HOME > 遍路巡礼 > 西国33観音霊場「地図と目次」 > 73 松尾寺  


松尾寺・椿、西国33観音霊場記 2019/3/27巡礼


29番札所「松尾寺」での尺八参拝/西国33観音霊場記

松尾寺・山門、西国33観音霊場記   松尾寺・境内より山門、西国33観音霊場記   松尾寺・紅梅と白梅、西国33観音霊場記
松尾寺・岩と注連縄、西国33観音霊場記   松尾寺・渡り廊下、西国33観音霊場記   松尾寺・境内、西国33観音霊場記

 西国33観音霊場・29番礼所「松尾寺」山門には仁王さんの写真が展示してあり、実物はどこかへ出張されているようだ。松尾寺・本堂、西国33観音霊場記

 境内には、ちょうど見頃の紅梅・白梅が咲いており、その下には苔生した岩に注連縄が張ってあり、何かカワイソーな云われが有るのでしょうか?、だれか知っていたら教えてね。

 松尾寺・本堂内で、黄色のハッピを着たジサマが大声で参拝客に説明しています。

 本堂脇の堂前でリュックを下ろして、軽く尺八の音出しをしていると、黄色ハッピのジサマに聞こえたらしく「堂内に入って吹け」と言います。松尾寺・本堂内より、西国33観音霊場記

 ホントは賽銭箱前で立って吹奏したかったのだが、どうしても・・という感じで勧められたので中に入って座って吹きました。

 久々の札所での尺八参拝だったので失敗しないかと思ったが、先程少し音出しをしたのと、数日前に練習していたので、まぁまぁの出来だった。

 尺八参拝していた時、夫婦連れの参拝客が来て、ジサマが「そこに(尺八吹いてる、直ぐ近く)に砂が有るから触れ」と大声で言い、勧められて女性が吹いてる側に来て砂を触って行ったようだが、たぶん尺八を吹いてるすぐ側へは来にくかったと思う。松尾寺・尺八、西国33観音霊場記

 今まで尺八参拝していた時は、寺の人達は意識して静かにしてくれたり、話す必要が有る場合は小声でしていたのだが、このジサマは遠慮無く、ホンマに今までと同じ大声で参拝客に説明しており、たぶん耳が悪いので大声になるのだと思う。

 尺八参拝が終わるとジサマが合掌しながら礼を言い「だいぶ(尺八)やっておられるよおですな」と言い、やはり聞く人が聞けば、どれ位やっているかわかるのでしょう。松尾寺・奉納額、西国33観音霊場記

 このジサマが松尾寺の住職かと思ってましたが、聞いてみると違うようで「住職は納経所の所にいて90幾つかの年だが、四国や西国霊場を回っており、会って話をすると喜ぶよ。」と言われたが、納経帳もやっておらず時間の都合も有るので寄りませんでした。

 松尾寺住職は「アリの会」の主催者で、この西国33観音霊場を巡る地図を作った人だとも知ってましたが、霊場巡りの話をすれば話が尽きなく、多分長くなるだろなぁ・・と思ったのです。

 堂内の写真を撮って良いかと聞くと「いいよ、皆そこら中を撮ってるよ」と太っ腹な事を言い、内陣まで指さしたが、さすがにそこはマズイんじゃないかなぁ。

松尾寺付近よりの風景、西国33観音霊場記   松尾寺付近より山々、西国33観音霊場記   「今寺」付近・ショートカットした道、西国33観音霊場記
「今寺」付近の風景、西国33観音霊場記   「今寺」付近の農道、西国33観音霊場記   振り返って「今寺」集落、西国33観音霊場記

 松尾寺・境内より横道を行き、車道に出ました。

 麓へ向かって歩きましたが、国土地理院地図では途中でショートカット出きるような道が有るのですが、わからなず、それでも「今寺」集落入り口付近で、よおやく少しカットできた。

「今寺」付近・囲いの無い堂、西国33観音霊場記   「今寺」付近・堂内の石仏、西国33観音霊場記   「今寺」付近・若狭湾が見える、西国33観音霊場記

 ショートカットして車道に着いた付近に、囲いの無いお堂のような物が有り、何となく情緒がありますねぇ・・ゴミ箱がジャマだが・・・

 その中に石仏が二体奉ってあり、普通ならば地面に接して奉ってあるのですが、ここのは柱の中程まで持ち上げた所に奉ってあり、このような奉り方も珍しいと思う。

 この附近から遠くに若狭湾が見えました。


 松尾寺参道、西国33観音霊場記←前頁「松尾寺参道」へ   次頁「高浜」へ→高浜、西国33観音霊場記


 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「阿字観」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます

 当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がpixtaで販売されています。


以下、広告です。