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 清滝への遍路道 遍路日 2011.12.7  掲載日 2012.12.18


「清滝山」遍路道を歩く/小豆島88箇所霊場・徒歩遍路記

粟地ダムへ向かって    粟地ダム    「粟地ダム」、小豆島88箇所歩き遍路紀行文

 「草壁」を8時頃に出発し、「寒霞渓」の「清滝山」遍路道へ向かってテクテク・・三五郎池付近

 小豆島88箇所霊場の13番札所「栄光寺」付近を「粟地ダム」へ向かって歩いてると、散歩している同年輩の人から声を掛けられましたが、σ(*_*)らのようにノホホンと歩いてなく早足で歩くのですねぇ。

 「粟地ダム」付近へ行くと、ここにも朝早いのに散歩をしてるトッツア・オバハンがいます。

 紅葉がまだ残っている「粟地ダム」周辺を歩き、「三五郎池」付近の分かれ道には石標識が有り、昔は茶店だったらしい壊れかかった小屋があり、昔は通る人も居て、それなりに繁盛したのでしょう。

「清滝山」遍路道、小豆島88箇所歩き遍路紀行文    「清滝山」遍路道、小豆島88箇所歩き遍路紀行文    清瀧山へむかって茶谷橋

 落ち葉が溜まった車道を、テクテク・・・茶屋橋のたもとに不動明王の石仏が立ってます。

 その付近から道が荒れ始め、道に亀裂が入って修復のためなのか、瓦のような物が入れてあります。道が荒れて瓦が入れてある

 雨水の排水が上手く出来てなく、雨水の流れにより削れて亀裂が出来たのでしょう。

 短い区間だけかと思ってましたが、上へ行くまでほとんど道に亀裂が入ってました。

 で・・瓦のような物は、そのものズバリ瓦で、最初は、まさか廃材利用の瓦を入れるとは思わず、瓦に似た粘板岩かなぁ・・と善意に解釈してたが違ってました。

 何でわかったかというと、物干し台の基礎部分まで亀裂に入れてあったもんでして・・・

 それでもまだ周辺付近に、見苦しい家庭ゴミ等が捨てられていないだけマシかもしれず、もっとも、道がこんな状態だと、車でここまでゴミを捨てに来れないが・・・。

 また亀裂に瓦を押し込んだだけでは、道の荒れ具合は改善されなく、結局雨水はそこを流れちまい自己満足でしょうなぁ。清滝山への休息所

 この道は単に小豆島88箇所霊場の14番札所「清瀧山」へ上がるだけの道だから予算が付かず、このまま補修されないように思う。

 先を行ってた越後屋が立ち止まっており、どおした?と思ったら「鹿が横切って行った」と言い、まだその付近に居ないかなぁ・・と思って口を空けて見ていたらしい。

 途中に「お休み処」の小屋が有ったが、これまた永年補修する人も居ないためか、ベンチが壊れかかっており、それでも無理して何とか座って、ここで一休みして、汗が出ていたので上着を1枚脱ぎました。

清滝山」遍路道、小豆島88箇所歩き遍路紀行文      清滝山」遍路道、小豆島88箇所歩き遍路紀行文      清滝山」遍路道、小豆島88箇所歩き遍路紀行文

 相変わらず亀裂の入った車道を歩き、さすがに、ここまで来ると瓦の廃材を運ぶ元気は無いらしい。

清滝山」遍路道、小豆島88箇所歩き遍路紀行文          清瀧山遍路道の様子           岩肌にある清滝寺

 やがて車道が終わり山道の遍路道に入りましたが、そんなに距離は無く、しばらくすると石階段が現れ、車道近くになると幅広の石階段となり、当時の信仰心が伺われます。

 そこを上がると小豆島88箇所霊場の14番札所「清瀧山」の有る車道に出ましたが、「草壁」からの遍路道は、そんなにキツイ道ではありませんでした。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「奥州薩慈」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。

 当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がpixtaで販売されています。



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