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 小千谷、「越後33観音霊場」只一人・紀行文  H21.6.15 巡礼    H22.7.24 UP


幻の「不動明王の清水」/越後33観音霊場・只一人(極楽寺)

小千谷、「越後33観音霊場」只一人・紀行文   極楽寺前の踏切、「越後33観音霊場」只一人・紀行文    極楽寺・地蔵、「越後33観音霊場」只一人・紀行文

 小千谷駅前の道は、車の通りがけっこう有るので、線路を越えた山側の道の方が車の通りも少ないし、旧道と思われるので線路の下を潜って、そちらの道へ行きました。

 ほとんど車の通りが無く、たまに散歩のジサマが歩いており、家からは犬に吠えられます。極楽寺、「越後33観音霊場」只一人・紀行文

 道の駅「あぐりの里」で貰ったパンフレットに書いてあった「極楽寺」はこの辺だけど・・・寺らしい建物が見あたりまへん。

 踏切で「チカッ・チカッ・・」と光っている測定器の番をしている人に「極楽寺は、どの辺でしょうか?」と尋ねると、目の前にある階段を行けば寺だと教えてくれましたが、ここから見ると普通の民家にしか思えない。

 行ってみると、入口に大きい地蔵さんが番をしており、寺はやっぱり一見普通の民家風でしたが、かろうじて突き出た庇と山門額で寺だとわかり、柱に「越後新四国第70番」の看板も掛かってます。


 「越後新四国八十八カ所」の存在は知っており、最近作られて歴史的にはそんなに古くは無く、四国八十八カ所と違って素朴の小さい寺ばかりのよおで、願わくば本家大元である四国の寺のように金儲け主義にならんで欲しい。極楽寺、「越後33観音霊場」只一人・紀行文

 ガラス戸にはσ(*_*)の大好きな「揚羽蝶」の紋が描いてあり、平家関係の寺なんでしょうか?、それとも「揚羽蝶」の紋を見れば「平家」だと思うσ(*_*)が、単純でアホなだけなのでしょうか?

 そうそう・・それよりも夕暮れが迫ってるので「不動明王の清水」へ行かなくっちゃあぁ。

 極楽寺・駐車場に案内図が有りますが、距離とか所用時間が書いてなく、一抹の不安がありました(パンフレットにも記載してない)。

 しかし案内図を見れば「不動明王の清水」は、それほどの距離でもないだろおと思い、パンフレットには「今もこの清水を汲みに訪れ人が絶えません」と書いてあるもんだから、それほどの名水ならば車で列をなして水汲みに来ると思ってたんです。

 でも、駐車場には車が1台も無く、夕方なので水汲みのピーク時刻は終わったのでしょうか?

 駐車場脇の細い道から、墓場の脇道を通り抜け・・・草が茂った中に「自然歩道」の標識が立ち、道が二手に分かれており、どちらの道が「自然歩道」なのかわかりません。 小千谷大橋、「越後33観音霊場」只一人・紀行文

 何となく左側の草が茂った道が自然歩道らしく、右側の道の方には踏み跡が有り土も見えてます。

 なんせパンフには「水を汲みに来る人が絶えない」と書いてあったもんだから、おぉぉ・・さすが踏み跡が有って「来る人が絶えないなぁ・・」と思いながら当然右側の道へ行きました。

 それらしい山道を行くと、谷間の杉林に入り突然道が無くなり・・はれっ?・・不動明王様は、いづこへ?

 確かに谷間なので水気が有りましたが、パンフレットの写真のような岩洞に収まってるような物は無く、水汲み場ならば、もう少し広々としているのが通常なんだけれど、なあんにぁ~も無く、雑草が茂ってるだけ・・

 こりゃあぁ道を間違えたなぁ・・・と思い、「自然歩道」の標識の所まで戻り、草が生えているし山道を登るようなので、どうしょうかなぁ・・と大部迷いました。

 しかし、せっかく来たのだし「水汲む人が絶えない」という事だから、そんなに遠くではなく、たぶん近くだろおと良い方へ解釈して、草を掻き分けて山道を上りました。

 九十九折れの山道をヒーコラ言いながら登り、こりゃあぁ・・水汲みに来る人もタイヘンだわなぁ・・汲んだ水をこぼさにゃ、ええが・・・小千谷大橋より信濃川、「越後33観音霊場」只一人・紀行文

 曲がりくねった道を歩きながら、その曲がった先に不動明王さんが居るかもしれん・・と希望を持ちながら、だいぶ山の上に上がったでぇ・・ハァハァ・・。

 パンフレットに書いてある季節外れなので「カタクリ」の花は咲いてないが、一応「カタクリ」が生えてる付近に来ました。

 ハァハァと息切れしながら、やがて「自然歩道の標識」の有るY路字の所まで来ましたが、この先どこまで行けば良いのかわからんので、諦めてそこから引き返しました。

 せめて標識に「不動明王の清水、ここから何m先に・・」と一筆加えてあれば良かったんだが・・

 麓まで降りると畑に人が居たので、たぶん極楽寺の坊さんだと思い「すみません、「不動明王の清水」と言うのは、どの付近に有るのでしょうか?」「越後33観音霊場」只一人・紀行文

 「あんたが、今降りて来なさった山の途中に有ったのだがなぁ」
 「ここから山に登って行ったのですが、見あたらず途中で引き返してきたのです。」

 「ううむうぅぅ・・山道を登ったら途中で道が二手に分かれる所が有り、そこから100mほど行った所に有るんだけどなぁ」

 「あらあぁ・・そこは「自然歩道の標識」が有る所ですよねぇ。道が二手に分かれてましたから・・諦めて丁度そこから引き返してしまったんです」

 「あれは沢水なので、今は水が枯れているんじゃないかなぁ」

 おいおい・・「清水を汲みに訪れる人が絶えません」は、どおなってのんじゃ?。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます


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