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2019/3/26 旅行
「長谷」集落外れに山道へ行くような左道と、そのまま田の中を歩き続けるような農道がY字路になって有ります。
ボオッ~と歩いてると右道へ自然に行っちまいますが、気をしっかり持って左道へ上がります。
国土地理院の地図では、この先の大きくカーブした所に破線の道が記載されており、たぶん旧道でしょう。
もし、この破線の道が見つけれなかったり、通れなかった場合は、大きく1km余り舗装道路を下らなければアカンのです。
カーブになった所から気を付けて探してましたが、どうも道が見当たりません。
戻って確かめてみると、もう廃道になって久しい・・と思われるような自然に戻りかかっている箇所がありました。
たぶん、これが「破線の道」だろなぁ・・自分一人ならば確かめて歩いてみるのだけれど、越後屋にもこれを歩かせるのは危険なのでヤンピしました。
国土地理院に記載されている「破線の道」は、このように廃道になって通れない可能性の道が多く、通るならばよっぽどのコンジョと覚悟が必要でしょう。
で・・延々と続く舗装道路を下り、中間付近に有る「大滝橋」でクイッと「八戸地川」の谷沿い道になります。
「大滝橋」の上流に滝が有るらしいですが、橋からは見えないらしい。
テクテク歩いてると谷に小さい滝が見え、名前はわかりませんが、一丁前にチッコイ祠が有るので、滝行するか信仰している人がいるのかもしれない。
先ほどの「破線の道」下り口がないかと注意しながら谷川を見てましたが、これもまったく見当たりませんでした。
「小滝橋」を渡って八戸地川沿いを歩いてると、川端にキノコが生えてるのを発見。
見れば食用となる「ウラベニホテイシメジ」と良く似ており、一本捕って浦のヒダを確認すると、ヒダが白過ぎるような気がして、また「ウラベニホテイシメジ」の特徴である指紋班の模様が有りません。
もう一つの特徴でもある「錦糸」は有るようにも見えるが・・・総合判断すると「ウラベニホテイシメジ」とは違うような気がします。
食いごたえが有りそうなキノコですが、自分だったら怪しいから食べないだろなぁ・・だれかこのキノコの事を知ってたら教えてね。
やがて「八戸地」集落に入り、この集落入口には巡礼シールで入るようになってました。
集落を出た所に有る「白髭神社」で、昼飯のオデンを食べましたが季節は春でまだ寒いですね。
それにしても白髭神社というのが、よぉ~有る地域ですなぁ。
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