」は、車で通った事が有り、正直言って杉林ばっかりで、全然オモロイ道ではなかった・・すんまへん。

 それを知ってたので破線道ならば良いが、林道経由で麓へ帰るのは距離も長いので、計画には入れてませんでした。

 ただ、車で林道を通った時、道端に小さい看板を二箇所ほど見つけていたので、たぶんそこが鎖線の出入口だと思います。

 「顕光寺」駐車場より麓への山道を下り、「大尾山マップ」に記載されてる麓のショートカットの道を見つけました。

大尾山・ショートカットの道、「遠江33観音霊場」紀行文    大尾山・ショートカットの道、「遠江33観音霊場」紀行文     大尾山・ショートカットの道、「遠江33観音霊場」紀行文


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます



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