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縮緬街道、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文 2017/11/15 巡礼    2018/4/13 UP


「縮緬街道」と「加悦岩滝自転車道」を歩く/西国33観音霊場記

縮緬街道

「二ツ岩」付近、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文   歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文   「金谷」付近、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文

 「金谷」付近の街並みを歩いてると、一軒の家から機織りの機械音が一聞こえ、そお言えば先程の道端に看板が出ており「丹後ちりめん街道」と言うらしい。縮緬街道・マンホール、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文

 その付近の建物入口に縮緬織従業者募集の看板が出ていましたが、失礼ながら今時応募する人が居るのだろおうか。

 「縮緬」がどんな織物なのか学が無いので知りませんが、なんせ・・ほれ・・越後の縮緬問屋の隠居ジジイが、水戸黄門だったというのは有名な話ですからねぇ。

 少し話は変わりますが「歩き四国遍路」をした時の事を、水戸黄門に出て来る悪代官(私)と強欲越後屋(妻)の人物になりきって、「おでぇかんさま&越後屋の四国遍路物語」を記載した事がありますので、ヒマな人は御笑読ください。

縮緬街道「後野」付近、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文   縮緬街道・加悦町、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文   縮緬発祥の地「杉本家住宅」、縮緬街道・加悦町、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文

 「後野」付近でバイパス道路から旧道へ入る所に「縮緬街道」の標識が有り、さすがに昔の街道スジらしい通りで情緒が有ります。

 人通りがほとんど無いのは、歩きながら観光する者すれば良いのですが、せっかく「縮緬街道」と銘打っているのに歩いていても街並みからは機織りの音が全く聞こえません。厄除け、縮緬街道・加悦町、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文

 やっぱし寂れているのかなぁ・・・せっかく「縮緬街道」と宣伝しているので、あちこちの家から織物機械の音が「カシャカシャ・・」と聞こえて来るのかと期待していたのにぃ。

 それでも歩いてる途中には、いくつかの縮緬関係の家があり、それなりに楽しめました。

 家の玄関表札付近に「チマキ」のような「厄除け浦嶋山」と書いた物が飾ってある・・というか、ぶら下がっており、この種類の厄除け物は初めて見ました。

 中に何が入ってるのかなぁ・・と思ってネットで調べてみると「三河内曳山祭」という山車が出る祭りの縁起物らしい。

杉本家住宅、縮緬街道・加悦町、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文  縮緬街道・加悦町、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文   縮緬街道・旧加悦町役場、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文

 レトロな旧「加悦町役場」が有り、内部に観光案内所が有るよおでしたが、何となく建物が元役場・・という雰囲気からなのか中へは入りずらく、外で休みました。

加悦岩滝自転車道

加悦岩滝自転車道・「四辻」付近、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文  極彩色に塗られた地蔵さん・加悦岩滝自転車道、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文   加悦岩滝自転車道、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文

 昼頃なので食堂が有ったら入るつもりで、加悦町の街並みを歩きましたが店が有りません。

 「四辻」付近で旧道よりもバイパス道に出ると店が有るかもしれないと思って出ると弁当屋があり、なかなか流行っているようです。加悦岩滝自転車道、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文

 弁当屋で食事後、旧道へ戻っても同じようなので、そのままバイパス道を少し歩くと、すぐ近くに「加悦岩滝自転車道」が平行して有りました。

 計画段階で、この自転車道を歩くのもアリだなぁ・・と思って「道の駅」付近から歩こうかとも考えていました。

 あんまりにもすぐ近くに自転車道が有ったので、他人の敷地を通り抜けて「加悦岩滝自転車道」へ行ってみると車も通らず、ほぼ真っ直ぐな歩きやすい道で、たまに散歩の人が居ます。

 道端に地蔵さんが有り、その全てが極彩色に塗られてます・・失礼ながら小学生が色付けした感じで、自然のままにして色を塗らない方がアリガタイとと思うのだがなぁ・・・

加悦岩滝自転車道より「与謝峠」を望む、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文   加悦岩滝自転車道、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文   旧「水戸谷駅」・加悦岩滝自転車道、歩き巡礼「西国33観音霊場」紀行文

 たまに散歩の人が居て、後ろを振り返ってみると「与謝峠」が遠くに見え、あんな遠くからよぉ~歩いて来たもんだ。

 自転車道は昔の鉄道線路跡を利用したものらしく、途中に旧「水戸谷駅」跡として駅舎建物が有り、散歩の途中に休むのに良いでしょうなぁ。

 与謝野駅に着いた頃は、さすがに久々に歩いたので足腰が疲れた。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます

 当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がpixtaで販売されています。


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