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車中泊


 柏坂越えから宇和島市内を通り41番 龍光寺へ行きますが、宇和島市内を通るのを約15kmほどズルしました。

 つーうのは、市内の52号線が右行ったり左行ったりしており、複雑怪奇な進行をしなければあきまへん。

 歩く時は良いのですが、一人でバイクに乗って車を取りに行く時、迷子になるかもしれません・・たぶん・・・・・。

 なんせ近眼なもんで、標識を見落とす可能性が大なもんですから・・その点、越後屋は老眼で遠くの方が良く見えるのです。

 車では、もっぱら越後屋の目を頼りにしており、標識を見させて指示させ、ワシは運転に専念しております。

 なもんで、宇和島市内を過ぎたJR北宇和島駅から歩きはじめました。

 龍光寺の駐車場で、昨晩泊まろうかと思ったのですが周りに墓が有ります。

 お化け出るかもしれんのでオトロシイし、どおしょうかと迷っていると、一台の車が来たので聞いてみると、ここで泊まると言ってました。(@_@)ユウキアルヒトヤワー

 トシヨリ3人が乗っており、普通車で寝るのは大変だろうなぁと、いらん心配しました。
 結局ワシらは止めて、次の42番 佛木寺の駐車場で泊まりました。

自転車遍路

 佛木寺のベンチで休んでると、お遍路さんが来て、歩きの人かと思ったら、自転車遍路の人でした。

 車のお遍路さんと、歩き・自転車のお遍路さんとは、クツと服装・荷物を見れば、なんとなくわかります。

 歩き・自転車の方が、言っちゃあ悪いけど、コギタナイカッコウちゅぅか、日焼けして汗臭いカッコウしてますね。(^^;

 千葉から10日ほど前に飛行機で来て、1番から自転車で巡り、途中でタクシー等も使って、ここまで来たが、仕事の関係で今日帰らなければならなく43番 明石寺で終わると言ってました。

 ワシは、地の利を得てますので、休み毎にお遍路出来ますが、わざわざ飛行機に乗って来る人も居るんですね・・ワシ マダ ノッタコトナイ。

歯長峠

 佛木寺を過ぎると歯長峠越えで、遍路道を歩いてても、それほどきつい道ではありません。

 一度車道に出て再び遍路道に入る所の遍路標識に
「車道を通ってトンネルを通るか、遍路道を歩くか、楽を取るか、苦を取るか、二つにひとつ」という主旨の事が書いてあります。

 ワシ・・今まで・・・たぶん「楽」な人生を歩んで来たと思うので「苦」を取りました・・・・
 はい、なんの迷いも無く・・・エライでしょ(^^; ホメテ クダサイ

 歯長峠で「苦」を取ったら、いきなり急坂で、ヒィーヒィー言いながら少し歩くと「これより200m急坂」と書いて道の脇に鎖が張ってありました。

 ゲゲッ・・・この、鎖につかまりながら行かんなアカンの?・・・・(*_*)

 鎖を手に取り、道を覆う草木の枝を払いながら登ると、思ったより短い時間で上がり終え、後は平坦な道・・・・今度は麓まで、ほぼ一直線に降りる急坂・・・・

 鎖こそ無かったけど、クモの巣には引っ掛かるし・・・・。
 それぞれ平等に1回ずつ、コケが生えてる岩で滑って転ぶし・・・・・
 越後屋は、先へ行ってしまうワシに、
「置いてかないで~・・」と泣くマネするし・・・

 そいじゃ、先に歩けと言えば、いやがるくせして、なんちゅぅ、ワガママな事ばっか言う奴じゃ。
 今度、わからんように置き去りにして、走って逃げてみようかな・・(^^;

  坂道歩けば、休みたがる・・・
  荷物持たせりゃ、重たがる・・・
  弁当持たせりゃ、喰いたがる・・・つー事は無かったけど・・(^^;   
                                  00/08/29記載

歩き遍路の3条件

 いつか書いたかも知れませんが、今までの遍路中は家の近く以外は、全て車中泊しました。

 歩き遍路は「時間」「金」「健康」の3つの条件が揃ってる人でないと出来なく、どれか一つでも条件が欠けると出来ないと何かに書いてありました。

 ワシの場合
   「時間」=地の利が有るので・・・何とか都合つけて・・・(^^;)

   「金」 =無い・・・・見事なくらい・・・(T_T)
      なもんだから民宿・ホテル代にも事欠き泊まれず、
      車の中で寝て宿泊代を浮かし・・・・(/_;)、

     遍路中の夕食は、6時過ぎにスーパーで
     2割引とか半額になってる物を買って飢えをしのぎ・・・(>_<)

     また、遍路に行く前の日に、麦茶をペットボトルに入れて
     冷凍庫でガチンガチンに凍らせ、発砲スチロールに入れて保存し、

    歩く時はそのペットボトルを1本ずつ持ち歩いて渇きをいやし
    自販機に、なるべくお世話にならんようなボンビーな生活をしてます。

    「健康」=一応、人並みと思う・・・胃下垂と近眼だけど・・・(^O^)

車中泊

 車中泊は、やっぱし最初の1日目が寝付きにくいですねぇ。
 次の日からは慣れと疲れで、だんだん寝付きが良くなってくるけど・・・。

 泊まる場所は、そりゃあ~・・寺の駐車場が一番良いです。

 他の車は、ほとんど居ないし静かで・・車が居ても、たいてい同志ですから。
 トイレの電気は消されてるけど、懐中電灯持って行きゃあ何ともない。(^^;

