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小坂峠付近より、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文 2017・11・17 巡礼   2018・3・17 UP


久畑関所跡と京街道/西国33観音霊場・徒歩巡礼記

「小坂」集落

「小坂」集落、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文    「小坂」集落、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文    屋根の家紋、「小坂」集落、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文
乗専寺・「小坂」集落、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文       乗専寺・「小坂」集落、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文         マンホール・「小坂」集落、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文

 歩いていて「小坂」集落が見えると、なかなか情緒の有る農村風景です。

 「小坂」集落の「乗専寺」境内を通り、階段に座って一休みしましたが、お寺さんも道代わりに境内を通られて、オモシロクないだろなぁ。

 休みながら当たりを見渡すと、近所の屋根に家紋が付いており、最初は「くつわ十文字」かと思ったが、そおでもないよおです。

 こおいうクロスを模った形を使用するのは、隠れキリシタンに多いと聞いたのですが、どおなのかな?

「東中」集落

   「東中」集落、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文             禁漁区の川・「東中」集落、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文

 「東中」集落側を流れる川に「禁漁区の由来」という看板が有りましたが、今一つ由来の意味が良くわからんかった。

 とにかく昔から川魚を捕らない習慣が有り、そのため川魚達は安心して暮らしていた事だけはわかった。

「久畑」関所跡の旧街道

「久畑」集落、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文   「久畑」集落、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文   京街道・久畑関所跡、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文

 「久畑」集落に入り国道へ出る所に「久畑の関所跡」という看板が有り、「跡」だから大した事が無いだろおと思い、ふうぅ~ん・・と思いながら、高台に有る六地蔵が有るのをチラッと目で確認して、そのまま国道を歩こうとしたら、越後屋が「あれっ・・地蔵さんの所へ行かないの?」京街道・久畑関所跡、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文

 「うん、地蔵さんを見てもオモロないから・・」
 「ふぅ~ん・・でも、そこに街道が有る事になっているよ。」

 えっ・・そおなの?と思って地図を確かめると、「石畳道」と書いてあった。

 別に、どおしてもこおしても通らなければアカン・・というわけでも無かったが、話の種に・・と思って地蔵さん横の道へ行きました。

 「石畳道」・・と言うか・・コンクリ補修がしてあるよおで、草も生えており、あんまり石畳道の雰囲気が無い。京街道・久畑関所跡、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文

 どちらかと言うと「細い山道」という感じで、テレビドラマで見る時代劇の街道は広いですが、昔の街道はこんな物です。

 ちなみにこの街道は「京街道」と言うらしく、ネットを見ると西国33観音霊場を歩いてる人で、この旧京街道を通った人は居なく、ほとんどの人が国道を歩いてました。

 まぁ・・少し遠回りになって、珍しい物も無いよおなので、わざわざ歩く気にはならんかもしれませんねぇ。

京街道・歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文     京街道・歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文      京街道・歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文

 これを書いてる時に「久畑関所」をネットで調べると、「桂小五郎の最大危機」(リンク切れでした。2020.8)が出て来ました。

 なんじゃ?・・桂小五郎が関所破りでもしたのか?・・と思って読んでみると、まぁ確かに関所破りをしており、関所役人にバレかけましたが、助けてくれる人が居てゴマカシたらしい。

 へえぇぇ・・・そんな歴史が「久畑関所跡」に有ったのかぁ・・知らなかったなぁ。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます

 当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がpixtaで販売されています。


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