弘前市内へ行くのに同じ道を通るのも面白くないので、「森山」集落経由で行き、ほとんど車が通らず、自転車で走りやすい道でした。
途中「百万遍塔」が有り、これからも所々に有りましたが何の習慣だろう。
石塔の前には、コーヒーの空缶が、供えてあるというのか・・置いてあるというのか・・捨ててあるというのか・・神様か仏さんか知らないが、空き缶を供えられても嬉しくないじゃろなぁ。
弘前市内へ入り、コンビニで昼の弁当を買って外へ出ると、ついに曇り空から雨が降り出した。
雨のため駐車場出口付近で自転車をモタモタさせてると、出ようとしている自動車が迷惑そうな顔していた・・すんまへん。
予定していた1番「久渡寺」へ行くのをヤンピして、この後は33番「普門院」と弘前市内を歩いて見物にする事にしました。
とりあえず、どこかに自転車を置いて、落ち着いて昼飯の弁当を食べなくちゃならんので、地図を見ると「中央弘前駅」が市内中心付近のよおです。
そこまで行く事にして、市内の川に沿って設置されてる自転車道へ行って自転車を漕いでると、途中で「行き止まり」の表示が出ており、なにカマウもんかと、そのまま突き進んで行くと、ホンマに道が途切れちゃっている。
ええいぃぃっっ・・・この雨が降ってクソ忙しい時に、しかも駅まで、もう少しなのにぃ・・
なんとか近くの「弘高下駅」に出ましたが、自転車置き場が雨晒し状態なので、やっぱり予定通り「中央弘前駅」まで行く事にしました。
わからんなりに駅方向へ走っていると、広い道路に「まちなか情報センター」の建物が有り、とりあえずそこで雨宿りする事にしました。
「まちなか情報センター」の係員アンチャンに、ここで飯を食っても良いかと了解を得て、弘前市内地図をもらい現在地を確認し「中央弘前駅」を聞くと、すぐ近くでした。
「ここへ来る途中、自転車道が途中で切れていたが・・」と聞くと「あぁ・・・あそこで切れてますからねぇ」とアッサリ。
別にアンチャンの責任では無いが、それならそうと地図等にも、はっきり書いておいて欲しかったなぁ、初めて来た者は、弘前市内を通ってる川沿い全域に自転車道が通じてると思っちまうでぇ。
σ(*_*)はネットで自転車道の存在を知って走って来たが、まさか市内へ入る途中で切れてるとは思わなかったし、そんな事は、どこのネットにも書いてなかった。
弘前市長さんとか、関係者の人・・せめて、自転車道はどこから起点になってるか示しておいてね。
それはともかくとして、まずはコンビニで買ったものを食べて昼食。
室内では、高校生らしいのがテーブルで勉強しており、エライ・エライ・・・。
雨の中を傘さして、弘前市内の津軽33観音霊場・33番「普門院」へ向かいました。
「まちなか情報センター」を出ると、すぐに昇天教会が有り、その近くに「中央弘前駅」が有り、やっぱり自転車は野晒し状態でした。
弘前市の自転車置き場は、野晒し状態にするのが普通のよおなので、同じ野晒しならばと思って「まちなか情報センター」に自転車を置いときました。
弘前市中を歩いてると、津軽三味線修理の店が有り、その前を通ると修理しているのか、三味線の音と共にチラッと津軽三味線のフレーズが聞こえました。
おぉぉ・・さすが津軽三味線発祥の地・・!!
そのまま立ち止まって聞き続けたかったが、越後屋が先に行くもんだから・・・情緒の無いヤツめ・・
33番札所「普門院」入り口には、大きな石が有ったので、すぐにわかり、階段を上がると、けっこう広い敷地です。
延命地蔵の堂が有り、中を覗くと地蔵さんも居ましたが、白無垢の着物を着た花嫁人形もたくさん飾ってあります。
延命地蔵さんと花嫁人形とは、どういう関係が有るのかなぁ・・何かカワイソーな云われとか、伝説が有るのでしょうか?だれか知ってたら教えてね。
後で調べてみると、未婚のまま亡くなった男性に、あの世で結婚できるようにと親族が奉納した花嫁人形らしく、そおいう風習が津軽地方に有るそおで、サミシそうな白無垢の花嫁人形が印象的でした。
閻魔堂はホコリっぽく、σ(*_*)の大好きな奪衣ババアは赤い口を開けており、見るだけでも、なかなかオトロシイ。
そりゃあぁ・・こおいうオトロシイ・オババが番してると、目を合わさないように、シノゴノ言わずに黙ってサッサッとパンツまで脱いで差し出しますわなぁ。
ふと横を見ると、あっ!!・・σ(*_*)の隣にもオトロシそうな、オババが居た!!・・良く見ると、越後屋だった・・よぉ~似てますなぁ。(^O^)
「身代観世音堂」も覗いてみると、中はガラクタの物置・・という感じがして、あまり優遇されてないような気がする。
名前から想像する「身代わり」になってくれるほどアリガタイ観世音さんは、どちらに居るのでしょうか?
なんかなぁ・・・こおいうのを見ると、信心の足りないσ(*_*)が言うのもアレだが・・・どんなに有名な寺であろうが、坊さんがキレイ事を言おうが、その寺の姿勢を問いたくなる。
少なくとも看板を付けて、人が見るように紹介しておきながら、中はホコリっぽく汚れていたり、物置のようになっていたり・・・こおいうのは、いかがなものか・・・見せるのならば、見せるように・・・、処理するのならば、処理しちまえば良いのにぃ。
本堂に収まっている、秘仏だかの本尊さんだけを大切にすれば良いという物ではなく、ホコリにまみれた閻魔さんや奪衣バアサン・・・どこに居るのか、わからん観世音さん・・きっと泣いてると思う。
33番札所・本堂で尺八を吹いて参拝した後、時間が有ったので堂の階段に座り、そのまま尺八を吹きました。
吹き終わった時、越後屋が薄笑いを浮かべながら、嬉しそうに「言っていい?・・・下手・・・。(^O^)ケッケッケッケッ・・・ 昨日から聞いていたが、下手だった。」と言います
フッフッフッ・・・こいつめ・・聞く耳が出来てきたなぁ・・自分でも思うように吹けず、下手さが、よぉ~わかってます。
この「津軽33観音霊場」へ来るまで、ほとんど尺八の練習をしてなかったからなぁ。
時間が有るので、下手なりにあと2曲吹き、ホントは、こおいう風に時間に縛られずに吹くのが良いのだが・・・
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