 小さい無人駅も同様に良い場所です。

 漁港が近くに有ったら、そこも候補地です。
 某箇所では、シャワーまで有りました。(^^;) ツカワセテ モライマシタ

 最近「道の駅」というのが出来ており、ここも良いのですが、やっぱし他の車の排気音とか、ドアの開け閉めでウルサク、あんまり寝れません。

 そして車中泊も慣れてくると、周りに他の人がいない場所の時は、闇夜の中をフリ○○でトイレの洗面所の水を体にザバッーとかぶったり、その日に着ていたハッピ等を水洗いします。!(^^)! ヤッチャッタ

 越後屋も最初は、恥ずかしがってましたが、
 えぇぇい・・・なにを今更、生娘じゃあるまいし・・・・(-_-;)

 最近は恥も外聞もだいぶ捨てられるようになってきたらしく、体を洗ってます。
 まぁ・・トシですから、越後屋のを見ても、だりも、そんなに喜ばんでしょうけどねぇ。
                  (@_@)。ワシ ゼンゼン ヨロコバナイ

 車中泊していると、たまに車の側を人が通った時にジロジロ見られますが、それも気にならなくなり、人間の適応力ちゅうもんは、大した物です。(-_-) ヤリャ デキル

 恥ずかしがっていたり、他人の目を気にしてては車中泊や野宿はできません。(^_^)v
 ある程度の開き直りと、あつかましさが無いと・・・

 ワシ、今までこれが無かったからなぁ・・気が弱くて・・まだ、チョット不足気味だけど・・・

 たぶん、歩き遍路で野宿してる人達も同じ思いをしてると思います。

 ワシらの方は、雨が降った時など、どんな事があっても屋根付きの場所(車の中)が有るという優位な逃げ場がありますが・・・。

 しかし、場所探しに時間を費やすのは同じと思います。

 はっ? 車ならどこに停めてもいいでねえか、ですか?・・・・ 

 へい、ワシ一人なら、どこに車を停めても寝れるんですが、越後屋がトイレの有る場所じゃなきゃ、どおぉぉぉ~~~してもアカンとほざくもんでして・・・

 で、場所探しに余りにも時間を費やしすぎるので、最近「簡易テント」を買い、そこで穴掘ってトイレ代わりにしろと言いました。!(^^)! ネコノトイレ ミタイニ・・・・

 ワンタッチでテントの中で、服を着替えたりする高さのある狭いやつ・・・幸い、今のとこ、まだ使用してませんが・・
          (編集後記:結局一度も使用していまへん、買って損した)。

 以前は、自炊道具を積んでいましたが、最近は余り使用しません。

 ちゅうのは歩き疲れて、さらに食事の支度や後片づけなどする気力が、ほとんど残らないのです。
 そりより、いっその事スーパーで買って済まそう・・と・・・

 わけてもワシの場合、その日の到着地に着いたら、越後屋をその場に残して、あらかじめ置いていたバイクで出発地へ戻り、そこで車にバイクを載せて越後屋の所へ行きます。

 次の予定地(トイレが有り、人があまり来ないという、ぜいたくな条件の場所)を探してバイクを置いて、やっと1日が終わります

 その間、約1時間・・越後屋は、ボォッーと待ってるだけ・・・(;_;)。

 鉄道が利用出来る時は利用しますが、なかなか鉄道が近くに無く、どおしてもバイクのお世話にならんと・・・。

 こんな疲れるエライ目をしていても、それでも、お遍路は止められんのですわねぇ(^^;ナンデカ ワカランケド・・・

                            00/09/03記載


 

編集後記(車中泊とバイク)

車中泊

 σ(*_*)らが遍路する時は、だいたい次の理由で車中泊してました。

 1 ボンビーなため、なんとか費用を切り詰めるため。
     まぁ理由という程の事もねぇけれど、この理由が最大ですなぁ。(^O^)

 2 出発・到着場所及び時間などが、旅館・民宿よりも自由度が多い。
      始めての時は野宿候補地を探すのにドエレエ目に遭いましたが、
     慣れてくると事前に調べたりして、だいたいどおいう場所が良いか
     野宿場所のコツが掴めて来ました。

車にバイクを載せる

 ただ、これをやるにはクリアーしなければアカン大きい問題点が有ります。
 それは車を置いた地点まで、どおして戻るか?・・です。

 一番最初の室戸付近を歩いた時、車に自転車を2台乗せて到着予定地点に自転車を置き、出発地点に車を置いて歩き始めました。

 で、無事到着地点より自転車に乗って車の所まで戻ってきましたが、その自転車に乗って帰るのがキツかったのですねぇ・・疲れてるのに・・

 これじゃアカンと思い、次の時に原付バイクを車に積んで、前と同じように到着地点にバイクを置いて歩き始め、到着地点よりバイクで車の置いてある所まで戻り、再び越後屋を迎えに行きました。

 
図のような感じです。

  
車にバイクを積み込み移動方法

 自動二輪だったら越後屋を乗せれるでしょうが、免許も持っていなく、また自動二輪だと重いので車に乗せるのは困難かもしれまへん。

 そいで、うん・・まぁ、これなら何とかなるなぁ・・という感触を得ました。

 車はスバル「バン」なので、バイクをロープで縛り付けて動かないようにしましてなぁ。
 幸い今まで、一度も車中で倒れた事はありまへん。

 バイクも着替えやらフトンやらの荷物で囲まれていたから、倒れようと思っても簡単に倒れなかったのかもしれまへん。

 バス・鉄道の交通機関が有る場所だと、それを利用出来ますが、どっちかと言うとあんまり交通が発達しとらん場所なので、そおいう場所ではこの方法は有効です。

 ただ・・往復に1時間ほどかかるんですねぇ・・・

 その間、越後屋は、只ひたすらボオッ~ッと待ってるだけ・・・
 こっちは疲れてるのに、バイクを運転して、車にヨッコラショと載せて戻るので、けっこう疲れます。

 


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