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2017・11・17 巡礼 2018・3・9 UP
「才谷」バス停に待合室が有ったので上着を脱いで一休みした。
バス待合室には、低学年児童が使ってたらしい古いチッコイ椅子がいくつか並んで置いてあり、この附近に分校でもあったのでしょうか。
待合室に有る新聞受けを見ると「才谷」集落には9世帯住んでるよおです。
実は「上夜久野」から、ここ「才谷」まではバスが来ますが、この先へはバスが走っていません。
そのため行程的には、この先の与謝峠付近までバス交通手段が有れば良いのですが、無いもんだから行程を組むのにもんのすごく悩み、一時は与謝峠付近で野宿しようかとまで考えました。
結果的には前日、与謝峠付近の蕎麦屋に車を置かせてもらい、「上夜久野」に宿泊して今朝出発しました。
「才谷」バス停を出発すると、すぐに車道を離れて溜池へ向かう地道へ入ります。
その道の入口に、男子人形のマネキンが置いてあり、少し離れて女子の人形マネキンも在りました。
どちらも子供が網に絡まってるように見え、動物除けのつもりで作ったのでしょうが、失礼ながら効果は無いように思える。
遠目にはチッコイ子供のように見えますが、顔の表情がちと怖くニラマれているような気がするので、もおチット愛嬌のある顔と、小綺麗な服を着せればカワイイのだが・・。
少し行くと獣除け柵が設置されており、針金で三カ所留めてあって柵が開きにくく苦労した。
すぐに溜池が有り、池面は鏡のように静かで、山影が逆になって写っています。
地図には溜池の周囲を回って「土手を上がる」と書いてあったので、それらしい道を行くと西国33観音霊場の看板がありました。
ホントは土手を上がる入口付近に、谷方向へ行く道とも思える雰囲気のような所があり、西国霊場の看板を見つけてなかったら谷へ向かいエライ事になってたかもしれない。
この土手道は草が茂っており、越後屋が上る方向を間違えかかっていた。
もっとも、ここはとにかく上の車道へ出れば良い箇所なので、無理して溜池・土手を上がらなくても良く、「才谷」バス停から続く車道をそのまま歩いても、そんなに距離は変わらないと思う。
土手を上がって車道へ出るには、ガードレールを越えなければアカンのですが、これがちと高いのですよねぇ。
越後屋なんか足が短いもんだから越せなく、ガードレールが切れる細い幅の所まで行って車道へ出ました。
小坂峠はカードレールへ出た付近が峠で、その先は緩やかな坂でした。
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