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 東福院、「越後33観音霊場・只一人」紀行文 H20.6.7 巡礼    H22.2.24 UP


「赤田」の東福院/越後33観音霊場・只一人

旧道と思われる道

大池より常楽寺を望む、「越後33観音霊場・只一人」紀行文 大池、「越後33観音霊場・只一人」紀行文旧道と思われる道、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 越後33観音霊場の札所「常楽寺」を出て、タンボ道を「大池」へ向かって行き、ここら付近は溜め池が多く、この池も一応「大池」と名付いておるようです。

 「大池」より地図で調べておいた旧道らしい、軽自動車が通れる道幅の道を行き、あんまりこの道は使われていないようで杉葉が積もってます。草むらで覆われた道、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 それでも、まぁ旧道らしくて、良いじゃなかろおか・・雰囲気も、よお~出てる・・と喜んで歩いてると、やがて道に草が生え始めます。

 まぁ~人が通らないような道だから除草する人も無く、草くらいは生えるじゃろおなぁ・・と思い初めてたら・・・ゲッ!!・・見渡す限りの草原・・・と言えば聞こえが良いが、ススキやら何やらの背の高い草が、道を一面に覆ってわからなくなってます。

 あちゃあぁぁ・・・・どないしょう・・・道から外れて草むらに踏み入り、泥沼に入り込んだら悲劇じゃのおぅ、ヘビも出てきて噛み付かれるかもしれんし・・・

 悪い妄想が次々と沸いてきますが、一応この付近の地理的感覚はあるので、草原を突っ切って近くにある高速道路付近まで行けば何とかなると思い、草むらへ自転車を押しながら進みました。

 これが距離が長かったり、地理感覚の無い初めての山道だったら引き返したと思う。

 幸い泥沼にも引き込まれず、ヘビさんとも挨拶せずに無事に高速道路近くの農道へ出る事が出来て、これも観音様のお導きかと・・・ナムナムナム・・・。

東福院

東福院・地蔵、「越後33観音霊場・只一人」紀行文       東福院へ、「越後33観音霊場・只一人」紀行文      東福院・山門、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 「赤田北方」集落に「東福院入口」の石碑が建っています。

 「東福院」は越後33観音霊場では有りまへんが、ここら辺では一応有名な古刹の寺で、赤田城址の麓に有ります。東福院・本堂、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 最初からついでに寄るつもりだったので、そのため草むらを掻き分ける道筋を選んだのですが、もし次回に越後霊場巡りする機会が有っても、たぶん旧道らしき道は行かないじゃろなぁ。

 「東福院」への道を歩いて行くと、小屋の中に入ってる地蔵さんが横を向いて座っており、珍しいですなぁ・・・普通ならば地蔵さんは道に向かって座っているもんだが・・。

 実はこの地蔵さんが横を向いてるのには、それはそれはカワイソーな深い云われが有る・・はずが有りまへんわなぁ。(^_-)、単に中越沖地震で横を向いちまい、そのままになっとるだけだと思う・・どや、ダマされたか?・・トッツアン・・・(^O^)ケケケケ・・・

東福院・境内、「越後33観音霊場・只一人」紀行文  東福院・境内、「越後33観音霊場・只一人」紀行文  東福院・鐘楼、「越後33観音霊場・只一人」紀行文   東福院・杉、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 地震の影響で「東福院」山門の横が少し倒れてましたが、庭はそんなに崩れてなく、石灯籠が倒れているのは、仕方がないかもしれん。

 「東福院」本堂は閉まっており、禅宗のためか、そこは何となく雰囲気的に座禅する場所のような気がして、その本堂らしい建物の前で一曲尺八を吹き、少し休んでから庭を散策しながら尺八を数曲吹きました。

 東福院・池、「越後33観音霊場・只一人」紀行文   東福院・庭園、「越後33観音霊場・只一人」紀行文   東福院・境内、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 禅宗のためか、なかなか雰囲気的に落ち着く庭で、人工的な細工は少なく、自然らしさと静けさを持った庭でした。

 家から近かったら、ここまで来て尺八の練習したら良いんだが・・ちと遠いからなぁ。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「阿字観」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます


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