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巡礼日 2015.5.18 掲載日 2015.10.20
菩提山三角点には「花山院菩提寺」方向にもピンク目印が付いており、楽勝と思ってたが急斜面を降りなければアカンかった。
斜面を下りると石仏を奉った祠が有り、やっと西国33観音霊場の番外札所「花山院菩提寺」境内に出たと喜んだら柵がしてあり、この道は通るな・・つう事かな?、柵の横から通り抜けたけど・・・。
花山院菩提寺・境内には、ちょうど団体が来たようで、その世話役と坊さんが打ち合わせしています。
どうせ団体への法話なんぞは、在り来たりの事を言ってすぐに終わるだろおと思い、待つ事にしたがこれが失敗だった。
法話が30分ほど有り、あちゃあぁ~・・サッサッと先に参拝を済ませておけば良かった。
早く終わらねぇかと、イライラしながら境内を3回ほどウロついちまったでぇ。
法話が終わった後、坊さんが世話役に「ちいっと長かったかなぁ」と言ってたが、うん、ホンマに長かったぞぉ。
団体がワァワァ・・言いながら堂から出て行った後、堂へ入ると夫婦連れが参拝しており、この人達も待っていたようなので、これも終わるのを待った。
σ(*_*)って、優しいというか、お人好しというか・・・草食動物というか・・これも四国遍路の習性が身についてるからなんでしょう。
やっと自分の尺八参拝が終わり、改めて堂内を見ると弘法大師が奉ってあったので「阿字観」も吹き、参拝が終わった後の境内には、だれも居なく静かです。
ホンマは、こおいう静かな所でベンチに座って尺八を吹くのが良いのだが。
「花山院菩提寺」山門より車道の「琴弾坂」を下りましたが、これもけっこう急坂で、ここを上がってくるのもキツイと思う。
カーブの所に「琴弾坂」の石碑が有り、その横に山道が有ったので、これが地図の破線道だと思って行ってみました。
先ほど裏参道と思って上った菩提山頂への山道よりも、道筋がシッカリしており歩きやすいが、やっぱりだれも通っていないためか、木が倒れて通せんぼしている所が何カ所も有ります。
枝道と間違うような箇所も何カ所か有りましたが、先ほどのような赤・ピンクテープは設置されてなく、車道出口に初めて赤布の目印が一つだけ有りました。
ここから花山院菩提寺へ上がるのは、枝道で迷うかもしれんが、下りるのは道を間違っても、車道の音を頼りにすれば何とかなると思う。
でも、山に慣れてない人はこの「琴弾坂」旧参道の散策は勧めなく、すなおに車道を歩いた方が良いでしょう。
なお今回歩いた道は、西国33観音霊場「アリの会」発行の地図にも載っていません。
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