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2017・11・17 巡礼 2018・3・17 UP
歩いていて「小坂」集落が見えると、なかなか情緒の有る農村風景です。
「小坂」集落の「乗専寺」境内を通り、階段に座って一休みしましたが、お寺さんも道代わりに境内を通られて、オモシロクないだろなぁ。
休みながら当たりを見渡すと、近所の屋根に家紋が付いており、最初は「くつわ十文字」かと思ったが、そおでもないよおです。
こおいうクロスを模った形を使用するのは、隠れキリシタンに多いと聞いたのですが、どおなのかな?
「東中」集落側を流れる川に「禁漁区の由来」という看板が有りましたが、今一つ由来の意味が良くわからんかった。
とにかく昔から川魚を捕らない習慣が有り、そのため川魚達は安心して暮らしていた事だけはわかった。
「久畑」集落に入り国道へ出る所に「久畑の関所跡」という看板が有り、「跡」だから大した事が無いだろおと思い、ふうぅ~ん・・と思いながら、高台に有る六地蔵が有るのをチラッと目で確認して、そのまま国道を歩こうとしたら、越後屋が「あれっ・・地蔵さんの所へ行かないの?」
「うん、地蔵さんを見てもオモロないから・・」
「ふぅ~ん・・でも、そこに街道が有る事になっているよ。」
えっ・・そおなの?と思って地図を確かめると、「石畳道」と書いてあった。
別に、どおしてもこおしても通らなければアカン・・というわけでも無かったが、話の種に・・と思って地蔵さん横の道へ行きました。
「石畳道」・・と言うか・・コンクリ補修がしてあるよおで、草も生えており、あんまり石畳道の雰囲気が無い。
どちらかと言うと「細い山道」という感じで、テレビドラマで見る時代劇の街道は広いですが、昔の街道はこんな物です。
ちなみにこの街道は「京街道」と言うらしく、ネットを見ると西国33観音霊場を歩いてる人で、この旧京街道を通った人は居なく、ほとんどの人が国道を歩いてました。
まぁ・・少し遠回りになって、珍しい物も無いよおなので、わざわざ歩く気にはならんかもしれませんねぇ。
これを書いてる時に「久畑関所」をネットで調べると、「桂小五郎の最大危機」(リンク切れでした。2020.8)が出て来ました。
なんじゃ?・・桂小五郎が関所破りでもしたのか?・・と思って読んでみると、まぁ確かに関所破りをしており、関所役人にバレかけましたが、助けてくれる人が居てゴマカシたらしい。
へえぇぇ・・・そんな歴史が「久畑関所跡」に有ったのかぁ・・知らなかったなぁ。
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