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 田井町付近、「越後33観音霊場」只一人・紀行文  H21.7.2 巡礼    H22.9.1 UP


旧道と思った道を歩くと行止りだった/越後33観音霊場・只一人

「田井町」付近、「越後33観音霊場」只一人・紀行文     「越後33観音霊場」只一人・紀行文     「越後33観音霊場」只一人・紀行文

 「椿沢」集落の旧道を抜け、「田井」集落を過ぎた所に山越えの車道があり、地図を見ると、どうもこの車道は後から作った物で、昔は山を真っ直ぐに越える旧道があったのでは?と思う道筋が記載されています。「越後33観音霊場」只一人・紀行文

 今までの経験から、道が地図に記載されていても、実線で記載されてる道は歩ける可能性は有りますが、破線で記載されている道は手入れされてなく、歩けなくなってる可能性の箇所が多々有りました。

 旧道と思われる山越えの道は、途中まで実線ですが、その後は麓の池まで破線で記載されており、道が無くなっている可能性があったので、計画段階では、それほど距離も変わらないので車道を歩くつもりでした。

 しかし現場まで行ってみると、旧道と思われる入口の道は一車線幅で舗装されており、この状態ならば何とか山を越せるのでは?・・と、よしゃあぁいいのに・・甘いイメージを膨らませちまい、イメージに釣られて、歩いてみる事にしました。 「越後33観音霊場」只一人・紀行文

 舗装道路は林道のような感じで、いかにも旧道らしい坂道になっており、ヨッシャアァ・・イメージ通りじゃぞ。!(^^)!

 少し行くとY路地になっており、地図を確認すると右は山の尾根へ行くようなので、左の坂道へ行きました。

 坂道を上ると開けた畑が広がっており、電力鉄塔の線路に沿って砂利道が有り、よっしゃあぁ・・道は合っているよおだ。!(^^)!

 畑の砂利道を歩き、やがて少し下り坂になた時、再び舗装道路になったので、ワッハッハッハッ・・思った通り、これで山越えが出来たも同然じゃ。!(^^)!とばかりに三度目のバンザイをしちまった。

 が・・その高笑いもバンザイも少し行くと・・ガアァ~~ン!!・・・・道が無い!! 「越後33観音霊場」只一人・紀行文

 地図の破線箇所の二手に分かれる付近で、草が茂って行き止まりになっており道がわからなくなってます。

 おいおい・・ここまで来て、それは無いじゃろお・・やっぱし、破線の道は草に埋もれちまってるんだなぁ。

 左側に草を刈った跡があり、そこへ行ってみましたが道ではなく、所有地境界のために草を刈ったような感じです。

 距離的には引き返しても、それほどの距離では無かったのですが、引き返すというのが負けたような気持ちがして、どうにもこうにも何とも言えん腹立たしく、出来る事ならば引き返したくない。

 草を刈った跡付近より下方面を見ると、草に見え隠れしながらも車道と建物が間近に有るのがわかったので、草が刈ってある所をたどると杉林にぶち当たりました。 「越後33観音霊場」只一人・紀行文

 杉林は下草が生えていないので、よっしゃあぁ・・これならば下へ下りれると思い、そこから一直線に車道まで強引に降りました。

 地図の二手に分かれた左側の道を歩いたような感じがしますが、たぶん道ではなかったと思い、行き止まりだった箇所で、草を刈った跡が無かったら、たぶん泣きながら引き返したじゃろなぁ。

 車道を歩き、池の付近を通り・・・ホンマだったらこの池の所に出たかったのたが・・と山を振り返りつつ見附市へ向かいました。

池之内町・不動明王、「越後33観音霊場」只一人・紀行文       見附市、「越後33観音霊場」只一人・紀行文       見附市内、「越後33観音霊場」只一人・紀行文

 刈谷川付近の一直線車道脇にお堂があり、何の堂かと思って見ると不動明王のお堂でした。

 刈谷川の土手付近で休憩する予定でしたが、川が工事中で休めなく、疲れていましたが見附市内には、何か店が有るだろおと思って、そのまま市内へ入りました。

 しかし見附市内に入っても、見事なくらいに店が無い・・やっと茶処「コンビニ」を見つけて一休み・・・助かったなぁ。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます


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