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 福田庵の濡れ縁 遍路日 2011.12.5  掲載日 2012.10.14


福田越えして「福田庵」へ/小豆島88箇所霊場・徒歩遍路記

福田越え

荒魂神社と吉田ダム   福田越え、小豆島88箇所徒歩遍路記    福田越え、小豆島88箇所徒歩遍路記

 福田ダムから82番「吉田庵」へ来る途中、川の対岸に荒魂神社が有るのを確認しており、下調べではその神社付近より、「福田越え」の山道が有るのがわかってました。

 ひとまず橋を渡って荒魂神社へ行くと、橋のたもとに遍路札が有り、川の上流へ向かって行くようになっております。吉田ダム

 良かったなぁ・・・何も無くて、わからんかったら海岸沿いの県道を行かにゃアカンかなぁ・・と思って心配していました。

 それにしても「荒魂」という名の神社も珍しく、初めてお目にかかる神社名で、さぞかし昔から云われの有る神社なのでしょう。

 付近は公園になっており、川沿いを歩いて行くと途中で道がY字路になってます。

 山側への道は「立入禁止」の看板とロープが張ってあり、どの道を行くか少々迷ったが川沿いに歩いて行くと遍路札があり、できればY字路の所にも標識が欲しい。

 吉田ダムが近くなり、川沿いの遊歩道を行くと、「へんろ道 福田庵」の案内看板が有り、そこから「福田越え」の山道に入るようになってます。

福田越えの遍路道      福田越えの鳥居      福田越えの祠

 細いコンクリ舗装で、けっこうキツイ道を上がると車道の赤い橋が見え、その下を潜ります。

 車道付近からは、石階段の道を上がって行くと、道に鳥居が立っており、こんなの有るとは聞いてなかったがなぁ。振り返って見た「吉田」集落

 鳥居を潜って少し行くと、山側に小さい祠が有り、先程の鳥居は、この祠のためなのでしょうか?

 もしそおならば、わざわざ鳥居を立てるほどだから、よっぽどの云われが有りそうなのだが説明看板も無く、代わりに空の一升瓶が祠の横に転がっていました。

 ここまで、わざわざ一升瓶を担いで酒盛りしに来たのじゃろうか?、せめて空瓶を持って帰れば良かったのにぃ、酔っぱらって忘れちゃったのかな。

 振り返れば「吉田」集落が見えます。
福田越えの山道     遍路道より「福田」集落が見えた      福田越え、小豆島88箇所徒歩遍路記

 そのうちに峠を越したらしく、下り坂となり遠くの山々が見え、やがて「福田」集落と海が見え、こおいう風景は良いですねぇ。

83番 福田庵

 草原が見えたと思ったら、そこが「福田」集落の始まりで、ミカン畑と民家の間に有る狭い道を行くと集落内の道へ出ました。福田庵

 が・・そこはT字路になっており、畑に有る遍路標識は今来た方向を指しており、どの方向へ行けば良いのかわかりまへん。

 まいったなぁ・・標識が倒れていたので、だれかが適当に畑に刺しちゃったのじゃろなぁ。

 こおいう場合は今までの遍路・巡礼経験で鍛え抜いた勘を生かして右へ行き、電柱の足場釘に遍路札が縛って有るのを見つけ、よかったあぁ~。いざり車

 その付近からは集落内の曲がり角毎に遍路札が有り、それに従って狭い道をウロウロ歩くとブロック塀から地蔵さんの頭が見えたので、ここが小豆島88箇所霊場の83番「福田庵」だとわかりました。

 後日、「小豆島88箇所霊場・徒歩用遍路地図」を買って、この付近を見ましたが、道の曲がり角等の特徴が記載されていなく、遍路札に慣れてない人や、見落としちゃうと迷子になるかもしれまへんなぁ。小豆島88箇所徒歩遍路記

 もっとも、迷子になったその付近で「ヨヨヨ・・・」と泣くマネしていれば、付近住民の人が助けてくれると思うが・・・

 83番「福田庵」は一見、普通の民家風で境内も狭いですが、トイレもキレイにしてありました。

 今朝、バスの運ちゃんとモクを吸いながら「山越えして、この福田に着くのは12時頃かなぁ・・」と言ったのですが、ちと予定より遅れて1時頃でした。福田庵より、小豆島88箇所徒歩遍路記

 83番「福田庵」の縁に座り、日向ぼっこしながら昨日買った餅の残りを食べて、わびしい昼食代わりにしました。(1番上の写真)

 壁に「いざり車」が奉納してあり、車の内側に「明治28年5月 記念のため奉納 美作国勝田郡南和気(米)村 名前・年齢」と書いてあります。

 小豆島88箇所霊場の遍路をしていて、奇跡が生じ足が治って歩けるようになったのでしょうか?

 83番「福田庵」から細い道を出ると、すぐに県道で、下調べの時は県道から入る時は「商店の脇、細い道を入る」となっていたが・・うん、確かに商店が有り、細い道を入るなぁ。
  

84番「雲海寺」と85番「本寺堂」(同一境内)

      遍路道、小豆島88箇所徒歩遍路記      遍路道、小豆島88箇所徒歩遍路記

 83番「福田庵」を出て県道を横切った所に遍路石が見え、ほほおぉぉ・・・県道を横切った道を、そのまま進むよおじゃなぁ。雲海寺の境内へ入る

 遍路道が有るなんて知らなかったので、県道から港に出てから次の札所寺まで、大回りしなければアカンのかと思ってました。

 とりあえず道標に従い、民家の狭い道を進むと、川に出てT字路になっており、はれっ?・・どこへ行けば良いの?

 川に橋が架かっており、その辺をウロ付くと、対岸の畦道のような所に遍路標識を発見!!雲海寺

 喜んで橋を渡ろうとしたら、橋にも遍路標識が有るじゃありまへんかあぁ~・・(^O^)ワッハッハッ・・おっちゃん、わからんかったでぇ。

 橋の遍路標識は、白地に黒で書いてあるから、近眼と乱視が有るトシヨリには単なる汚れに見えちまい、わかりにくかったのだよねぇ。

 せめて指し示している「手の図柄」を、赤色で描いてくれたら、もおちっと目立ったのにぃ・・と、ワガママを言ってみる。隣に有る本地堂

 山道と竹林の所を通ると、あっさりと84番「雲海寺」境内横に出たので、うん、これならば遍路道の方が絶対に近いわなぁ。

 この84番「雲海寺」境内には85番「本地寺」と2つ札所があり、まずは入って来た付近に有る84「番雲海寺」に参拝。

 次いで庫裡横の85番「本地堂」に参拝し、ここは玄関まで入る事ができ、久々に囲まれた空間内で尺八の響きは良かった。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「奥州薩慈」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。

 当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がpixtaで販売されています。



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