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2017/11/16 巡礼 2018/4/19 UP
えっとおぉ・・・あの・・与謝野駅から西国33観音霊場の28番札所「成相寺」麓の「丹後国分寺跡」までは歩かず、車移動してズルしました、すんません。
なんせ町の中を通って歩いても、あんまりオモロないと思い、ついつい・・。
で・・翌日、「丹後国分寺跡」から「相成寺」へは歩いて行くつもりで、そこの駐車場に止めた車の中で雨が止むのを待ちました。
天気予報は、小雨後曇り・・ううむうぅぅ・・歩くには微妙だなぁ。
一時間待ちましたが、どうしても小雨が降るので歩きはヤンピして、車で成相寺まで上がる事にしました。
予定では、丹後国分寺~成相寺~麓ケーブルカー乗り場まで歩いて一周するつもりでした。
ほとんど車が通らない車道を行き、人家が過ぎた付近で道端に廃屋が有りましたが、いかにも昔は道端で茶店でもやっていた雰囲気の建物です。
車を止めて拝見すると、ベンチの横に石仏がが一体前面に置いてあり、その奥には何かアリガタ~イ物が収まっていたような雰囲気ですが何もありません。
ただ・・暗い室内に「100年の歳月を2メートルの積雪と嵐に耐えてきた」と書いた看板が有りましたが、この建物が100年の歴史が有るのか・・それとも他の何かが100年の歴史が有るのだろうか。
2メートルの積雪と言えば、この建物の屋根付近まで雪が積もった事になり、すごいでんなぁ。
石仏の上に架かっている額には「出来心 夢は一時 悔一生」と書いてあり(一番上の写真)、その時は先を急いでたので写真だけ撮り、後でじっくり鑑賞するつもりだったので、意味は深く考えませんでした。
これを書いてる時に、この言葉は何かの引用したものかと思ってネットで検索しましたがヒットせず、改めてじっくり意味を考えてみました。
出来心・・・ついつい悪い事をしちまう事だわなぁ、σ(*_*)もよぉ~悪い事をした。
夢は一時・・夢は長く持ち続けたく、壊れて欲しくないですなぁ。
悔は一生・・σ(*_*)の人生、後悔のしまくりだった、たぶんこれからも後悔しながら死んじゃうだろなぁ。
いずれにしても軽い気持ちで悪事に手を染め、その一瞬の楽しみや夢を手に入れても、それにより他の人が苦しんだり、罪の意識にさいなまされて一生後悔・反省して過ごす・・というような意味だと思い、なかなか味わい深い言葉だと思う。
少し先に進むと、やはり道端に弘法大師像の小屋が有り、近くに大きい地蔵さんが立っていました。
側に「名水 地蔵清水 冷たくておいしい水です」と書いた看板が有り、竹で蓋をした清水が流れてました。
ところで、この地蔵清水や上記の廃屋について調べましたが、ネットには全く出ていなく、廃屋については以前にブログに少し記載されていたのを見た事が有りましたが今は見つけれませんでした。
この地蔵清水にしても「名水」ならば、もおちょっと世に知られても良さそうなもんだが、あんまり人が水を汲みに来ているようでは無い。
そもそもこの道は成相寺へ車で行く人しか通らない道だからなぁ・・ほとんどの人はケーブルカーの方から上がると思う。
車で通る人も、あら・・地蔵さんが立ってるでぇ・・としか思わずσ(*_*)みたいに、わざわざ車を止めてまで見る物好きな人は居ないだろなぁ。
この附近までは、そんなに急な坂ではなかったが、成相寺付近になると予想以上に急激な坂道になりました。
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