H22.7.23 巡礼 H23.6.8 UP
早朝、村松町から大沢峠へ向かって、テクテク・・・
麓付近からは歩道が無くなり、県道67号線のカーブ道となり、やがて廃屋が見えて来たら大沢峠の頂上で、その付近に清水が出ています。
不動明王の石仏が置いてあり、水量も多く、ここは水を汲みに来る人が多いよおですねぇ。
後で調べると「大沢清水」と言うらしく、車が走り回る道路端に有るもんだから「たいした水じゃあるまい」と思ってなのか、清水の存在は知っていても通り過ぎる人が多く隠れた名水のよおです。
廃屋近くに「大沢鍾乳洞」の駐車場が有り一休み。
そうそう熊除けの鈴を付けておかなくっちゃあぁ・・と、リュックに付けたが、今一つ音が良く鳴らないよおなので、尺八を担いでる紐に取り付け、これで歩きながら尺八を揺らせば、熊さんも気付いてくれると思う・・たぶん・・
「大沢鍾乳洞」へ行く山道を登ると、最後の人家が一軒だけポツンと有り、夜になると街灯も無く、周囲は山なので真っ暗闇だと思い、ここに一軒だけで住むのもコンジョがあると思う。
その付近から道が二手に分かれていますが、どちらも鍾乳洞へ行けますが、近道の山道をヒーコラ言いながら登ると、やがて「大沢鍾乳洞」です。
以前に「越後明暗寺跡」を訪ねて、この付近に来た時に「大沢鍾乳洞」の看板を見つけ越後屋と二人して来た事があります。
その時は懐中電灯を持っていなかったので、鍾乳洞の中へは入りませんでした。
だって鍾乳洞の中は深くて真っ暗だったもん、中にどんなオバケが出るかわからんのにぃ、それ以上入れませんがなぁ。
時期を改めて(平成22年6月13日)、この近くに来たついでに「大沢鍾乳洞」へ入りました。
この時は、ちゃんと懐中電灯を用意して、越後屋と一緒に、しっかり手をつないで仲良く入りました。
お互いに愛しあってるとか・惚れてるとか・・何とかで片時も離れたくないと言うアホらしくもフザケタ事情では有りません。
ホントは中へ入るのが暗くて怖いもんだから、途中で自分だけ一人置いて逃げ出さないように・・と、口にこそ出さないがお互いに思ってたからです。
その時、大沢鍾乳洞内に入った写真を、このページで紹介しますが、今回の巡礼では入りませんでした。
あの時は大沢鍾乳洞の奥まで見極めれなかったので、中を確認したい気持ちは有りましたが・・・・はい、ホントの事を白状しますと、ホントは一人で入るのがオトロシいからです・・黙っていて、すんまへん。
そりゃあぁ~・・あぁたぁ~・・・一人で入って、途中で地震にでも遭って鍾乳洞に閉じこめられちまったら、だれも気付いてくれまへんがなぁ。
σ(*_*)、まだやる事が一杯残っており、この世には未練が有り、あんな事や、こんな事や、いけない事なんかもチョッピリしてみたいしいぃ・・・
そいでもって、途中で懐中電灯の電池が切れちまったら、真っ暗闇の中で一人サミシク、心細さのためにシクシク泣いちゃうからなぁ。
あっ・・そうそう大沢鍾乳洞の中は、一切の照明が無く、自分で懐中電灯等を持って行かないと入れまへん。
ええいぃぃぃ~・・何を軟弱な事を言うとるんじゃあぁぁ~・・懐中電灯なんか無くても、コンジョで入ってやる・・という勇気の有る人が居るならば、それでもええが・・・たぶん、そおいう人は居ないと思う。
入口付近には錆びた扉が開いており、昔は人が入るのを制限していたのでしょうねぇ。
持っていった懐中電灯の光が直線方向だけ照らすので、なかなか洞窟の全体像がつかめず、こおいう場合は、ランタン形式の周囲全体を明るくする形式の灯りの方が良いかもしれない。
全長145m、途中で2手に別れているらしかったが、どおいう訳かそんな気配も無く、行き止まりらしい所へ来ちまい、暗いし怖いし、その辺で引き返しました。
途中に案内板でも設置されていれば現在地がわかるのですが、タダで入れる所だから、そこまで要求するのは無理かもしれない。
当てずっぽうで適当にデジカメで撮りましたが、帰って写真を見ると、けっこうそこらの岩に落書きがしてあるようで、何もこんな暗い所まで来て、落書きなんかしなくても良いのにぃ。
はい、越後屋には内緒ですが、正直言って、この時は怖かったです・・とても一人で入る勇気は無く、まだ越後屋が一緒だったから空威張りして入ったのであり、この鍾乳洞へ一人で入れる人は勇気が有る人だと思い、つくづく尊敬する。
ちなみに、この「大沢鍾乳洞」は、大正2年に発見されて近所の「亀徳泉」という温泉の所有らしいです。
大沢鍾乳洞内は他の観光地と違って一切照明が無く、この鍾乳洞の存在は近在の人達は知っているようですが、まだまだ世に知られていない隠れた穴場だと思う。
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