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巡礼日 2016.5.31 掲載日 2016.12.27
1年ぶりの「西国33観音霊場」を再開し、昨年も同じ時期に歩いてました。
姫路駅から「庄上」方面行きバスに乗ると、高校生で一杯になり、途中に学校が有るのかと思ってましたが、「庄上」までだれも降りなかったので、その先に学校が有るのかもしれない。
昨年打ち止めした「庄上」バス停で降りると、一年振りという久々の感じがして懐かしいでんなぁ。
荷物の整理など出発準備をしていると、自転車の学生が、けっこう追い抜いて行きます。
歩いてると置塩中学校の校門前で先生が立っており、登校時の挨拶運動だろうと思い軽く挨拶しながら通り過ぎようとしたら、一人の先生が話掛けて来ました。
「学校へ来る車の中から、歩いてる姿を見て、ぜひ話を聞きたかったので待っていた。」と言いますが、別に話するほどの立派な事をしているわけでもないが、校長先生だと名乗ったので、自分の名刺を渡しました。
「西国33観音霊場を全部歩いてるのですか?」
「一応基本は歩いてますが、都市部は歩いても面白くないので、そこだけは交通機関を使ってます。」
まもなく始業チャイムが鳴ったので、あんまり話をする時間は有りませんでした。
校長先生にしてみれば、今時珍しく遍路笠を被って杖を持って歩いてる人間が居たので、これはさぞかし、その道のツウの人で面白い話を一杯してくれるかもしれないと思ったのでしょう。
しばらく歩いて、今は廃止されているらしい「野尻JA」のシャッター日陰で一休みしました。
「岡」集落を過ぎ、真っ直ぐな「松之本」街中を歩き、白い壁に酒蔵と書いてあったので写真を撮ってると、偶然にも「松之本道標」を見つけました。
家の生垣の中にある感じで、この「松之本道標」は、その気になって探さないと見落とすかもしれません。
その「松之本道標」の細い道を・・ホンマこんな狭い道を行くのか?、だれかの家の前で、オシマイじゃねぇだろなぁ・・と心配しなが行ってみると、やがて県道に出ました。
どおしても、この細い道を通らないと遠回りになるとか、迷うという不都合なことは無いので、道標見つけられなくても心配はありません。
壺坂酒造の少し先の県道を曲がれば合流します。
県道を歩いてると何か遺跡のような物が有り、地図に出ている「なれあい地蔵」かと思ったら「三枝草板碑群」で、説明看板を読むと、南北朝時代の古い物らしい。
その少し先に、作業所の日陰が有ったので一休み、一年振りに長く歩いたので疲れが早い。
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