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巡礼日 2015.5.14 掲載日 2015.8. 1
「忍頂寺バス停」でバスに乗るか、もう一踏ん張りして「山手台団地」まで行くか・・だいぶ迷いました。
観光案内図を見ると「キリシタン自然歩道」というのが有り、持っている地図を確認すると、その道を通る事になっているので、よっしゃあぁ~・・・「キリシタン」という何とも言えん魅力的な名前に引かれ、コンジョ出して「山手台団地」まで行くことにしました。
ひょっとしたら、途中に隠れキリシタンの洞穴とか、磔場所とか、何とか・かんとかの怪しい云われのモンが有るかもしれんからなぁ。
忍頂寺バス停から、すぐ近くの交差点を過ぎると「キリシタン自然歩道」標識があり、標識の指す方向は、すぐ近くの家に向かってるので、家の前を通るのかと思い、側に居たジサマに「すんまへん、キリシタン自然歩道は、この道を行けば良いのでっか?」と聞きました。
「あの家の脇に農道が有るので、そこを通って行くんだよ。」と教えてくれたので、ついでに「この先に有る山手台団地から茨木方面へのバス運行時間の間隔は、どれ位でしょうか?」
「15分毎位にバスが出ているよ。」と答えてくれ、良かったなぁ・・なんせ、疲れているので「茨木」市内まで歩くのはキツク、途中でバスに乗ってズルする事を考えてたもんでして・・。
「団地へ行くならば、県道の方が近いんだがなぁ。」と言いましたが、何せ怪しいモンが有るかもしれん「キリシタン」に惑わされているので「キリシタン自然歩道を行く」と言ったが、ジサマはそんな事を知らないので県道を行って欲しそうな事を言います。
礼を言って別れ、歩いてみると草道から山道になり、分岐点には標識が設置されており、「キリシタン自然歩道」は歩きやすい道でした。
「千提寺」集落に入り、「クルス山」の標識が有りましたが、あんまり怪しそうなモンが無さそうなので寄りませんでした。
あっ・・ちなみに、ここまでの「キリシタン自然歩道」の途中には、期待していた怪しい史跡は全く有りまへんでした・・残念。
「愛と光の家」と言う立派な家が有り、玄関入口には鉄で出来てるのか錆びたような色の侍が手に十字架を持って立ってます。
たぶん寺で言えば、仁王さんのような役割をしており、「ええいぃぃっっ!!・・この十字架が目に入らぬか!! 邪悪なモンは、ここから先は入るんじゃねぇ・・」と言ってると思う・・たぶん・・。
そこを過ぎたT字路の先は、すっかり開けて造成工事中になっており・・・あらあぁぁ~・・・!!
地図を確認すると、予定の道は橋梁付近にあるが、工事をしており通してくれそうもないし、その先も、どうなってるのか、わからん位に広範囲に開発されてます。
付近で畑してたオババに聞くと、昔は道が通っていたが、バスは千提寺バス停へ行かないと茨木方面へのバスは無いらしい。
その「千提バス停」の場所を聞き、分かれる時に「説明が下手で、すみませんねぇ。」と謝られ、おぉぉ・・さすが隠れキリシタンの子孫、奥ゆかしいでんなぁ。
教えられた坂道(県道43号線方向)へ上って行ったが、どうも遠回りしているような気がして、工事事務所が有ったので聞いてみると、この人も、あんまり話がよぉ~わからん人だったが、バス時刻間隔が少なく遠回りの道へ来たのだけはわかった。
これはバサマが間違ったのではなく、σ(*_*)の質問の仕方が悪かったようです。
今来た道を戻り、県道1号線近くから雨が大きくなったので雨具を着ました。
県道を歩いてわかったが高速道路の工事規模が予想以上に広く、この付近に有った西国古道の道筋は大部分が消えたと思う。
雨の中をトボトボと「山手台団地」まで来ましたが、バス停がどこに有るのかわかりまへん。
国道沿いか・・とも思ったが、念のために団地内へ入ると、すぐにバス停が有り、良かったあぁ~(T_T)。ウレシナキ
JR茨木駅までバスで行き、その付近で宿泊するつもりで駅前のホテル3件を訪ねたが全て満員で断られたので、汽車で亀岡市の今朝出発した「道の駅 ガレリアかめおか」に戻りました。
テレビを見ると、京都で「葵祭り」が有るよおで、そのためホテルが満員だったようで、歩行計をみると26.3km 45000歩でした。
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