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尺八を携え歩いた四国遍路  H20.5.31 UP


参拝の手順

 参拝するのにも、人によってはいろんな形式がありますねぇ。(^^;)
 基本的な参拝手順は、

1 山門に入る時に一礼

    ワシら、ちゃんとしとる ^^;

2 手水を使って手を洗い口をすすぐ

   柄杓で手は洗ってるけど、口まですすいでおらん。^^;
   以前、どっかの団体の一人のオッサンが口すすぐのに、ガラガラガラ・・と
  ウガイしとったバカタリがおった。

3 輪袈裟を掛け、念珠を持つ

    ワシら、二人そろって不信心モンで、ケチだから持っていない ^^;

4 鐘楼で鐘を突く

   ワシらは、基本的に突いた事ない、寺の人もやかましいだろうと思って・・・・・。
    今まで1・2回程度かな・・・突いたのは・・八栗寺

   しかし団体は、これも聖なるイベントの一つじゃと思ってか、
  次々に順番に間を置かずに打ち始める事がある。

   火事の半鐘じゃあるまいし・・・・・・
   響きの余韻を楽しむ余裕ちゅうもんが無いんかのぉ・・・・
                       (-_-;)σヨワッタモンジャ

   印象に残ってるのは、奥の院である箸蔵寺の鐘を、だれもいない秋の早朝に突いた事あるけど、ゴォ~~ン・・ォ~ン・・ォ~ン・・・と、響きが良かったなぁ。(^^;)

5 本堂・大師堂の順で各々次の参拝する

●灯明・線香をあげる

    蝋燭2本・線香3本をあげるのが正式らしい。
    ワシら分担して、蝋燭(ワシ)と線香(越後屋)をあげとるけど、
   二人分じゃなくて一人分しかあげとらん・・ケチやから。

    しかも、100円均一の店で買った本数の多いやつ・・・
                       (^^;) ヨウハ ココロジャ

 ●納札・賽銭を入れる

    ちゃんと入れとる。

 ●開経偈・般若心経・真言・ご詠歌・回向文等を詠むらしい

八栗寺 ワシ・・だいぶ省略しとる・・・・
 それでも越後屋は、信仰心が芽生えて来たのか真言と回向文まで詠むようになってきた・・最近・・。

 団体さんは、先達さんの指揮下で一致団結して、開経偈から始まり、だいたいマジメに大声張り上げてやってますねぇ・・・ご詠歌は、やらんけど・・・・・

 ご詠歌をやるのは、7・8人のオバハン達の小さいグループが、チリ~ンを鳴らして、たまにやっています。

 女性のソプラノのご詠歌の合唱も、なかなかいいもんで、トシなのに、どこからそんな良い歌声が出るんかと思って感心します。
 CD有ったら、買うかもしれんなぁ・・・

 夫婦連れとか一人で来る人は、たいてい周りに聞こえないように遠慮してボソボソと小さい声でやってます。

6 納札所で納経帳に記入・押印してもらう

   ワシら、しとらん。
   車で一巡した時、越後屋が一生懸命やったから・・・・(^^;)

  二回目以後は、一回目の納経帳を出すと押印だけしてくりるらしいです。

 なお、これをやってくれる時間が決まっており、朝7時から夕5時までです。
 少しくらい遅れてもやってくりる所もありば、ピチッと止める所も有るらしいです。
 そのため、歩き遍路の人達は、5時まで間に合うように、常に気にかけて計画をたててます。

 アウトだったら、次の日の朝7時まで待っとらんなんし・・・・
 セーフだったら、まだしばらく歩くとか、次の早朝7時前に出発して次の日の行動に余裕が出ますから・・・・

 ワシらは、信心が足りんので納経帳に全然こだわらんから、朝の7時前じゃろおが、夕方5時過ぎじゃろおが、寺の人が居ろぉが居るまいが関係無く、自分の都合の良い時間に寺へ行って参拝します。
志度寺
 山寺のような落ち着いて気に入った寺なら、1時間でも2時間でも、時間の許すかぎり、その寺でボォォッ~・・と口開けて過ごし、落ち着かない寺だったらトットと出て行き、時間に縛られる事なくやっとります。 (^^;) ナハハハハ・・・

 しかし、団体バスの添乗員の人も大変ですのぉ・・・

 一番最初にバスから駆け下り、団体の人数分が入っている重たい納経帳の風呂敷やらカバンを担いだり、両手に持って納札所まで走って行き、他の団体より遅れると、その人数分だけ納経時間が遅れるから競争じゃわなぁ・・・・

 寺によっては、長い階段もあるから、体力と根性が必要やろおなぁ・・

 男性の添乗員も居るけど、女性の添乗員の時もあり、そういう場合はなぜか若いキレイなネエチャンが多いんだよね。(^^;)コリガマタ・・

7 山門を出て一礼する

   やっとる・・たまに忘れかかる時あるけど・・・ 

 以上が、参拝手順の基本です。
                          00/12/26記載




 編集後記

        特に無し


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