HOME > 遍路・巡礼 > 小豆島88箇所霊場「地図・目次」 > 32 夏至観音
遍路日 2011.12.9 掲載日 2013.1.4
碁石山の広い参道を降りると、小豆島88箇所霊場の1番札所「洞雲山」への分かれ道があります。
途中の崖窪には、何故か仏さんの頭だけが置いてありますが、何か云われがあるのでしょうか?
1番「洞雲山」には直ぐに着き、石垣の階段前にバイクを止めたトッツアンが、境内を掃き掃除していました。
階段を上がったすぐ前に立派な堂が有り、これが本堂かと思ったら大師堂で、「お休み処」も有ったので荷物を置き、尺八だけを持って境内を散策。
1番「洞雲山」境内の通路は、トッツアンが掃除していたので落ち葉一つ無く、実にすかすがしい気持ちです。
左側の岩窪に仏さんが一体立ってたので見に行くと、大きな池というか水溜まりというか・・が有ります。
岩窪の所には「弘法大師が杖で岩を叩いて水を出した」という、もうだいぶ聞き慣れた説明板も置いてあります。
たまには杖を叩くと、見目麗しい美女が、三つ指ついて「いらっしゃいませ」と言いながら茶を持って現れても良いと思うんだがなぁ。
杉木立の奥へ行くと崖に櫓が組んであり、そこが1番「洞雲山」本堂のよおで「仙雲窟」というらしく、櫓へ上がり管理人が居るかな?・・と思いましたが、灯りは点いてますが、だれも居ません。
隅っこには自在鈎に鉄瓶が掛かっており、自炊道具らしい物も置いて有るが、修行者が居るのでしょうか。
尺八を吹いて参拝しましたが、大きい洞窟だったので、ここも思ったほど響かなかったが、それでも外に居た越後屋が、珍しく「下まで良く聞こえた」と誉めてくれ、いつもはケチ付けるのに、嵐になって雨が降らにゃ良いんだが・・・。
「仙雲窟」を出て登楼の所に「夏至観音」のポスターが貼ってあり(一番上の写真)、さすが「観音」と名付けているだけあって観音さんの姿がキレイに現れている。
「夏至観音」ポスターも小豆島を歩き遍路してる時に良く見かけたが、この1番「洞雲山」がその現場だったのか・・と初めて気がついた。
あまりにも観音さんの姿がキレイに出てるので、最初は合成写真か何かでウソだろお・・と思ってたのですが、実際に現場へ来て見ると、いや・・有り得るかもしれん。
どの位置に現れるのかと付近の岩を見上げ、ポスターの写真と見比べながら撮影場所を推測しました。
どうやら「仙霊窟」櫓上の方向から撮ったよおなので、もう一度櫓に上り、岩の窪み具合等を比較して、ついに「夏至観音」が現れる場所を見つけました。
日光が岩に当たってないと、何の変哲も無い岩肌で、「夏至観音」が現れる岩付近には、丸い銅板のような物が打ち込んであります。
最初は気がつかず「これ、なんじゃらほい?」と思ったのですが、たぶん観音さんが現れた時に、首飾りのような飾りになるのだと思う。
ちなみにこの「夏至観音」が現れるのがわかったのは、そんなに古い時代では無く、設置されている「由来書」によると
平成元年、夢枕でこの地に奇瑞有りと知らされ、そおかなぁ・・と思って参拝し、ついでに記念写真を撮って見ると、畏れ多くも、もったいない観音様が写ってたそうな。
驚き慌てて、いつ現れるのかと探求したところ、
夏至を中心に数日間、
午後3時頃(全身が現れるのは数分だけらしい)
天気が良い(薄暗いとアカン)
と三拍子揃わないと現れないらしく、洞雲山住職が平成3年に「夏至観音」と命名したそうです。
いつでもヒマな時に見れるものではなく、時・場所・天候等限られた、偶然の一瞬の時しか見られないのを発見したのは、やっぱり現代の奇跡だと思う。ナモナモナモ・・・。
第一発見者が記念写真を撮らなかったならば、「夏至観音」は今もだれも気付かないままだったかもしれない。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「奥州薩慈」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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