H20.4.15 巡礼 H21.11.14 UP
「柿崎」の町並みを歩いてると、道端の案内看板に「親鸞上人のお枕石」と書いてあり、読んでみたが「枕石」がどおなっとるのかさっぱりわからん。
たぶん、そのスジの人達にとっては、アリガタァ~イ伝説なんでしょう。
写真を撮って行き過ぎようとしたら、横道の奥に教会のような建物が見え、あっ!!・・柿崎に浄土真宗の寺なのだが西洋風の教会のような建物が有ると聞いてたが、この寺の事だったのかとわかりました。
その横道を入って浄善寺へ行ってみましたが、境内には墓が有るだけで、鐘楼だけが寺らしく有り、庭も無いようだが、よぉ~見つけきらんかったのかもしれん。
四国でいえば香園寺のよおなもんですが、あれよりも奇抜でんなぁ。
檀家からは、たぶん香園寺よりも「何を西洋かぶれのような・・」とモンクが出たと思う。(^O^)
もっとも、これはインドだかの寺院様式らしいが・・
JRの線路に沿って歩くと、やがて線路の向こう側には海がチラッと見え、国道8号線とぶつかる所で、国道の車が渋滞してます。
事故でも有ったのかと思って歩いてると、「竹鼻」で片側通行になっており、警察の鑑識が道路を調べていました。
「竹鼻」集落が終わり、さて越後33観音霊場の札所「大泉寺(大清水観音)」の登り口は、どの辺かいなぁ・・と思いながら注意しながら歩いてると、柿崎駅のジサマが教えてくれたように、ほんまに100m余り行くと山へ続く車幅の舗装道がありました。
おぉぉ・・ジサマが教えてくれた通りじゃ。!(^^)! 、ふと見れば入口の小高い所に、木の下に石仏が置いてあり、おぉぉぉ・・・ますます、それらしくなっており、この地点が「大清水」への登り口だな。
ただ、ここで右直角方向に、もう一つの道が有り、それがいかにも旧道らしい道なので、地図で位置確認すると、この道が実線の道のように思えます。
そおするってぇ~と・・左側はコンクリ舗装してありますが、地図の破線の道なのか?・・しかし、何となく右側の道は、単なる農道のような感じがします。
ジサマは舗装道路を行け・・と言ったような気がするしぃ・・・ああでもない・・こおでもない・・と、その付近をウロつき案内看板がないかと探したが、なあぁ~も有りまへん。
ここはジサマが教えてくれた「舗装道路」と言った単語を信じて歩き始めました。
すると、歩いてすぐ右側の土手に石仏が三体並んでおり、この道がとにかく札所「大泉寺」へ行ける道だというのが確認できました。
先程ウロウロと道を探していた時は、ススキの陰に隠れていて見つけれず、この石仏を発見していなかったら不安のまま、歩いてたじゃろなぁ。
あんまりにも嬉しかったので、小高い所をワザワザ上がって、石仏を確認すると「地蔵」「不動明王」「役の行者」の三体のよおです。
歩いてると、植えてあるのか自生しているのかわかりまへんが、道沿いに椿が群生しており、花の季節が来れば「椿街道」と名付けても良いと思う。
道は、それほど急な坂道ではなく緩やかに上って行き、それまでは破線の尾根道を歩いてると思っていたのですが、高速道路の下を潜る時に、あっ!!・・これが地図では実線で記載してある道で、尾根道ではなかったんだと気付きました。
するってぇと・・・・農道の道は、地図には記載されていなかったんですねぇ。
途中、ゼンマイが生えてないかと探しながら歩いてたら、ヌカルミに足を突っ込んじゃった。ワハハハハ・・・
向こうからオバチャン二人が来て、野草でも採ってるらしく、軽く挨拶して行き違い、少し行くと車が置いてあり、その先がY字路に分かれています。
あちゃあぁ・・どっちの道へ行けば良いんじゃ。?、さっきのオバハン達に道を聞いておけば良かった。
引き返して聞きに行くのも、メンドウだし・・オバハン達に笑われるかもしれんしぃ・・
右側は、まっすぐ道が続いていますが舗装ではなく、左側の道は、来た道と同じように舗装されてますが坂になってます。
地図で確認すると、どうも左側の舗装道路を行けば良いような気がする。
そお言えば、ジサマが「たぶん迷わんと思うが・・途中で分かれる所があり、川沿いに行くと「行き止まり」じゃからね」と言ってたような気がする。
たぶん山の上に有る「大清水寺」の生活道路として舗装道路になっとるのだろう・・と信じて、坂道になってる左側へ行きまました。
今回は、柿崎で道の情報収集しておいて良かったなぁ。
もし、何も聞かずに来ていたら、案内看板も無いので札所「大清水」への登り口はわからんし、この分岐点では真っ直ぐの道を行っちまい、泣きながら戻って来たと思う。
分かれ道からの坂道を行くと、ハンパじゃない急坂になっとります。
四国でいえば清滝寺へ行く車道というか、大師さんが幼少の時に飛び降りた出釈迦寺「奥の院」へ行く道のような感じでヒーコラ言いながら登りました。
この道を車で上がると、タイヤが焦げる臭いがするでしょう。
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