HOME > 遍路・巡礼 > 西国33観音霊場「地図と目次」 56 夜久野
巡礼日 2016.6.3 掲載日 2017.2.21
高原のような感じがする広々とした「夜久野ケ原」を歩いてると、たまに石仏もありました。
やがて寺が有るな・・と思ったら、「放光院」・別名「夜久野茶堂」で、「茶堂」と言うから、チッコイ庵のような物かと思ってましたが、けっこう大きい寺でした。
「茶堂」の云われを読んでみると、旅人が休んだり野宿するために、四国で言えば「通夜堂」とか「遍路小屋」のような役目で作られた物らしいが・・それにしては立派な建物です。
「放光院」のすぐ近く、道を隔てた所にトイレが有り、中からは高尚な西洋クラッシック音楽が流れてます。
高級レストランとか宮中晩餐会で聞くようなハイカラな音楽だったので、失礼ながら、こんなイナカの・・しかもトイレで聞く音楽には不似合いな気がした。
越後屋がトイレ利用して、出てくる時に「キャッ」と言う叫び声がしました。
トイレに蛇かムカデでも居たのかと思って聞くと、ツバメが飛んでいてビックリしたらしく、そおいえば4羽ほど飛び回ってました。
トイレに「夜久野88箇所」の説明図が有り、江戸時代にできたようで、その位置が図に書いてありました。
へえぇぇ・・「夜久野88箇所」なんて知らなかったでぇ。
歩き始めたすぐ近くに石仏が2体あり「72番」と彫った石があり、あぁぁ・・これが「夜久野88箇所」なのか・・。
「夜久野88箇所」は、堂とか寺に本尊さんが奉ってあるのではなく、道端の石仏を巡るよおです。
道の駅「やくの」へ行く途中にもあり、2体並んでいるのは石仏と大師像なのかもしれない。
道の駅「やくの」に9時ころに着き、今回の巡礼はここまで。
以下、広告です。