H21.5.17 巡礼 H22.7.7 UP
栃原峠で稲荷神社への道が真っ直ぐ入っていたので、そのまま神社の後ろ付近から三国街道が続いてると思い、グルッと神社の周りを一回りしましたが道は無く行き止まりで、稲荷神社へ行くだけの道だったよおです。
途中に鉄パイプ手摺りで車道へ行く道が有ったので、それを降りてみると車道との間に三国街道が見つかりました。
栃原峠を上がって来た道と違って、三国峠の下り道は少々ヌカルミ状態になっており、気のせいか下草も先程の道よりも多い気がする。
旧道の左横上に車道が走っており、途中に馬頭観音の石仏が一つ有ります。
やがてコンクリ橋が有り、ネットで調べた時に、この橋を渡るのだったか・・橋を渡らず、そのまま真っ直ぐの道を行くのだったか・・・大部以前に調べたので忘れちまった。
しかし、このコンクリ橋は重要なポイント地点の一つで、この先には防砂堤があり、真っ直ぐの道は草が茂っており、人が歩けます・・というような状態では・・無いなぁ。
むしろ橋を渡った道の方が、何となく以前に草刈りをしたような形跡もあるので橋を渡って行きました。
家に帰ってネットで調べ直すと、真っ直ぐの道が正解らしく、その先の砂防堤付近脇に歩き用の階段が有ったらしい。
しかし、それは数年前の事であり、今もそれが残っているのかわからず、また残っていても現状では草が茂っており見つけにくかったと思う。
橋を渡って登り坂を歩き、これ位の草丈ならばまだ歩けるなぁ・・と思いながら登り、頂上付近では今までの草むらの道と違って砂利道の車道が有り、三叉路でY字に別れています。
そこからは問題の砂防堤と、それより続く旧三国街道の道と畑が見えます。
地図で確認すると、防砂堤の裏へ降りるようなカーブになっているので、当然、下へ降りる道へ行きました。
ところが先のカーブを曲がった途端に、草が目の高さくらいまで生え茂っており、おいおい・・どおなっとんじゃ?・・この草藪の道を行くんかいな?
周りを見渡しながら、その付近に道らしいものが無いかとウロウロ探すと、谷になっている所が不法投棄場になってるよおです。
その不法投棄のゴミの中に「谷へ → 大字区」と書いてある二つに折られたベニヤ板が捨ててあるのか・・置いてあるのか・・・そんな物より、もっと金目の物が落ちていれば、もっとウレシかったのだが・・。
ベニヤ板は何で二つに折られてるのかわからんし、ここに立っていた物か・・、他から持って来た不法投棄の一部なのか・・、地図を見てもこの付近に「大字区」という地名は見あたりまへん。
「谷へ →」と書いてあるので、看板を信じて谷側へ降りるべきか?
それとも地図を信じて背丈ほど茂ってる草藪の道を行くべきか?
あんまり足下の見えない草藪は、歩きたくないなぁ・・・ヘビを踏んづけるかもしれんので・・。
判断に迷い、越後屋を残して不法投棄のゴミを踏み分けて、少し谷へ降りて偵察してみると、道と言えば、道のようにも思えるし・・谷だと言えば、谷にも思えます。
四国遍路で歩いてた時、余り人が行かない遍路道を歩くと遍路道の出口が不法投棄の場所になっており、そおいう可能性も有るので、何とも判断が付きません。
先程の草藪の道は、地図の通りであれば良いが、他のどこかへ続いてる可能性も有るので断念し、ここが道でなく谷であっても、方角的に麓の砂防堤付近に降りれると思い、越後屋に降りてくるように言いました
谷の道は、それほどの距離でもなく、無事に麓まで降りた所で防砂堤に向かう道とぶつかり、上から降りて来た道のよおで、これも家に帰ってネットで調べて見ると、草藪の道を信じて行けば、この場所へ来たよおです。
この草藪の道は、堤が出来たための代替え道路だったのですが、歩く人も居ないので草刈りもせず廃道になったんでしょうか。
防砂堤からは、まともな?道らしい道になり、少し行くと車道とぶつかり、そこに「旧三国街道」の立派な案内看板が有ります。
しっかしい・・いくら立派な案内看板が有っても、この看板の有る「堀之内」方面から「八色」に向かっての栃原峠越えは難しいでっせぇ。
全く土地勘の無い始めての人が、この看板の道から三国街道を歩こうとしたら、最初の防砂堤を、どう乗り越えて行けば良いか、わからんじゃろなぁ。
1~2Kmという長い区間ではなく、草藪となっていた100m程の区間だけでも除草してもらえれば、歴史ある三国街道が通れるのにぃ。
大回りになるが車道から先程迷ったY字路へ行け・・という事なんでしょう。
それならば、そおと優しくその旨を記載した看板を、この付近に立てておくのが親切だと思う。
いずれにしても、三国街道の旧道にこだわって栃原峠越えを試みる人には、途中で遮る2つの防砂堤がネックとなり、頭を悩まして大分カシコクなると思います。
このページが、関係者の目に止まり草藪が除草されるのを祈りつつ、またネットで経験談を記載してくださった先駆者の人達と同様、後に続く三国街道・栃原峠越えをする人の参考一助になれば幸いです。
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