H20.5.3 巡礼 H22.1.27 UP
昔の北国街道は、柏崎市内の閻魔堂を少し過ぎた所でクイッと左に曲がり、諏訪町という所を通ったらしい。
諏訪町の旧商店街風な街並みを歩きましたが、疲れていたので店先に有ったベンチに座って一休み・・町が寂れていますなぁ。
柏崎・旧街道沿いの町並みを歩きましたが、人家ばかりで余り面白くありません。
鯖石川に掛かる「安政橋」を渡り、昔は渡し船が有ったそうな。
今でこそ、この川の付近はギョウサン家が立ち並んでいますが、昔の写真を見ると、この付近は荒涼とした砂山に松が生えてるだけの何も無い、言っちゃあ悪いが殺風景な所でした。
途中に有るスーパーの中に入り、クーラーの効いた休息所で冷たい物を飲みながら一休み。
先ほど諏訪町のベンチで休んだ所から2kmしか来ていないのだが、かなり疲れており、よっぽど家に電話して迎えに来させようかとコンジョ無しの事を考えた。
このまま北国街道を歩いても人家が有るだけで面白くないので、休んだスーパ付近から横道へそれて、刈羽砂丘の尾根に有る林道を歩きました。
この林道は最近出来たのではなく、一番古い約100年前の国土地理院(昔の陸軍)の地図にも載っております。
(す・・すみません、この林道は新しいもので、もっと麓に古い道が有り、勘違いしてました。ホンマにすんまへん。 H22.3.31訂正・お詫び)
刈羽砂丘と言っても、有名な鳥取砂丘のように砂山がズウッ~と続いてるわけでなく、防風林を兼ねているのか松やアカシヤ等の木が生えており、知らない人は、ここが砂山とは思えず普通の山のような感じがするでしょう。
また道路は砂地ではなく、一応アスファルト舗装してあるので、ますます砂山とは思わんでしょうなぁ。
林道入口付近に地震被害のため「通行止め」になってましたが、歩くぶんには構わんだろうと無視して看板横をすり抜けて歩き、振り返ると「米山」が遠くに霞んでいます。
途中で再び「通行止め」が出ており、その付近の舗装道路はカチャカチャに壊れており、この状態ならば車は通れまへんわなぁ、人なら簡単に通り抜けれるが・・・
この刈羽砂丘の尾根道は、樹木等が茂っているため展望が効かなく、地震で壊れた付近でやっと海がチラッと見えます。
180度グルッと反対方向を見れば、この先、越後33観音霊場の巡礼コースにして登る予定の「刈羽黒姫山」が遠くに見えます。
この刈羽砂丘の林道は、普段でも車の交通量が少なく、車に追い立てられず歩き易い道で、旧北国街道を通るよりも森林浴するつもりで歩いた方が良いような気がする。
特に今回は地震で「通行止め」だったから、1台も車と会わなかった。
ちなみに林道には人家が全く無く、「正明寺(地名)」へ行く最初の十字路付近で、やっと小さい工場や養鶏所が有り、その工場の壁際で一休み。
ここら辺に来ると、自動車がたまに通り、ジロッと見られていきます。
次の十字路を右に折れて「刈羽」へ向かい、集落の三叉路にチッコイ小屋が有り、中に石仏が4体入っており、地元では「お不動さん」と言ってるようで、確かに不動明王2体・大日如来・お釈迦様?が有りました。
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