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 居多浜、「越後33観音霊場・只一人」紀行文 H19.10.9 巡礼    H21.9.9 UP


親鸞上人の上陸地「居多浜」/越後33観音霊場・只一人

「久比岐自転車道」終点と居多浜

久比岐自転車道、「越後33観音霊場・只一人」紀行文     久比岐自転車道、「越後33観音霊場・只一人」紀行文    久比岐自転車道、「越後33観音霊場・只一人」紀行文
久比岐自転車道、「越後33観音霊場・只一人」紀行文    久比岐自転車道・終点、「越後33観音霊場・只一人」紀行文    五智国分、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 「久比岐自転車道」の終点は、直江津市内に入る国道と、居多浜海岸へ行く旧道の別れ道の所です。居多浜、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 そこには「祝 完歩!!」「おつかれさんです。!!(ハァ~ト)」と書いたプラカードが出迎えており、アーチには「くす玉」がブラ下がって、テープ・紙吹雪が舞い散る中、キレイなネーチャンが花束を抱えて微笑みながら駆け寄ってくれ・・・んなワケ無いわなぁ・・

 「出口」の看板だけが出ており、だれも出迎えてくれず、側の国道では車が何事も無いように、トットと走り抜け・・ちょっとサミシイ。居多浜、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 「居多ケ浜」海岸へ向かう旧道を歩いてると「親鸞上人上陸の地 居多ケ浜」と書いた看板がたっており、今は直江津海水浴場となって、けっこう広い砂浜です。

 季節外れのため閑散としており、数グループの家族連れとか、若いカップルとか、波乗りの人が点々としています。居多浜、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 親鸞さんが来た時、波が静かな時だったのでしょうか。

 荒れてた場合は船から下りるのもタイヘンだったでしょうなぁ・・なんせ、波乗りをしてる人が居るような浜だから。

 居多浜に立ちて静かに海を眺め、この浜に親鸞さんが流され上陸したのかと、しばし瞑目・ご苦労を偲び合掌すると、思わず涙が頬を伝い・・というような事は、σ(*_*)のような不信心モンには当然無く、浜茶屋材料置き場の日陰で疲れたなぁ~・・とダラシなく足を投げ出して休むのみ。居多浜・国分寺へ、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 地図を見ると、国分寺へ行くには少し先でY字になってる道を右に上がったほうが良さそうなので、どの辺かなぁ・・とフラフラ探しながら歩いてると、何となく小高い所へ上がっていく少し狭い坂道があります。

 まさかあれでは・・と思い、ちょうどジョキングしているトッツアンが来たので聞いてみると、やはりその坂を上るのでした。

 坂の麓まで来ると、潮風で錆びちまった国分寺への案内板と「親鸞上人上陸地」と書いた看板があります。居多浜を望む、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 浄土真宗の信心深い人達が、この居多浜に来ると、きっと涙を流して浜を拝むかもしれん。

 坂を上がった所に、上陸記念の公園と、まだ新しいお堂らしき物が有ったが、信心が足りんので寄らなかった。

 これが、まだ弘法大師さんの因縁が場所だったならば、遍路していて親しみがあるので寄ってみようか・・という気になるのじゃけれど・・・。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「阿字観」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます


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