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2017/11/15 巡礼 2018/4/6 UP
与謝野駅で車中泊をして、静かで良く眠れ、翌朝起きると霧がすごかった。
与謝野駅前から福知山方面への一番バスに乗ると、女子高校生が既に一人乗っており、この駅からも一人の学生が乗り、この先に学校が有るのかと思っていたが、次々学生が乗って来て席が満席になります。
与謝峠を越えてもだれも下りず、福知山方面の学校へ行くようで、峠越えの通学もタイヘンでしょうなぁ。
なんせバスの便が悪いので、計画段階から与謝峠越えをどうしょうかと思っていたのだから・・。
「仏谷」バス停で下りるつもりでブザーを押し、立っている学生達を掻き分けて下りようとしたらバスが発車しかかった。
あわてて越後屋が「下ります」と叫んでバスは止まりましたが、普段はここから乗る学生が居ても、まさか下りる人が居なかったので、ついついバスの運転手は、いつものとおり発車しようと思ったのでしょうなぁ。
「仏谷」バス停付近より集落の道を上がり、けっこう急坂ですが途中に立ち並ぶ民家は情緒があります。
与謝峠までの林道は、道に水が流れており歩きにくく、峠付近で越後屋が「骨が有る」と騒ぎはじめたが、猪の顎骨らしいのが散らばっていたが、まさか熊ではないだろなぁ。
与謝峠からの下りも急で逆コースの人はキツイと思う。
国道の向こう側に「与謝ロードパーキング」があったので一休みした。
この与謝峠は、西国33観音霊場を歩いた人の記録を見ても、あまり写真が無かったので、どんに様子かわからなかったのですが、全部舗装道路で山道は無く、そんなにキツイ峠越えでは無いように思う。
「峠」集落を通り「加悦大橋」橋脚下に三辻が有り、地図を確認すると「三叉路 真ん中の道進む」と書いてあります。
真ん中の細い道に気付かず、ついつい左か右の道へ行ってしまうかもしれない。
西国33観音霊場を歩いた人の記録を見ると、ここで間違って大回りした人が居たらしく確かに迷いやすい所です。
「与謝」集落外れの下宮神社境内に看板があり、何かオモロイ伝説でも書いてあるかもしれん・・と、読んでみるため境内の階段で休みました。
で・・何が書いてあったかというと「下宮神社の俳額」と書いてあり、その「俳額」なる物が神社のどこかに有るのかと思って少し探したが見当たらなかった。
出発して国道に出て「ちりめん街道」を通り、閉店している「与謝青空市」の簡易トイレを拝借しました。
側に「お稲荷さん」の鳥居が有りますが、社殿が見当たらず、囲いの石柵が壊れていたりして、この神社はあんまり優遇されていない感じがする。
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