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西国霊場 火垂るの墓 巡礼日 2015. 5.20   掲載日 2015.11. 2


「鶉野飛行場」史跡巡りと「火垂るの墓」/西国33観音霊場記

姫路海軍航空隊・鶉野飛行場

西国霊場 法華口駅       地下指揮所防空壕・西国33観音     地下指揮所防空壕・西国33観音

 法華口駅に戻り、駅舎に「姫路海軍航空隊・鶉野飛行場」の資料が有りました。地下指揮所防空壕・西国33観音

 へえぇぇ・・・こんな所にも航空隊が有ったのだ・・知らなかった。時間が有ったので史跡巡りをしました。

  地下指揮所・防空壕は、カマボコ型のコンクリ施設が防空壕で、見学は曜日や時間が決まってるようで入口には鍵が閉まってます。火垂の墓ロケ地・西国33観音

 防空壕の道路反対側は、広大な牧場になっており神戸大学農場で立入禁止区域。(一番上の写真)

 その牧場内にある小径が「火垂るの墓」シーンが撮られたロケ地だったらしい。

 σ(*_*)は、その映画を見てないので、よぉ~わからんが「のどかな場所」を探したら「最大の防空壕」近くの農道がロケ地に選ばれたよおです。

 ちなみに「ロケ地」だったという看板は立ってなかったので、どの道か、わかりません、あしからず。<(_ _)>ペコリ
 

滑走路跡

西国霊場 鶉野飛行場滑走路跡    滑走路整備に使用したローラ     紫電改整備の台・西国33観音

 鶉野飛行場の滑走路跡は広々としており、これが滑走路跡だと知らなかったら、「平坦な土地なのに、モッタイナイ、工場でも有ったのじゃろか?」と思う程度でしょう。紫電改・西国33観音

 この滑走路跡も「火垂るの墓」のロケシーンに使われたらしいが、見てないのでわからん。

 滑走路跡脇に「平和祈念の碑」近くにベンチ等が置いてあり、その隅に円筒状のコンクリが転がってます。

 テニスコートの整備などに使うローラーのようにして、滑走路を整備したそうで、これを転がしてた兵隊さん達も、タイヘンだったでしょうね。

 赤く塗った号令台のような物が有り「紫電・紫電改」の整備に使われていた物ですが、戦後は小学校で号令台になってたそうです。

対空機銃座

対空機銃座・西国33観音    対空機銃座・西国33観音     対空機銃座、西国33観音霊場記

 滑走路を護るための機銃座だったよおですが、探しに行っても場所がわからず、行き過ぎて戻り、この辺じゃなかんべぇか・・と思ってたら、タンボの中にコンモリと草が生えてる所があります。

 まさか、あれでは無いじゃろなぁ・・溜池のようにも見えるしぃ・・農道に車を突っ込んで、歩いて行ってみると、それが対空機銃座でした。

      対空機銃座・西国33観音           資料館

 キレイな円状コンクリに囲まれており、真ん中に機銃を置いて旋回させたのでしょうが、しかし遮蔽物も無いので、空から攻撃されたらオジャンだなぁ。

 近くに「鶉野飛行場資料館」が有りましたが、やっぱり公開日時が合わなかったので、中は見れませんでした。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「五木の子守唄」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます

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